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みなさんは、自分の車を今よりもっとかっこよくしたい、と思ったことはありませんか? あるいは、車体についてしまった傷をどうにかして隠したい、と思ったことは?
おそらくですが、誰もが一度はそう思うはずです。しかし、結局やり方がわからずに諦めてしまう方が多いのではないでしょうか?
そんなときは、車を塗装しましょう! 塗装すれば、あなたの車はもっとかっこよくなりますし、傷だって見事に隠せてしまいます!
そこで今回は、新型バレーノを例に、車の塗装方法をまとめてみました。この記事を読めば、今より確実に塗装に詳しくなれるでしょう。
また、今回は塗装を業者に任せる場合と、自分でDIYする場合の費用も比べてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
新型バレーノの塗装のやり方
引用元：スズキ公式サイト
では、新型バレーノの塗装のやり方を見ていきましょう。
塗装は基本的に屋外で行います。スプレーを使いますので、人通りが少なく広い場所が理想的ですね。
また、雨の日や風の強い日は避けるようにしましょう。個人的には晴れの日が良いと思います。
用意するもの
それでは、塗装に必要な道具をそろえていきましょう。
先ほども言ったように、今回はスプレーを使って塗装します。ですので、当然ながら塗装用のスプレーが必要になります。
まずはカラースプレー。車の塗装には欠かせないアイテムです。これがなければ何もできません。
自分が好きな色を選ぶといいんじゃないかな。
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次はぼかし剤です。これをあらかじめ塗っておくことで、カラースプレー特有のザラザラが発生するのを防ぐことができます。
続いてはクリア剤です。カラースプレーのあとに使用することで、全体的にピカピカで綺麗な仕上がりにすることができます。やり方次第では、新車に負けず劣らずの輝きを得られることでしょう!
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スプレーは以上の3種類だけで大丈夫です。いずれも、近くのホームセンターやカーショップで購入可能なはずですよ!
また、これとは別に、マスキングテープも購入しておきましょう。これでスプレーが付いてほしくない場所を守ることができます。窓やサイドミラーに貼っておくといいかもしれませんね。
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これで準備完了です! それでは、さっそく塗装していきましょう!
塗装のやり方
まずは、塗装する部分を綺麗にしましょう。油やほこりをしっかり落としておきます。
綺麗に仕上げるためにも、丁寧に掃除しよう!
その後、マスキングテープを貼ったら、ぼかし剤を塗っていきます。塗る際には缶をよく振り、薄く均一に塗るのがコツですよ!
塗り終わったら、乾かないうちにカラースプレーを使います。こちらも使用する前に缶をよく振っておきましょう。色によってはぬるま湯で温めるのも効果的です。
また、振ってからすぐに車体に吹き掛けるのではなく、1度マスキングテープの上にかけて色の出方を確認しましょう。
スプレーするときは、車体から20cmほど離れたところから行います。そして、1秒間に大体30cmくらいのスピードで横に動かしましょう。
そうすることでムラが少なくなるよ!
一通りカラースプレーを使い終えたら、2=5分ほど時間をおきます。ある程度乾燥するまで待つためですね。
時間が経ったら、クリア剤を使います。こちらも1回だけでなく、何回か重ね塗りをしましょう。次第に光沢感が出て、ピカピカになってきますよ!
最後にもう一度ぼかし剤を使えば、車の塗装は完了です! お疲れ様でした!
動画で見てみよう!
百聞は一見に如かず、と言うしね。
こちらの動画では、スプレーを使った塗装作業を見ることができます。
車種はバレーノではありませんが、作業の大まかな流れは同じですので、充分参考になると思います。特に、スプレーの使い方は動画を見る方が何倍もわかりやすいはずですよ!
初めはあんなに白かったのに……。
車が段々色づいていく様子には、感動すら覚えてしまったよ!
新型バレーノの塗装にかかる費用
引用元：スズキ公式サイト
あと気になるのは費用ね。
どうせお高いんでしょう?
