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2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを受けて、話題沸騰中のジムニー。
ジムニーが悪路に強いのはご存知の通りですが、では雪道はどうなのでしょう?
そして、走り方の違いは? 滑りにくい走り方は? などわからないことがいっぱい。
今回はアナタのそんな疑問にドンドンお答えしていきます!!
さらに雪国在住者直伝「雪道走行のコツ」も大公開!!
ちょっと長くなりますが、最後までお付き合いください。
では、さっそく行ってみましょう!!
4WDのジムニーでも「雪道は無敵」じゃない!!
引用:スズキ公式HP
4つのタイヤが回るのが4WD
まずはクルマの基礎知識からおさらいしておきましょう。
ジムニーのような4WD、これは「four-wheel drive」の略です。
つまり「4輪全部が駆動するクルマ」ということですね。
意外かもしれませんが、多くのクルマの駆動輪*は前の2つ、あるいは後ろの2つです。
4つのタイヤが回っているわけではないのです。
エンジンからの動力を直接受けて回るタイヤのこと。
4WDなら4輪すべてが駆動輪ということになります。
タイヤ4輪全部が回ると何がウレシイのか?
アクション映画なんかでこんなシーンを見たことはありませんか?
↑の画像のように、前輪が2つとも崖からはみ出してしまった場合、前輪2輪のみが回るタイプのクルマでは、この状況から立て直すのは不可能です。
なぜなら、肝心の前輪が地面をつかんでいないから。
後ろのタイヤは動かないから、「バックして立て直す」ということができないんですね。
もしこのクルマが4WDなら、前のタイヤは空回りしても後ろの2輪がしっかり地面をグリップしてくれるから、落ち着いてバックすれば難なく脱出できるわけです。
このように、4WDの特長は「4輪のどれか1つでも地面をグリップしてさえいれば、立往生しても動ける」という点です。
4WDの神髄は「走る」機能の強さ
車の基本機能は、究極的には
- 走る
- 曲がる
- 止まる
の3つです。
4WDはこのうち「走る」機能にかかわるものだといえます。
悪路・林道などで、4WDが強いといわれているのは、4輪でしっかり路面をつかんで走れるからです。
これが4WDの真価であり魅力でもあるということ、おわかりいただけましたか?
雪道が怖いのは「止まれない」から
さて、今回のテーマでもある「雪道」についてです。
一口に「雪道」と言っても、実はいろんな「雪道」があります。
①アイスバーン
道路上の水分が凍り付いている状態のこと。
または雪が降り積もり、その表面が凍った状態のこと。
降った雪がとけて、また凍って…となるとアイスバーンになるんだ。
アイスバーンには
- クルマの多い交差点などにできるミラーバーン
- 路面の雪がとけてきって氷の膜だけになったブラックアイスバーン
- 交通量の多い幹線道路などでクルマに踏み固められた圧雪アイスバーン
など、いずれにしても「ものすごく滑る!!」というのが特徴です。
②パウダースノー
パウダースノーの危険性は、道路の境界がわかりにくいせいで路肩に突っ込んで脱輪してしまったり、やわらかい新雪にタイヤがハマってスタック*してしまうことです。
クルマが雪・砂・ぬかるみなどに車輪を取られて動けなくなっている状態。
いわゆる「立ち往生」
滑らないからといってあなどるなかれ。
特に大雪が降った後の新雪はかなりの高難度になります。
まるで砂浜のようにタイヤが雪をつかめず、前進も後退もできなくなってロードサービスを呼ぶハメになります。
初心者のうちは「タイヤの下側のゴム部分が完全に見えなくなるほどの新雪には踏み込まない」のが無難です。
またパウダースノーは路面の状態を見えなくしてしまうため、その下にアイスバーンが隠れているパターンもよくあります。
これがいちばん危険です。
③シャーベット雪
シャーベット雪は降った雪に雨が混じったり、雪がとけて水になったところにまた雪が降ったりしてできます。
比較的あたたかい日にできやすいものなので、普段雪の少ない地域でも目にすることがあります。
シャーベット雪は水を含んだ砂のようなものです。
人間が砂浜で足をとられるのと同じく、クルマが踏むとタイヤをとられてしまいます。
シャーベット雪の危険性は「タイヤをとられてクルマが予想外の動き(横すべりなど)をする」ことです。
代表的な「危険な雪道」はこれらの3種ですが、危険性はそれぞれ異なります。
- アイスバーン:滑る
- パウダースノー:ハマる・路面が見えなくなる
- シャーベット雪:ハマる・タイヤをとられて横すべりする
それでは、4WDはこれらのどのパターンでも問題なく走れるのでしょうか。
思い出してください。4WDは「走る機能」にかかわるものでしたね。
シャーベット雪やパウダースノーならば4WDの方が有利です。
たとえタイヤが3つとられても、残りの1つで踏ん張りがきくからです。
しかし、ツルツルテカテカのアイスバーンやパウダースノーの下にひそむ凍結路面ではどうでしょうか。
滑るということは、止まりたいのに止まれないということでもあります。
クルマの基本機能のうち「止まる」を阻害するアイスバーンのような路面では、4WDが「走る」機能に優れているからといって、それが活かされることがありません。
だから、4WDだからといっても雪道で油断は禁物なんです。
ジムニーに付いてるABSってナニ?
