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スペーシアギアとタントファンクロスで雪道!FFだと?スピン・坂道?雪国で安心なのは!4WD 2WD

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宏樹です!

スズキの軽ハイトワゴンで、アクティブ&タフなモデルといえば、スペーシアギアでしょう。そしてダイハツからも、最近タントファンクロスというアクティブ系のモデルが登場しました。

この2モデルでは、どちらが雪国に向いているのでしょうか?ここでは、走行性能や安全性能などを比較しながら検証してみます。また雪道(国)でのFFは、大丈夫なのかというお話も掘り下げてみます。

 

スペーシアギアとタントファンクロスのFFモデルは雪道でどうなの?

理恵(りえ)
理恵(りえ)
車には、色々な駆動方式があるわよね???
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
うん!たくさんあると思うよ!例えば、FF、FR、MR、RR、4WDなどかな

車には、モデルの特徴や走行性能を引き出すために色々な駆動方式があります。その中でも比較的多くなっている方式が、FFモデルとそれを基本にした4WDモデルです。

スペーシアギアやタントファンクロスもこの駆動方式を採用しています。

理恵(りえ)
理恵(りえ)
雪道では、FFと4WDではだいぶ違うものなのかしら?
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
そしたら、スペーシアギアとタントファンクロス比較という観点だけではなく、まずは雪道でFFと4WDのどちらがベターなのかというお話をにしていこう!

一般的にブレーキを踏んで止まるときは、FFでも4WDでも制動距離が大きく変わるものではないと考えます。なぜなら路面に対してかかるブレーキ能力は、FFも4WDも変わらないからです。

一方発進の時はどうでしょうか?FFということは、前輪だけで駆動していきます。4WDでは、4輪が駆動していきます。そのため一輪にかかる駆動力が、2つか4つになるという事です。4WDの方が、発進時に優位であるといえます。

たとえば、後輪駆動FRが圧雪の上り坂を登ろうとすると、滑って登れないという現象が起きます。これは、後輪側車重が軽く坂道で後輪に重心が移動しても、雪路面でのグリップ性能が低くなっているからです。

では、FFの場合はどうなのでしょうか?じつはエンジンがあるフロント側の車重がありますが、上り坂で重心が後ろに移ってしまい、FFでも雪路面をグリップできなくなるという状況になります。しかも操舵するタイヤがグリップできない現象が発生します。

FRは、ただ雪の坂道を登れないという現象になるのですが、FFの場合は、操舵できないので左右に車が揺れて登れない、さらには車が振り子のように大きく揺れる現象も発生します。これが、アイスバーンだともっと顕著に表れることでしょう。

※僕の知り合いには、東北・北陸・北海道で何十年も車を運転している知人がいます。みんな同じようなことを話していました。

上記の動画は、じつはFFでも4WDでも起きうる可能性があります。下り坂では、「FFでも4WDでも基本的に滑れば一緒」と僕の雪国知人らは言っていました。

ということは、路面状況や先の情報をしっかりと把握して運転しないと、上記のような事故につながってしまうということです。

宏樹のワンポイントアドバイス

FFと4WDとの大きな違いは、発進時と上り坂にあるといえます。特に氷上、雪上での上り坂では4WDの方が確実に優位性があります。

よくFFでも「雪道心配ない!」という話を耳にします。これは、比較的平坦な道を走行するケースになるといえます。

たまに雪が降る首都圏ではどうでしょうか?夏タイヤなのかもしれませんが、FFモデルが、上り坂で全く登らないという現象をニュースで見ます。4WDを過信してはいけませんが、雪国では4WDをチョイスする必要があるといえます。

   

スペーシアギアとタントファンクロスの雪道差は?【スピン&坂道】

引用:スズキ公式HP

理恵(りえ)
理恵(りえ)
FFと4WDの違いは、すごくわかったわ!じゃあスペーシアギアとタントファンクロスではどっちが雪国で良いのかしら?
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
どちらも4WDであれば、雪道での性能はそこそこありそうだよ!

