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スズキのソリオ、今ではコンパクトなボックスタイプのマーケットで、トヨタルーミー/タンクと並んで人気を二分する存在です。
そんなソリオも、いろいろあってこそ、現在のモデルが完成したのです。
ソリオをお持ちの方も、ソリオの購入を考えておられる方も、それがどんな歴史をたどって来たのかちょっと見てみたいはず。
味気のないヒストリーを並べ立てるつもりはございません。
ちょっとしたウンチクも交えながら楽しく見てゆきます。
ご一緒にどうぞ。
ソリオって、なんていう意味だろう?
引用:スズキ公式HP
あるんです!
SOLIO(ソリオ)とは、「王座」「王権」を意味するスペイン語なのです。
ソリオの歴史① 初代はワゴンRから始まった!
初代「ソリオ」は、ワゴンRワイドというネーミングで世に出ました。
上のクルマがそれです。1997年のことです。軽ではありません。
名前からわかるように、このクルマはワゴンRとの関連性をうかがわせます。
それもそのはず、このクルマは軽自動車で大ヒットした初代のワゴンRをもとにつくられたのです。
つくり方を大雑把に説明すると次のようになります。
軽自動車であるワゴンRのボディーを横に広くつくり変えます。
イメージとしては、ボディーを縦に切って、すき間に鉄板を継ぎ足し幅広くする感じです。
長さは前後のバンパーを出っ張らせただけで実質変わりません。
(説明が大雑把すぎて、スズキさんに叱られそうですね)
サイズは、次の通り。
縦×横×高さ | |
軽ワゴンR | 3395×1475×1680㎜ |
ワゴンRワイド | 3400×1575×1670㎜ |
当時のワゴンRワイドがどんなクルマだったか、知る由もありませんが、ひとつ興味深いエピソードをご紹介します。
当時、スズキはアメリカのGMという超巨大自動車メーカーと資本提携にありました。
つまり、スズキはGMのグループに組み込まれていたのです。
そのグループの中に、ドイツのオペルという自動車メーカーがあります。
そこが、小さくて荷物をたくさん積める、ちょうどワゴンRワイドのようなクルマをラインナップに欲しがっていたのです。
スズキさんは、ドイツのオペル社に、ワゴンRワイドのサンプル車を送りました。
まるで、テレビ番組みたいに結果をジラせるのねっ!
ドイツのオペルはさっそくテストドライブをしました。
ところが、ドイツのアウトバーンという高速道路を突っ走ってみたら、ボディーが貧弱すぎてお話にならなかったらしいのです。
ちょっと悲しいお話ですが、この経験は、後になってスズキのクルマづくりに活きてくるのです。
ソリオの歴史② 2代目は試行錯誤の時代
2代目のソリオは、1999年5月に発売されました。写真のクルマです。
当初は、ワゴンRプラスという名を与えられました。
そして、1年後の2000年12月に、ワゴンRソリオいう名前にかわります。
ここではじめてソリオという名が付いたのです。
サイズは初代よりわずかに拡大され、縦×横×高さは、3575×1600×1695㎜となりました。
しかし、そのつくり方は前回と同じ。
軽のワゴンRを拡大したものにすぎませんでした。
デサインは前回よりもまとまっていましたが、やはりワゴンRそっくりでした。
とはいえ、コンパクトサイズのたくさん積めるクルマ、ということで結構人気があり、2011年まで、約11年間もの長い間つくり続けられました。
現在でも、たまに走っているのを目にすることがあります。
このモデルの「おもしろくてやがて悲しい」エピソードをひとつお話しします。
先にお話しましたが、当時、スズキはアメリカのGMの傘下にあり、なんと、GMのブランド名の付いたワゴンRソリオを国内でも販売していたのです。
シボレーMWという名のそれは、多少のデザイン変更をされたものの、誰が見てもシボレーでなくスズキにしか見えませんでした。
ふた昔まえ、あるところに、付き合い始めたばかりのカップルがいました。
翌日は、初のデートです。彼女は彼に聞きました。「あした、なんてクルマで来るの?」
「シボレーだよ」
「ええっ!! すごいじゃない」
彼女は期待に胸を膨らませました。そして、翌日、
翌日のオチは……もうおわかりでしょう。
ソリオはね、初代から、警察の小型パトカーとして採用されているんだ。
地味だけど、ソリオの信頼性の高さを証明するのに、これ以上のいい具体例は考えられないよ。すばらしい!