「止まる」をつかさどるのはブレーキ
次はクルマの基本機能のうち「止まる」にかかわる部分について見ていきましょう。
クルマを止めたい時、ブレーキを踏みますよね。
このとき、タイヤには回転を止める力がかかります。
回っているタイヤを止めることによって、道路との摩擦によってクルマが止まる、というのがブレーキの簡単な理屈です。
ブレーキの弊害・ロックとスピン
雪道で走っているクルマのタイヤの回転を急に止めようとして、強くブレーキを踏みすぎてロックしてしまうと、同時にハンドルもきかなくなってしまうのです。
雪道でこれが発生すると、最悪の場合クルマはくるくるとスピンしてしまいます。
またスピンしなくても、ハンドルがきかなければ前の車に追突してしまうことにもなります。
危険ですよね。
ジムニーでも雪道で滑ってスピンし転倒する例がこちらの動画です。
https://youtu.be/XxPnPEuBkIk?t=248
雪道だろうとなかろうと、こんな危ない目には会いたくないものですよね。
「止まらない!」を制御するABS
先ほどの動画のような危険を避けるために生み出されたのがABS(アンチロックブレーキシステム)です。
ABSとは、急ブレーキでタイヤがロック(固定)したとき、ブレーキを踏んだままで自動的にブレーキの作動解除・作動を繰り返し、タイヤがロックしたまま滑る状態を避けて、車を安定させる装置です。雪道では、多少のハンドル操作も可能にします。
ABSのしくみと効果についてはコチラの動画をご覧ください。
ABSはクルマのコンピュータが「滑っている状態」を検知して、自動的に発動してくれるシステムです。ジムニーを含め、最近のクルマはこのABSを搭載して安全性を高めているんですね。
ABSは、雪道では「より止まる」技術ではない!!
でも、ちょっと考えてみてください。
ABSでロックと解除が繰り返されるなら、解除される瞬間があるぶん、ずっとロックしっぱなしの状態よりクルマが完全に止まるのに時間がかかると思いませんか?
雪道や、砂利道ではその通りです。
では具体的に雪道でABSがどう活躍するのか?
下のイラストをご覧ください。
縁の下の力持ち!! ジムニーのESP
曲がる機能は地味だけど…
「走る」「止まる」に続いて、ジムニーの「曲がる」機能はどうでしょう?
結論から言うと、しっかり配慮されています。
それが「横すべり防止装置」です。
メーカーによって呼び方がマチマチですが、スズキではESP(エレクトリック スタビリティ プログラム)という名前で呼ばれています。
スズキのクルマでは、一定以上のグレードのクルマにこのESPが搭載されています。
もちろん、ジムニーにも搭載されていますよ!!
「曲がれない」とどうなってしまうのか?