自分で塗装する場合、費用は3種のスプレーとマスキングテープの代金だけになります。
色にもよるのですが、カラースプレーは1缶800~1,000円ほど。ぼかし剤やクリア剤、マスキングテープが大体1,000円ほどになります。
そして、車の一部を塗装するか、全塗装するかで費用が変動します。一部分のみだけなら、各種スプレーもマスキングテープも1つで事足ります。なので、5,000円以内に収まってしまうことがほとんどです。
一方の全塗装の場合は、カラースプレーが30~40本、ぼかし剤とクリア剤がそれぞれ10本ほど必要になります。その分費用も嵩みますので、大体60,000円ほどかかってしまいます。
業者に頼む場合、一部の塗装だけで20,000~40,000円もかかってしまいます。さらに、全塗装となると200,0000~250,000円もかかってしまうのです。
DIYよりもはるかに高いですね。まぁ、人件費とかも含まれているので当然の額なのかもしれません。彼らも商売でやっているわけですしね。
その分、塗装の仕上がりは完ぺきと言ってもいいでしょう。ムラも傷も無く、新車と見間違うレベルで綺麗な出来になるはずです。
以下、両者の費用をわかりやすく票でまとめました。参考になれば幸いです。
| 一部 | 全塗装 | |
| DIY | 5,000円 | 60,000円 |
| 業者 | 20,000~40.000円 | 200,000~250,000円 |
塗装に失敗したら
引用元：スズキ公式サイト
字面でみると簡単そうに見える塗装ですが、その実かなり難しい作業です。素人が軽い気持ちでやろうものなら確実に失敗するでしょう。
そこで、失敗してしまった際にどうすればいいのか、次の4パターンを例にみていきましょう。
1、ブツブツができてしまった!
これはよくある失敗で、ゴミやほこりが混入することで起こってしまいます。
原因としては、塗装前の掃除が不十分だったことが挙げられます。なので、塗装する前は丁寧に掃除をしておきましょう。
近くにグラウンドや砂浜がある場所は避けた方がいいかもね。
塗装の途中で気づいた場合は、爪楊枝や竹ひごなどで取り除きましょう。このとき、車体に傷をつけないように慎重に行ってください。
乾燥後に気づいた場合は、サンドペーパーややすりで削りましょう。このときも、車体に傷をつけないように気を付けましょうね。
2、ゆず肌
ゆず肌というのはその名の通り、ゆずの表面のような凸凹模様が付いた外壁のことです。暑い季節は特になりやすいのだとか。
原因としては、重ね塗りが不十分だったことが挙げられます。
これの対処法は、乾燥後にサンドペーパーややすりで削って平らにし、もう一度塗りなおすしかありません。めんどくさいですが、仕方ありませんね。
3、色ムラ
缶の中の塗料が充分に混ざっていなかったり、スプレーするときの距離や速度が均一でないと、色ムラができてしまいます。
クリア剤を塗る前なら、一度乾燥させて重ね塗りをすれば解決です。クリア剤を塗った後なら、サンドペーパーややすりで平らにしてから塗りなおします。
4、塗料が垂れてしまった
マスキングテープを貼り忘れたりすると、塗料が意図しないところに垂れてしまいます。
この場合は、乾燥させた後にサンドペーパーややすりで削ってしまうのがいいでしょう。
こういう事態を防ぐためにも、塗装するときにはきちんとマスキングテープを貼っておきましょう!
自分の車に初めてボディカラーの塗装をした。失敗した〜(´°ω°)ﾁｰﾝ
とりあえず乾いたら目の細かい耐水ペーパーで垂れた所を削って対処する。 pic.twitter.com/6LocV2gdwi— サッポロCV118/JM8LDP (@SapporoCV118) October 14, 2019
まとめ
- 塗装する際は人通りの少ない場所でやる。
- クリア剤を使うと光沢が出る。
- カラースプレーとクリア剤は何度も重ね塗りをする。
- 実際の作業風景を動画などで見ると良い。
- 業者に頼むよりもDIYの方がはるかに安い。
- 塗装に失敗したら、サンドペーパーややすりが役に立つ。
- 塗装するときはちゃんとマスキングテープを貼る。
もう一度言いますが、車の塗装は簡単そうに見えて難しいです。素人は必ずと言っていいほど失敗します。
それでも自分でやりたいという場合は、誰かを誘って手伝ってもらいましょう。1人で行うよりも効率がいいですし、ミスにも気づきやすくなるので確実性の上がりますからね。
それでは、車を塗装して快適なカーライフを過ごしてくださいね!
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