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どうもこんにちは。前田です。
新型ランディに乗っているみなさん、リフトアップってご存知ですか？リフトアップと言うと、スキンケアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回は車のリフトアップ（別名、ハイリフトとも言います）についてのお話です。あなたのお使いの新型ランディがリフトアップに向いているのかも解説していきますね。
リフトアップとは？
リフトアップとは何か
車のリフトアップとは、車を改造（カスタマイズ）して車高を高くすることです。同じ意味で、ハイリフトという呼び方もあります。車高が高くなるので、リフトアップした車は少し大きく見えます。方法は様々で、どれくらい車高を高くするのかも自分のアレンジ次第です。反対に、車高を低くすることはローダウンといいます。
リフトアップのメリット
リフトアップすることによってどんな良いことがあるのでしょうか？
目線が高くなり運転しやすくなる
まず、リフトアップにより目線が高くなるのはメリットと言えるでしょう。見晴らしが良くなるので運転もしやすくなります。バスなどで高い位置にある席に座ると、何となく良い気分になりませんか？あの感覚に近いものがありそうですね。
走破性が上がる
走破性とは、走りにくい道（舗装が十分でなくガタガタした道など）を走り抜けることができる性能のことです。そもそもリフトアップは、この走破性を上げることで舗装されていない道も走り抜けやすくすることが目的でした。
リフトアップした車で林道を走る動画がありましたので載せておきます。なかなかの悪路ですが、走破しています。すごい。
ドレスアップ効果（見栄え）
舗装されてない道を通ることが少なくなった現在では、このドレスアップ効果のためにリフトアップをする人が多いです。リフトアップした車は迫力が出て見栄えが良くなるのです。同じ車種の中でも他の車と差別化ができますし、特別感が味わえるので自分の車への愛着が増します。リフトアップした車体に合うタイヤに変えれば、かなり見た目も変わってきそうです。
では、リフトアップ前と後でどれくらい見た目に差が出るのでしょうか？気になりますよね。ランディではありませんが、スズキのジムニーをリフトアップした方のSNS投稿を見つけたので、紹介します。
https://twitter.com/JIMNY_462/status/1161157607895097344
いかがでしょうか？迫力が増していますよね。この方は2インチリフトアップされたとのこと。2インチとは、約5cmです。5cmのリフトアップでかなり見た目が変わることが分かります。
リフトアップのデメリット
リフトアップにはデメリットもあるのでしょうか？リフトアップすることによって生じるデメリットも見ていきましょう。
走行時の安定感が落ちる
まず、走行時の安定感は落ちることが予想されます。リフトアップにより車高が高くなった分、バランスを崩しやすくなるので、カーブを曲がる際などで不安定さを感じる可能性があります。また、風の影響を受けやすくなるので、横風などにも注意が必要になります。
車検が通らない!?
リフトアップしたことにより車検が通らなくなってしまえば、車に乗ることができなくなってしまうので注意が必要です。車検をクリアするためには、車検証に記載されている全高と高さが合っている必要があります。概ね、車検証の全高±4cm以内であればクリアできると言われているため、リフトアップは4cm以内で行う人が多いです。
しかし、リフトアップに使用する部品の中には、車検非対応のものもあるので、事前によく確認しましょう。
また、全高が2ｍを超えてしまった場合、小型自動車の条件で車検を通すことができなくなります。その場合、陸運局で構造変更申請をしなければなりません。
四角が増える
また、四角が増えることもデメリットです。車高が高くなるため、車の足元が見えにくくなります。小さな子供の姿などを捉えにくくなりますので、今まで以上の注意が必要になるでしょう。
リフトアップの方法は？
リフトアップの方法は、どのようなものがあるのでしょうか。代表的なやり方を2つ紹介します。
スプリング（バネ）やサスペンションを交換する
一般的にはこの方法でリフトアップする人が多いです。純正のスプリングを、リフトアップ対応のスプリングに変えるというシンプルな方法です。このスプリングは、車のサスペンション部分にあります。（サスペンションとはタイヤと車体の間にある装置のことで、サスペンションがないとタイヤが受ける衝撃が直接車体に伝わってしまいます。）
また、サスペンション自体を純正のものから車高調サスペンションに変える方法もあります。車高調サスペンションはその名の通り車高を調整できるので、高くすることも低くすることもでき便利です。
こちらの動画では、スプリング交換の過程を詳しく紹介しています。動画の最後に、リフトアップ前と後の比較イメージも確認することができますよ。
ボディリフト
ボディリフトとは、フレームとボディとの間にブロックを入れることで、車高を上げる方法です。ただし、この方法はラダーフレームというはしご状のフレームを採用している車のみに対応します。ジムニーなどがその代表で、残念ながらランディは非対応です。
ボディリフトのやり方についてはこちらの動画で詳しく説明しています。
上記のような方法でリフトアップができます。また、リフトアップをすることでより大きなタイヤを装着できるようになるためさらなるリフトアップも叶ってきます。このようにいくつかの方法を組み合わせるパターンもあります。
新型ランディのリフトアップについて
では、新型ランディはリフトアップに向いているのでしょうか？個人的な意見としては、ランディはリフトアップにあまり向いているとは言えません。理由は2点あります。
ファミリー向けの車はリフトアップの必要性があまりない
上記で見てきたように、リフトアップというカスタマイズにはデメリットやリスクもありますし、技術的にも素人が簡単にできるものではありません。高い走破性やドレスアップ性を追求しているような、趣味で車を楽しむ個人の方向けと言えると思います。
また、リフトアップに向いている車は、比較的小型で乗車定員は少なめだけれど、走破性が高めに作られている悪路に強い車です。スズキ車だとジムニーやハスラーがこれに当たります。これらの車種は、リフトアップによりさらに走破性高めることができます。また、車体が小さいのでリフトアップで大きなタイヤにした際の迫力が増します。
これに対してランディは、最大で8人が乗るようなファミリー向けの車です。ドライブに向いている先進技術が多く盛り込まれていますし、一般的な道路なら全く問題なく走ることができるので、わざわざリフトアップをする必要性はあまりないのかなと思います。
リフトアップ向けのサスペンションが手に入りにくい
ランディ向けの車高調サスペンションのキットは売っていますが、ローダウン用のものばかりでリフトアップ向けのサスペンションキットはないようです。そのため自分でサスペンションを取り替えようとしても、手に入りにくいのです。
それでもランディをリフトアップしたいと思う人は、やってくれる業者を探してお願いしてしまうのが確実かもしれません。
ランディの初心者でも簡単にできるDIYは？
少し話が逸れますが、リフトアップではくても、愛車の新型ランディをカスタマイズしたい!という方もいるかもしれません。リフトアップではありませんが愛車の見た目を格好よく変えたいという方にはタイヤとホイールの交換がオススメです。
タイヤ交換なら、自分でやったことがある人も多いでしょう。やったことがなくても、リフトアップと比較すればかなりハードルが下がると思います。タイヤとホイールが変わればかなり見た目も変わりますので、初心者の方にオススメのDIYです。
まとめ
- 車のリフトアップとは車を改造（カスタマイズ）して車高を高くすること
- リフトアップには運転がしやすくなる、走破性が上がる、ドレスアップ効果などのメリットがある
- リフトアップには安定性の低下、車検に通すための注意が必要、四角が増えるなどのデメリットがある
- リフトアップの方法としては、スプリングやサスペンションの交換、ボディリフトなどの方法がある
- リフトアップは個人の趣味の範囲で行う人が多く、ファミリー向けの車であるランディにはあまり向いていない
いかがでしたか？車のリフトアップについての記事をもっと読みたい方はこちら↓
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