ESPの機能は、一言でいうと「思ったように曲がる」ことをサポートするものです。
カーブに対してスピードが出すぎてしまうと、うまく曲がれません。
最も危険な急カーブを例に、図で見てみましょう。
カーブに対してスピードが出すぎていれば、進路が外にふくらみます。ここで焦ってブレーキを踏んだりアクセルを離したりすると、今度は内側に回りこんでしまいます。怖いですね。
こんなとき、ESPはドライバーも気付かないうちに助けてくれるのです。
独立行政法人 自動車事故対策機構によると、ESPのあるクルマはないクルマに比べて車両単独事故の発生率が約44%減少する(!)という調査結果が報告されています。
雪道で本当に大事なのはスタッドレスタイヤ
ジムニーの「走る・曲がる・止まる」と雪道
ここまでの話をおさらいしましょう。
クルマの基本機能は「走る・曲がる・止まる」でしたね。
ジムニーでは、
- 走る機能はハマりにくい4WDだから「強い」
- 曲がる機能はESP搭載で「強い」
- 止まる機能は「普通」だが、ABSが、止まれないとき助けてくれる
ということになります。
表にまとめるとこんな感じです。
これだけの総合力があれば、ジムニーはクルマとしては「雪道に向いている」ということができるでしょう。
しかし、雪道を走るのに必要なのはクルマ本体の力だけではありません。
何はなくともスタッドレスのタイヤ!
実は、雪道で一番モノを言うのはクルマではなくタイヤです。
どんなにクルマがABSやESPを持っていても、実際に地面に接触しているのはタイヤですよね。
そう考えると、どれだけタイヤが重要かはなんとなくわかるのではないでしょうか。
東京などの雪があまり降らない地域で、ちょっぴり雪が降っただけで大混乱!! というニュースを毎年見ますよね。
北国でそれくらいの雪が降っても、まったく混乱なんて起こりません。
みーんな通常営業です。
あれは、ただ「北国の人が雪に慣れている」というだけの話ではなく、スタッドレスタイヤを履いているかいないかの違いも大きいんです。
ちなみに、長くて言いづらいので、雪国ではスタッドレスタイヤのことを「冬タイヤ」なんて呼び方をします。
普通のタイヤとどう違う? スタッドレスタイヤとは?
凍った路面が滑るのは、氷がとけて水になるからです。
冷凍庫から出したばかりの氷は、滑るどころか手にくっつきますよね?
ところが、一度水につけると、手でつかむのが難しいぐらいツルツルになります。
雪道でも同じことが起こっています。
凍結路面の表面が日光やクルマの排熱、タイヤとの摩擦などで融かされて水になって氷の上を覆ってしまい、タイヤが地面をつかめなくなって滑るのです。
普通のタイヤ(雪国では「夏タイヤ」といいます)は、雨の日に滑らないようにできています。
水の上にタイヤが乗ったとき、溝が排水してくれるため固い地面とタイヤとのグリップがすぐ復活するという仕組みです。
しかしこの仕組みでは、クルマの重量がかかって氷がとけ、断続的に水が生まれる雪道では効果がないのです。
排水しても排水しても、固い地面の上から水がなくならないからです。
いつまでたってもタイヤが地面をつかめず、グリップが回復しないんですね。
そのため、スタッドレスタイヤはゴム自体に水を取り除く機能と、固い氷をひっかく機能とを持ち、雪や氷の上でも滑らずに走行できるようになっているのです。
スポンジの中にとがった石ツブが埋め込まれているようなイメージですね。
スポンジが水を吸収し、石ツブが氷に食い込むから滑らないんです。
ちゃんとしたタイヤを買わないとスタッドレスも効果半減
スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べ、柔らかいゴムでできています。
その理由は、凍って細かいデコボコのできた路面と密着させる必要があるから。
また、道路の代わりに雪をつかんで滑りにくくするため、夏タイヤより溝が深いのも特徴です。
ところが、タイヤのゴムは、時間が経てば劣化して固くなりますし、走ればタイヤはすり減り、溝は浅くなっていきます。
そうした古いタイヤはスタッドレス本来の特性が失われてしまっており、危険なことがあります。
スタッドレスタイヤの寿命はだいたい3年くらいと言われています。
お財布の事情が許す限り新品のイイモノを買って、雪道ドライブを楽しんでくださいね!
チェーンも持っておくべき?
