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みなさんこんにちは。スペーシアといえば「わがやのワクワクマシーン!」というキャッチコピーの通り、広い室内と低燃費と力強い走りを実現した一家に一台欲しい車です。
頼もしいスペーシアですが雪道ではどうでしょうか。滑らずに走れるでしょうか。雪道の運転はどんな車でも大変なものですが、今回はスペーシアについて詳しくご紹介します。
どんな車が雪道に強い?
スペーシアについてご紹介する前に雪道に強い車について詳しくご説明いたします。
最低地上高は高いほうがいい
当然のことですが、最低地上高は高い方が雪道を走りやすいです。最低地上高が低いと腹を雪に擦ってしまいます。除雪ができていない道では雪をかき分けて進むことになります。車の腹が雪に乗り上げてタイヤが浮いてしまい動けなくなる「亀の子状態」になることも考えられます。
重い車と軽い車はどっちが雪道に強いの?
重い方がタイヤの接地面積が増える、軽い方が滑った後の立て直しが簡単など色々な説があって結局どちらがいいか迷うところです。
重いものが走り出したら停まるには大きな力が必要です。重い車は雪道では制動距離が伸びてしまいます。走破性も大切ですが、雪道ではそうでない道より制動距離が伸びてしまう点に注意が必要です。
4WDがおすすめ
特に雪がひどい時には4wdでなくては発進できないこともあります。2wdだと雪が積もった上り坂を上れずに立ち往生するしてしまい、他の車の迷惑になってしまうこともあり得ます。雪が積もる地方では4wdは必須と言ってもいいくらい重要です。
JAFがこんな実験をしています。
4wdの必要性と車両重量が軽いメリットが分かります。
スペーシアの特徴は?
引用：スズキ公式サイト
では、スペーシアの特徴はどうでしょうか。スペーシアのライバルと言われるホンダのN-BOXと、オフロード走行が得意なスズキのジムニーと雪道の走行に関わる特徴を比較してみました。
| 最低地上高 | 車両重量 | |
| スペーシア 4wd | 150mm | 920kg |
| ジムニー 4wd・5MT | 205ｍｍ | 1,030kg |
| N-BOXG・Honda SINSING 4wd | 145mm | 950kg |
やはりジムニーと比べると最低地上高は敵いませんが、N-BOXとはほとんど差はないようです。スペーシアが特別雪に弱いということはないでしょう。
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雪道で走るコツ
急のつく動作をしない
急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキは禁止です。急いでいると急発進や急加速をしがちなので時間に余裕を持って行動しましょう。そっとアクセルを踏み早めのブレーキを心がけましょう。
ゆっくり走ろう
くどいようですが、時間に余裕を持って行動しましょう。雪道でスピードを出すと滑ってしまいます。
カーブの前はいつも以上にスピードを落とす
雪道でなくてもカーブの前はスピードを落としますが、雪道では徐行するくらいの気持ちでスピードを落としてからカーブに入りましょう。曲がりながらブレーキを踏むとあらぬ方向に車が滑っていく危険性があります。
車間距離を空ける
雪道では制動距離が伸びます。急ブレーキを踏むと車が滑る危険があります。追突しないように車間距離は十分開けましょう。
轍の上を走る
他の車が通ったタイヤの跡をなぞるように走ったほうが走りやすいです。
雪道に用意しておく物
- 雪下ろし棒(スノーブラシ)
- 解氷スプレー
- スコップ
- スタックステップ
まず運転する前に車に雪が積もっている時は雪下ろし棒(スノーブラシ)で雪を下ろします。この時、ガラスの雪だけではなく屋根雪も全て下ろしましょう。信号で停まった時に屋根雪がフロントガラスに落ちてきて前が見えなくなります。ガラスに氷が貼りついている時は解氷スプレーで融かします。
想像したくありませんが、万が一雪にはまって動けなくなる「スタック」という状態になった時はタイヤの周りや車体の下の雪をスコップでどかして空転しているタイヤにスタックステップを敷いて脱出しましょう。
まとめ
スペーシアは広い室内と低燃費、力強い走りを実現しましたが雪道での走行性能は平均的です。
- 最低地上高は高い方がいい
- 4wdは必須
- 車両重量は軽い方が制動距離が短くて済むので雪道に強い
以上が雪道に強い車の特徴です。車の性能を活かすためには運転手の心がけと備えが大切です。
- 急のつく動作は禁止
- 時間に余裕を持ってゆっくり走る
- 車間距離を空ける
- 轍の上を走る
どんな車も過信は禁物です。雪道で走るコツと用意しておく物を忘れずに運転しましょう。
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