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CMや街中で見かけると、その可愛さに「ハスラーが欲しい!」と思ってしまう魅力のあるハスラー 。しかしいざ購入するとなると、気になるのはお金のことですよね。
購入してからの維持費は?ガソリン代、保険代、税金etc… 1つ1つ調べるのも大変ですよね。
そこで今回はハスラーの維持費を徹底調査!年間維持費はいくらになるのか?さらに2019年度の税金の最新情報も合わせてご紹介します!
ハスラーの維持費はどんなものがある?
引用:スズキ公式HP
車を所有した場合にかかる維持費とはどんなものがあるのか、あまり詳しく知らないという方も多いかもしれません。
維持費には大きく分けて2種類あります。
- ガソリン代などの月々かかる費用
- 自動車税や車検など、年一回または2年に一回など、年間でかかる費用
それぞれ細かく見ていきましょう。
毎月かかる維持費
毎月かかる維持費は、ガソリン代、駐車場代、そして月払いの場合は任意保険も月々の維持費に当てはまります。
月々かかっているのは知っているけど、改めて考えたことがない方も多いかもしれませんね。あまり見たくないですものですよね(笑)。
これらをまとめると下の表のようになります。
ガソリン代 | 6,270円 |
駐車場代 | 8,000円 |
任意保険 | 4,460円 |
合計 | 18,730円 |
ガソリン代だとガソリン価格や燃費が大きく影響しますし、駐車場代も都心か地方かでかなり差が出ます。任意保険も保険会社によっても違いますし、年齢・等級など一概に平均を出せないので分かりづらいかもしれませんね。
しかし基準は知っておきたいですし、どうやって算出するのかがわかれば計算もできるので、詳しく説明していきましょう。ご自身の環境に合わせて計算してみてください。
ガソリン代
一番の変動費であり、わかりやすい維持費ですね。ガソリン代はガソリン価格と燃費、走行距離(月どのくらい走るか)で変わってきます。計算式としては、
ガソリン1リットルの値段×走行距離÷燃費
となります。毎月給油するだけで、事前にガソリン代を計算したことがない方も多いかもしれませんね。
走行距離
参考になる資料があったので、こちらを参考に計算してみます。
年間予想最大走行距離の目安 | 予想される車の使用状況 |
---|---|
5,000km未満 |
参考目安 1日あたり:約13km以内 1週間あたり:約95km以内 1ヵ月あたり:約416km以内 使用例 車の使用は週末に近所のスーパーへの買い物などであまり乗らないなど |
5,000km以上10,000km未満 |
参考目安 1日あたり:約27km以内 1週間あたり:約191km以内 1ヵ月あたり:約833km以内 使用例 平日に近場の職場や駅に通勤や送り迎えで車を使用 |
10,000km以上 |
参考目安 上記の距離を超える場合 使用例 毎日片道25km以上の通勤で車を使用 |
引用:アクサダイレクト
今回は日常使いが主な用途だと考えて、多く見積もって年間最大1万km走る設定で計算したいと思います。上の表だと月の走行距離約833kmなので、計算しやすいように830kmとします。
ガソリン価格
2019年5月現在のガソリン価格の全国平均が1リットル当たり144,6円なので、四捨五入して145円/Lで計算します。
燃費
ハスラーの燃費はCVTかターボ車かで少し変わってきますが、今回は一番市場に出回っているCVT車で計算します。CVT車のカタログ燃費は32.0km/L、実燃費はだいたいカタログ燃費の60%と言われているので、19.2km/Lで計算します。
月に約6,270円のガソリン代がかかる、ということになりますね。
リッター
25.73キロ~185キロ走って
ガソリン
7.19リットル
なので~SUZUKI
ハスラーさま~20180104~#那覇 #那覇市 #沖縄 #沖縄県 #naha #okinawa #レンタカー #suzuki #スズキ #ハスラー pic.twitter.com/vpUhnD7Gy3
— YSB(わいえすび~) (@ysb_) January 4, 2018
https://twitter.com/yakibutasibou/status/638254227375001600
ハスラーの燃費についてはこちらの記事で詳しく書いてあるので参考にして下さい。
駐車場代
これは一軒家などでかからない人もいますが、今回は費用として組み込みます。
全国平均の8,000円がかかるとします。
任意保険
強制保険と呼ばれる自賠責保険と違い、任意での加入となる任意保険。
万一の事故の際に自賠責保険の補償だけでは不十分な場合の幅広い損害をカバーしてくれる保険なので、ほとんどの運転者が加入しています。