ソリオの歴史③ 3代目にして本物のソリオになった!
2011年1月に、「ワゴンRソリオ」はフルモデルチェンジされ、ついにソリオという名になりました。上の写真です。
名前から「ワゴンR」が取れたことでもわかるように、やっと独自の車体を与えられました。形からも、ワゴンRの面影は一切ありません。
サイズは、前モデルとほとんど変わらない縦×横×高さ、3710×1620×1765㎜です。エンジンも新しい1.2リッターのものが積まれています。
この種のクルマに必須のリアスライドドアは、このモデルで初めて採用されました。
後席の居住性も大きく改善されました。
乗心地も改善されていて、現行モデルにも通じる使い勝手のよさが至る所に見られます。
スズキの良心が注がれたモデルで、それは販売にも表れました。
コンパクトクラスの中で、ありそうでなかったのがソリオのようなボックスタイプのクルマでした。
ソリオの好調ぶりに目を付けたのがトヨタでした。
トヨタは、すぐにソリオに似たタイプの競合車の開発にとりかかります。
実際に開発、生産を行なったのは、トヨタの子会社のダイハツでした。
そして、2016年11月に、トヨタとダイハツは、ルーミー/タンク/トールという複数のバリエーションを持ったモデルを発表します。
しかし、その前の2015年8月に、スズキはソリオのニューモデルをすでに発売しています。
トヨタは、完全に後追いの形となってしまいます。
クルマの出来栄えも、スズキに及ばないものでした。
ソリオの歴史④ 4代目 現行モデルは他社のお手本だ
引用:スズキ公式HP
そのトヨタのルーミー/タンク/トールの直接のライバルとなるのが、この4代目ソリオです。現行モデルとして現在も生産されているものです。
スズキの本気の詰まった一台で、トヨタ勢よりも110~150kgも軽い丈夫な車体をつくりあげたのです。その結果、燃費、動力性能、運動性能などたくさんの面でメリットをもたらしました。
しかも、ハイブリッド御本家のトヨタを差し置いて、ハイブリッドを採用しています。
これに対し、なぜかトヨタ勢は、ハイブリッドのない普通のエンジンしか載せられませんでした。
ソリオの歴代最強モデルはコレだ!
引用:スズキ公式HP
それは明らかです。
最新のソリオが最良のソリオです。
なかでも、マイルドハイブリッドを積んだソリオHYBRID MVが、実用的で使いやすいモデルだと言えます。実際によく売れています。
・ソリオの詳細については、次の記事も参考にしてください。
新型ソリオの試乗記・試乗レポートまとめ! 動画付きで分かりやすく紹介!
・動画なら、↓コレがおすすめです。有名な自動車評論家、岡崎五郎氏が解説します。
まとめ
いかがでしたか?
軽から発展したソリオ。でも、今ではコンパクトクラスのボックス型をリードする存在です。こうやって歴史を振り返ることで、いっそうソリオくんがいとおしく思えてきたのではないでしょうか。
まとめると、次のようになります。
- 初代ソリオ(ワゴンRワイド)は、軽のワゴンRを拡大したモデルだった。
- 2代目も同様で、軽の発展形だったが、徐々に市民権を得るようになった。
- 3代目にして、ワゴンR から独立し、名実ともに本物の「ソリオ」となった。
- 4代目は、ハイブリッド、軽量化など、スズキの本気を感じられるクルマに成長した。
ソリオ物語はこれからも続きます。
2019年秋、スズキはトヨタと資本提携に踏み切りました。
したたかなスズキのことですから、この提携を「吉」にかえて、これからもスズキらしいクルマをつくり続けてくれるものと思います。
そんなスズキの今後を、皆さんと共に見守ってゆきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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