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皆さんは車のタイヤを変えるとき、何を基準に取り替えるようにしていますか？
年数？タイヤの減り方？走行距離？色々あると思います。
私の友人の場合、年数とタイヤの減り方を基準に取り替えたりしてるみたいですが、『タイヤを変えたのは３年前（だったはず）』とか『タイヤの溝がまだあるから取替えは来年だな（笑）』とかよく聞きます。
でも皆さん、タイヤの取替え時期には色々と目安にするものがあることをご存知ですか？
今回は、スズキのアルトワークスのタイヤ交換について詳しく見ていきたいと思います。
アルトワークスのタイヤのサイズは？タイヤの値段は？
軽スポーツカーの中で、ランキングの上位に上がってくるスズキのアルトワークス。
まずはタイヤのサイズから見てみましょう。
165/55R15 75V となっております。
ちなみに、165→タイヤの幅
55 →偏平率（数字が高いほど、路面からの伝達する衝撃を吸収できます。）
R →ラジアル構造（現代のタイヤの構造はほぼこれに統一されています。）
15 →タイヤの内径
75 →ロードインデックスタイヤ1本で支える事のできる最大負荷能力指数
V →速度記号 となっております。
この数字を見ながらタイヤを選定していくわけですが、そのタイヤも選ぶものによっては
金額はバラバラ（汗）ちなみに例をあげると
ブリジストンREGNO GR-Leggera 165/55R15 75V →9500円程度
ZWWTWX ZT1000 165/55R15 75V →2400円程度
（インターネット調べ）
となっております。
金額が結構違いますね（汗）では、なにが違うのかというと耐久性や素材、タイヤ自体の完成度などがあるそうです。当然、金額が高いほど完成度が高く車の性能を発揮できるようになります。
せっかく走るのですから、安全にかつ快適に走りたいものですよね。わからない部分は、タイヤ専門店のスタッフさんに詳しく聞いてみるのも宜しいかと。
タイヤの取り換え時期はいつ？判断基準は？？？
さてタイヤの性能や金額について、大まかに理解したところで次に気になる部分は
『タイヤはどのタイミングで交換するの？その判断基準は？』
タイヤ専門店に行って直接確認することも可能ですが、その他にも手間をかけず、自分である程度確認できる方法もあるので、今回はそれに注目してみましょう。
タイヤのスリップラインを確認してみる!
タイヤには『スリップライン』というものがあり、簡単に言うと『タイヤがすり減って何ミリ以下になったら取替時期ですよ』というもの。
具体的には『タイヤの溝が1.6mm以下になったら交換時期』になります。通常、タイヤを新品で買った時には、その溝が8mmになっています。それが、走った時に生じる摩擦により段々とすり減っていき、性能が低下していきます。
合わせて、走行距離によってもタイヤはすり減っていきますが、基準としては走行距離が5000ｋｍ程度走ることにより、タイヤが1mm減るといわれています。
なので、計算すると、8mm（新品）－1.6mm（取替数値）とみて、1mm減るのに5000ｋｍ走ることを計算すると、8mm－1.6mm（6.4mｍ）×5000ｋｍ=32000ｋｍ（走行距離）となります。
一般的に走行距離が18000ｋｍ～19000ｋｍでタイヤの消耗率が6割程度といわれているので上の計算式とやや近い数字になりますね。
ただし、タイヤのすり減り方には他にも原因があり、例えば『急発進、急加速、カーブ走行による負荷』等があり、距離のみならずこういった部分での劣化もありますので、気を付けてください。
タイヤの減り方や走行距離は、こんな感じで参考にしてください。
ただし、タイヤの劣化にはその他にもチェックする部分がありますので、次項ではその他の
要素について説明していきましょう。
（２）その他の要素！車の駐車状態によってもタイヤの劣化は生じる！！！
タイヤは、走行距離や走り方によって減り方が変わるというのを前項で学んだと思いますが
その他にも影響する要因がありますので、具体的に説明していきます。
まずは駐車場所、直射日光や紫外線の当たりやすい場所に車を停めておくと紫外線の影響により、タイヤのゴム性能が劣化していきます。弾力性が無くなり衝撃に対して弱くなるのでバーストの原因になりやすいです。
タイヤの劣化のわかりやすい判断として、ひび割れがありますが特にタイヤ側面のものには要注意です！
その他にも雨や風害、塩害の栄養でもタイヤは劣化するのでなるべくなら、車を運転しない時は、それらの影響の少ない所に駐車することをお勧めします。
また、上記の理由によりタイヤの性能は走らなくても劣化するので、間隔で『走行距離もまだ過ぎていないし、スリップラインも見えないから大丈夫！』と思わず、買った年数によっても判断しましょう。
タイヤの側面にはタイヤの大きさ（165/55R15 75Vのような番号）の他に、４ケタの数字が示されています。
その数字によって製造年月が判断できるので、一度見てください。それこそ、距離こそ走ってないけど買った年数によっても劣化しているので、気を付けてくださいね。
タイヤの交換年数の目安としては、4～５年とされていますが（スタッドレスは3年程度）、数字の見方としては、「1217→西暦2017年の12週目に製造」となりますので、2017年の３月～4月に製造されたものと判断できます。
タイヤの交換の仕方は？
最後にタイヤの交換を自分で行ってみましょう。一番基本的な『車に搭載されているタイヤ交換用器具』を使って行きます。
その他のやり方はあくまで、今回説明する方法をもっと楽にできるだけなので、手持ちに
器具が無い緊急時に行える方法で説明していきます。
まずは機器の確認。車種にもよりますがトランク付近（特にスペアタイヤ付近）に設置されている機器を探してみましょう。袋に入っているクエスチョン状の棒、L型の棒、ひし形の機械がそれに当たります（くるくる棒、L型ボックスレンチ、パンタグラフジャッキといわれるものです。）
順番に行きましょう。
（１） ジャッキをフレームの凹部に掛かるように設置して、ある程度までは手で調整する。
（２） ジャッキがフレームに引っかかったら、くるくる棒を使いジャッキに負荷を掛ける。
（３） タイヤが浮く前で止めて、レンチを使いタイヤのボルトを緩めていく。
※その際にボルトを外す順番は、外したボルトの対角に当たるものを緩めていく。
（この段階ではボルトは外さなくても良いです。）
レンチを使う際は、レンチに自分の体重をかけて回してくださいね。
（４）くるくる棒を使い、ジャッキをタイヤが浮く状態にする。
（５）タイヤが浮いたらボルトを完全に外して、タイヤを交換します。
※タイヤを交換した際に、ボルトを回しますがその際も『対角』に回していきます。
締め付けた際にバランスが崩れないようにするためです。
（６）ボルトをレンチである程度締めたら、ジャッキを緩めてタイヤを接地させます。
（７）タイヤを接地させたら、再びレンチ（+体重）を使って、ボルトを対角に締めていきます。
※締めすぎるとハブボルトが破損するので、注意が必要です。
（実際の作業は文章や耳で聞くより直接出来る人のを参考に練習してみましょう。）
まとめ
いかがでしたか？
タイヤもその時々の条件によって交換時期が変わります。
車を安全に快適に乗りこなし、楽しいマイカーライフを満喫しましょう。
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