任意保険は年齢・等級・損害のカバーの範囲などでかなり変わってきますので、あくまで参考程度にしてくださいね。今回は私、管理人宏樹を想定した任意保険での算出です。
- 40代
- 男性
- 愛知県在住
- 17等級
- 26歳以上補償
- 日常的な使用目的
- 予想走行距離は10,000km
- 車両保険あり
などです。もっと細かいのですが、複雑なので割愛します。少し高めの補償内容の設定だと思ってください。
この条件での平均の保険料が年間53,530円だったので、月割りすると4,460円になります。
ハスラーにかかる税金
引用:スズキ公式HP
税金は何かと面倒でよく分かりませんよね。
ハスラーにかかる税金は3つです。
- 自動車取得税
- 自動車重量税
- 自動車税
それぞれ払うタイミングが違います。
引用:チューリッヒ保険会社
車両本体価格(メーカー希望小売価格) |
1,366,200円 |
諸費用合計金額 |
106,270円 |
自動車税(5月) |
0円 |
自動車取得税 |
11,300円 |
自動車重量税 |
3,700円 |
自賠責保険料 |
35,610円 |
リサイクル料金 |
8,690円 |
登録(届出)諸費用等(概算)
|
46,970円 |
オプション合計金額 |
0円 |
メーカーオプション合計金額 |
0円 |
ディーラーオプション合計金額 |
0円 |
自動車取得税
自動車取得税は、車を購入する時に一度だけかかる税金です。知らない間にひっそりと見積もりに組み込まれています(笑)。車本体の価格とカーナビなどの装飾品の合計金額(1,000円未満切り捨て)の2%の金額を支払います。
例えば、先ほどの『Gグレード 2トーンルーフ 2WD CVT車』という車種だと、本体価格は1,366,200円です。オプションはなしとして、1000円未満切り捨てで1,360,000円の2%なので、
1,36,000×2%=27,200円が自動車取得税として払う事になります。
J・G 2WD CVT車
引用:スズキ公式HP
引用:スズキ公式HP
Jターボ・Gターボ 2WD CVT車
引用:スズキ公式HP
引用:スズキ公式HP
グレードにもよりますが、こちらのグレードだとなんと50%もの減税となります!
つまり、27,200円×50%=13,600円
これが購入時にかかる自動車取得税です。
色々なグレードをシミュレーションと計算比べをしてみましたが、どれもシミュレーションの方が安く出ているので、少しお得になっているようです。
また、この自動車取得税なんですが、2019年10月1日に消費税が10%に引き上げられる時点で廃止される予定になっています。
エコカー減税の減税額はグレードによって差があるので、気になるグレードの見積もりを見てみて下さい。
ハスラーのグレードについてはこちらも参考にしてください。
重量税
重量税は車の重さにかかる税金で、新車の場合は3年分を購入時に支払い、その後は車検ごと、つまり2年ごとに支払います。
普通自動車は0.5トンごとに税が上がりますが、軽自動車は一律3,300/年です。
新車の場合は3年分を購入時に支払うので9,900円となりますが、自動車取得税と同じく重量税もエコカー減税が受けられます。
重量税の場合は本則税率という本来の税率の額からの減税です。現在販売されているハスラーの減税率は50%か25%なので、それぞれの重量税額は以下のようになります。
新規購入の場合
エコカー減税なし | 本則税率 | エコカー減税50%
J・G 2WD CVT車 |
エコカー減税25%
Jターボ・Gターボ 2WD CVT車 |
9,900円 | 7,500円 | 3,700円 | 5,600円 |
2回目以降の車検時に払う重量税は、現在エコカー減税対象車であれば減税額に関係なく5,000円となっています。しかし、これは少し注意が必要です。
現在エコカー減税は2021年4月30日までの施行予定となっているので、その後どうなるのかはまだわかりません。
この辺りの税に関する法律は結構コロコロと変化するので、注意してみておく必要がありますね。
軽自動車税
車を乗っている人には一番馴染みのある税金ですね。4月1日の時点で車を所有している人に毎年1回課せられます。種類としては地方税となり、軽自動車は市区町村に納めます。
軽自動車の自動車税は一律10,800円となっています。そして、こちらも初回のみですがエコカー減税で減税されるので、購入した年の翌年に払う自動車税は安くなります。
https://twitter.com/BANANAHUNTER3/status/994415311796424704
エコカー減税率50% | エコカー減税率25% | |
初年度 | 5,400円 | 8,100円 |
2年目〜12年目 | 10,800円/年 | 10,800円 |
13年目以降 | 12,900円/年 | 12,900円 |
ハスラーはエコカー減税で税金はお得になっている!