スズキには、ヒルホールドコントロールが装備されています。安心して坂道を登れる装備です。この機能があることで、焦らず安心してブレーキとアクセルを切り替えられるシステムです。これにESPが加わり、車両が安定して走行できるような仕組みとなっています。

引用:ダイハツ公式HP

タントファンクロスには、VSCやTRCが装備されています。またCTAというカーブでのふくらみに対応した装備もあります。スペーシアギアでは、ESPが同等の装備になります

引用:ダイハツ公式HP

宏樹の勝手目線

僕は、トヨタの車でTRCやVSCを体感したことがあります。経験からするとタントファンクロスは、スペーシアギアよりも装備内容的に雪道での補助する力が強いと考えます。

その代わり、この機能が発動されたときは、その機能を信じて走るということが必要になります。

例えば雪上の峠のカーブで、フロントが外にはみ出したとします。通常操作だとアクセルを戻せば、はみ出したフロントは戻るのですが、TRCやVSCが付いている場合は、それをしてはいけません。

この機能が働くと勝手にタイヤの回転を制御して、正常の向きに戻してくれるからです。もしTRCやVSCが反応する直前にアクセルを戻してしまうと、アクセルオフとTRC&VSCが同時進行し、今度は内側に車が向いてしまうからです。

機能を信じて走行する必要が出てきます。しかしながら、慣れるまではかなりビクビクしてしまいます。

   

スペーシアギアとタントファンクロスの雪道差は?【快適装備】

引用:ダイハツ公式HP

理恵(りえ)
理恵(りえ)
タントファンクロスには、シートヒーターが付いているのね!
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
じつはね、スペーシアギアにもちゃんとシートヒーターは装備されているんだよ!

スズキでは、比較的早い段階でシートヒーターを採用していました。ただカタログなどでのアピールが少ないような気もします。

スペーシアギアとタントファンクロスの雪道差は?【マイナス装備】

理恵(りえ)
理恵(りえ)
LEDって白くて明るいって印象があるんだけど・・・
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
それが、、、雪が降ると問題が起きるケースが多いみたい

LEDは、確かに明るくて良いヘッドライトといえます。一方でハロゲンやHIDよりも熱量が低いため雪や吹雪になってしまうと、ヘッドライト表面に雪が付いてしまい、ヘッドライトが照せなくなる現象が起きます。

スペーシアギアもタントファンクロスもフルLEDを使用しています。そのためこういったトラブルは、両方に起きてくる気がします。

現在では、上記のような汎用フィルムヒーターがあります。こういったアイテムで対応するのも良いでしょう。

スペーシアギアとタントファンクロスの雪道差は?【車両重量と最低地上高】

理恵(りえ)
理恵(りえ)
車両重量も関係してくるの???雪道では?
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
車両重量は、走行方法に関係してくるといって良いかな?

雪道では、重たい方が安定して走行できるといって良いでしょう。スペーシアギア・タントファンクロスのホイールベースは、2460㎜と同じです。車両重量は、40㎏から50㎏ほどタントファンクロスの方が重たいです。

高速道路などの走行では、タントファンクロスの方が走行しやすいといえます。一方スペーシアギアは、軽い分氷上などの制動距離が短くなり、雪のぬかるみなどでも脱出しやすい性質があります。

もう一つ大事なのは、最低地上高です。スペーシアギア4WDは150㎜なのに対して、タントファンクロス4WDは165㎜(FFは150㎜)です。若干ですが轍などに埋まりづらいのが、タントファンクロスであると感じます。

スペーシアギアとタントファンクロスどっちが雪国に向いている?

理恵(りえ)
理恵(りえ)
パパ的には、結果どちらが雪国に向いていると思うの?
宏樹(ひろき)
宏樹(ひろき)
じつは、、、すごく悩んでいるんだよね。

スペーシアギアとタントファンクロスは、ほとんど雪道性能差はないと感じます。両者ともに4WDモデルであれば、雪道走行をこなしていけるモデルだからです。

結論から言うと、かなりの僅差でスペーシアギアとしました。

理由は車両重量です。軽自動車で雪道を高速で走行する頻度よりも、一般道での雪上走行が多いと考えたからです。一般道では、雪での轍やマンホール穴、新雪、圧雪、アイスバーンなどがあります。軽い車の方が、始動距離も短くなります。

まとめ

スペーシアギアとタントファンクロスで雪道!FFだと?スピン・坂道?雪国で安心なのは!をまとめると

  • スペーシアギアとタントファンクロスでは、雪道での性能差はほとんどないと考えます。
  • 4WDモデルであれば、どちらも安心して走行できるといえます。高速走行でない環境であれば、スペーシアギアの方が若干優位性があると結論付けました。

スペーシアギアとタントファンクロスを雪道で比較すると、極端に大きな差はないと感じます。走行シーンを考えて購入を考えるのが良いでしょう。

こんな記事もおススメ→雪道ならスペーシアとNBOXのどっち?雪国で使うなら?4WDは必要?

 

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