スタッドレスタイヤの他に、代表的な足回りの雪道対策としてチェーンがあります。
「チェーンもあったほうがいいのか、それともスタッドレスタイヤがあれば十分なのか」については、雪国でも意見の分かれるところです。
チェーンが真価を発揮するのは、クルマ通りの少ない山道や峠道など。
主に坂を上る力を強化するために使われるのがチェーンです。
ですから、仕事でどうしても峠を越えなきゃならない運送業の方などはチェーンを常備しています。
また、積雪が多いと、有料道路などで「チェーン規制」と言って、チェーンを付けてないと乗り入れが禁止されることもあります。
逆に平坦な街中ではチェーンが必要になる場面はあまりありません。
さらに、雪がとけて道路が露出しているような場所では、チェーンが道路を傷つけてしまいます。乾いた道をチェーンを付けて走るのはNGですし、切れやすくもなります。
ちなみに、チェーンは金属製のものと非金属製のものがありますが、非金属製のチェーンは、装着はラクですが、金属製のものに比べ効きも耐久性も劣ります。しかし、金属製のものは、うまく付けないと、車を傷付けることもあります。一長一短ですので、お店のプロによく相談することでしょう。
また、チェーンを買ったら、一度は付け外しの練習をしておきましょう。
雪国在住者直伝!! 雪道走行のコツ5カ条
雪道走行は「コツ」が8割
さあ皆さん、お待たせしました。
いよいよ、僕こと前田宏樹が雪国の友人から直伝された「雪道走行のコツ」を伝授しちゃいましょう!!
雪国では「雪道走行はクルマ1割・タイヤ1割・技術8割」という言葉があります。
つまり、ここからの話に雪道走行に大事なことの8割が詰まっているといっても過言ではありません!!
それでは、さっそく見ていきましょう!!
雪道走行のコツ①「どれくらい滑るか」試しておく
雪道走行でいちばん危険なことは「ドライバーが慌てて操作を誤ること」です。
「滑る」「ハマる」こと自体よりも、それに慌ててハンドル操作を誤ってしまう事故の方が多いんです。
雪国での暮らしが長いドライバーは、
- こんな路面状況ならどれくらい滑るか
- こう滑ったらこのくらいハンドルを切れば立て直せる
- このツルツルでブレーキ踏んだら絶対ヤバイ
といったようなことが経験から身にしみてわかっているから、多少のことには慌てずに対処できます。予測の範囲内だから慌てないのです。
まずは第一歩として、「自分のクルマが滑ったときにどうなるか」を体験しておくのが大切なんです。
具体的な方法としては、
- 他のクルマや歩行者がいない
- できれば2車線以上の広い道路で
- アイスバーンなどでツルツルのときに
- 時速20キロ以下程度のスピードで走りながら
- 思いっきり急ブレーキをかけてみる!!!
という方法です。
低速でもこんなに滑る!! ということを体験すると、おのずとスピードを控えるようになります。
ブレーキのABSが作動した時の感覚もわかりますし、ABSが正常に動作するかの点検にもなります。
もちろん、十分な安全への配慮や同乗者への「これからやるよー」という声掛けはくれぐれも忘れないでくださいね!!
雪道走行のコツ② 発進はとにかくゆっくり
駐車しているときや赤信号で止まった状態からの発進のとき、足元がツルツル、または雪が砂のようになっているとスタック(立往生)しやすく危険です。
スタックしたからといって、焦ってアクセルを踏んでしまうと、空転したタイヤが足元の雪を溶かしてよりツルツルになってしまうので逆効果です。
もし急にクルマが抜け出した時も、こんどは予期しない方向に動いてしまったりして、非常に危険です。
発進時のアクセルの踏み込みは「とにかくゆっくり、慎重に」が基本にして奥義です。
ジムニーのMT車なら、2速発進でゆっくりと、AT車なら、クリープ現象*を利用するとより安全です。
AT車がギヤをドライブに入れた状態の時、アクセルを踏まなくてもクルマがゆっくりと前に進む現象のこと。タイヤにかかる回転力が小さいため、空転しにくい。
信号が青になったら、
- ブレーキを離す
- クリープ現象でクルマがちょっと前に進むのを確認する
- ゆっくりゆっくりアクセルを踏む
という方法を試してみてください。
アクセルの目安は「時速20キロになるまでに5秒かける」です。
思ったより効果があってビックリすると思いますよ!!
雪道走行のコツ③ 車間距離を倍に!
雪道は滑る!! というのは当たり前ですが、滑るということは「止まれない」ということでもあります。
では、夏の路面と比べて雪道はどれほど滑るのでしょうか。
次の画像をご覧ください。
乾いた道に比べて、ミラーバーンのようなツルツル路面の滑りやすさはなんと8倍!!