引用:スズキ公式HP
ハスラーは軽自動車の中でも屈指の燃費の良さを誇っているので、エコカー減税を受けられるのは当然だと言えるでしょう。そのおかげで通常より購入時の税金を安く抑えることができます。
その他年単位でかかる維持費
そうです、税金だけではありません。車を維持するのに必要なお金はまだあります。年間でかかる代表的なものを表にしてみました。
自賠責保険 | 購入時 35,610円
車検ごと 25,070円/2年 |
車検代 |
約30,000円/2年 (重量税・自賠責保険なしの整備費用のみ) |
タイヤ代 | 約40,000円/3年 |
自賠責保険
自賠責保険は必ず加入が必要な保険で、強制保険とも呼ばれています。車を購入した時や車検を受ける時には必ず入らなくてはいけません。金額も決まっています。
新車購入時に3年分の35,610円を支払い、その後は車検ごとに2年分ずつ加入します。
車検代
2年ごとに受けなければならない車検ですが、一般平均では整備費用のみで30,000円、重量税と自賠責保険を含めると約60,000円が2年に一回かかる事になります。
タイヤ代
タイヤはそうそう変えるものでもないかもしれませんが、日常使いだとしても3~4年に一回は交換した方が良いとされています。
ハスラーのタイヤは165/60R15というサイズですが、このサイズの価格は1本6,000円~12,000円ほどなので、1本10,000円として4本だと40,000円が3年ごとにかかります。
ハスラーのタイヤ交換方法は?時期はいつ?値段(費用)はいくら?
一ヶ月の維持費と一年間の維持費はどれくらい?
引用:スズキ公式HP
全ての維持費を一ヶ月と一年間で換算してみました。
先ほどシミュレーションをした『Gグレード 2トーンルーフ 2WD CVT車』での計算です。
一ヶ月 | 一年間 | |
ガソリン代 | 6,270円 | 75,240円 |
駐車場代 | 8,000円 | 96,000円 |
任意保険 | 4,460円 | 53,520円 |
軽自動車税 | 900円 | 10,800円 |
重量税 | 209円 | 5,000円 |
自賠責保険 | 1,044円 | 25,070円 |
車検代 | 1,250円 | 30,000円 |
タイヤ代 | 1,111円 | 40,000円 |
合計 | 23,244円 | 272,630円 |
節約するなら毎月の維持費を見直そう!
このように比べてみると、毎月必ずかかる「月々の維持費」の方が高いことがわかります。
税金や自賠責保険は金額が決まっていますし、タイヤや車検は車を安全に保つために重要なのものなので、安さを重視して節約しすぎるのはおすすめしません。
なので、維持費を抑えたいなら月々の維持費を安くすることに注目してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
- ハスラーの維持費には毎月かかるものと年単位でかかるものがある。
- ハスラーの税金はエコカー減税で安く抑えられている。ただし、エコカー減税の終了など今後の政策に要注意!
- 年間維持費は約272,000円。月に換算すると約23,000円。
- 節約するなら毎月かかる維持費を見直そう!
ハスラーの維持費について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。ハスラーを検討中の皆様のお役に立てることを願っています。
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