ちょっとした圧雪路でさえ3.2倍です。
スピードを抑えるのはもちろんですが、たとえスピードを落としていたとしても車間距離がいつも通りでは、前の車の急ブレーキなどに対応できず追突してしまう可能性があります。
また自分が追突された際にも玉突き事故を防止する効果があります。
自分がぶつけないことも大切ですが、夏以上に「ぶつけられない」ということを意識するのも大切です。
車間距離を詰めてもいいことはありません。
安全を最優先して、ドンドン広げちゃいましょう。
割り込みたいクルマもニッコリ入れてあげましょう。
あなたが車間距離を取ることは、周りのクルマの安全のためにもなります。
雪道走行のコツ④ 車線変更は最低限に!!
路面が滑る状況でも、まっすぐ進んでいるときはクルマは安定しています。
先ほども見たとおり、「滑る」ということは「止まる」「曲がる」機能に与える影響は大きいですが、「走る」機能への影響は小さいのです。
ツルツル路面での車線変更は、せっかく安定している車体を不安定にしてしまうということになります。
また雪道では、クルマのタイヤが通過する部分の雪がとけて「わだち」ができることがよくあります。
くっきりとわだちができている状況では、このわだちに沿って走るのが最も安全です。
この部分に限ってみれば、ただ濡れてるだけの道路ですからね。
先ほど「シャーベット雪はタイヤを取られやすい」という話がありました。
↑の写真のようなシャーベット雪の状況での車線変更はまだマシな方ですが、日が落ちて気温が下がると、このシャーベットがカチカチに凍るわけです。
センターラインに残った雪が水を含んで凍るからね。
その状況で路線変更をするのは、歩道の縁石に乗り上げるような感覚、といえばわかりやすいでしょうか。
ジムニーはオフロード車ということもあって地面からの車体の高さが20.5cmとかなり高いので、こうした段差や深さのある新雪に強いクルマではあります。
体の大きい大人が、幼稚園児より高い段差を平気で越えられるようなものです。
しかしこうした雪道特有の段差は滑ったり崩れたりするもの。
自然と「車線変更はなるべく避けたい…」という気持ちになると思います。
車列の間を縫うようにしてビュンビュン抜いていく運転はもってのほか。
そこで!!
次のようなちょっとした工夫で、車線変更を伴う動作そのものをなくすことができます。
- 右折待ちのクルマの後ろに入ってしまわないように、なるべく左車線をキープ
- 前の車が左折しようとしていたら、曲がるまで待つ
- 乗降中の路線バスやタクシーも、右車線がガラガラな時以外は待つ
車線変更を含め、雪道で危険な動作はちょっとした工夫でなくしたり、減らしたりすることができます。
雪道走行のコツ⑤ カーブに入る前にあらかじめ減速を
クルマは、直進している状態が最も安定しています。
これは夏だろうと冬だろうと同じです。
そういうふうにできているのです。
逆に、カーブを曲がるときは「前に進む力」を無理やりナナメにするので、安定性が低下します。ただでさえ安定性が低下しているときにアクセルやブレーキを踏むと、スリップの原因になります。
対策は…ハンドルを切ってカーブに入る前に必ず減速!!
カーブに入ったら、ブレーキは踏まない。アクセルもゆるめない。
これです。ただのカーブでも交差点くらいのつもりで、しっかり減速する。
これだけでスリップのリスクは大幅に減らすことができます。
特に自然にスピードが出てしまいがちな「下り坂+急カーブ」の場所は最も危険な場所です。
そういう場所では「先にスリップしてるクルマがいるかもしれない」ぐらいの気持ちで、用心しておくのも冬道では重要な心構えです。
まとめ
- クルマの基本機能は「走る」「曲がる」「止まる」の3つ
- ジムニーは「4WD」「ESP」「ABS」で基本機能はバッチリ
- 雪道ではクルマの他にタイヤも大事。ぜひスタッドレスタイヤの装着を!!
- 雪道走行のコツは「とにかくゆっくり」。「急ハンドル」「急ブレーキ」など「急」のつく動作はとことん避けよう
- 「慌てない」ことが最大のコツ。トラブルの時こそ深呼吸!!
いかがでしょうか。
雪道、落ち着いて走れそうですか??
今回お伝えしたクルマの特性と雪道走行のコツは、ジムニーに限らずほとんどのクルマに共通したものです。
この記事がアナタのクルマ選び、そして冬のドライブのお役に立てれば幸いです。
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