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スズキ・スペーシアのタイヤ交換時期が気になるあなた、
スタッドレスタイヤとの交換を考えているあなた、
そんなあなたに、実践的なタイヤ交換についてこれからお話しします。
絶対に知っておくべきノウハウが詰まっています。
最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
スズキ・スペーシアのタイヤサイズは？
スズキ・スペーシアの純正タイヤサイズは155/65R14。
スペーシア・カスタムでは、グレードXS、XSターボの純正タイヤサイズが165/55R15になります。
あと、155が幅で65が平べったさを表しているんだけど、
簡単に言って、タイヤ交換の時、これと同じ数値のものを注文すればOKというわけさ。
実は、もう少し詳しい情報がタイヤには刻まれています。
次の動画をご覧ください。
タイヤ交換時期と寿命は？
タイヤの寿命は、走行距離で30,000〜35,000㎞、年数は４〜５年程度と言われています。
しかし、
- 市街地、田舎道、高速道路など走る環境
- 沢山の荷物を積むかどうか
- 直射日光が当たる屋外駐車場かどうか
- タイヤワックスをかける頻度
- ブレーキをよく使うかどうか
などといった使用状況によって、タイヤ劣化の進行が変わります。
走行距離が少なくてタイヤ溝が残っていても、年数がたてばタイヤが劣化してくるので、30,000㎞走っていないから大丈夫ということではありません。
では次に、交換のタイミングについて具体的に説明します。
タイヤ 交換のサイン
- タイヤの溝が1.6mm以下になったとき
- ひび割れがある
- タイヤ溝やタイヤの横に亀裂がある
タイヤの溝が1.6mm以下になると、タイヤの機能を果たさなくなります。
また、ひび割れや亀裂が入ったタイヤで走行していると、バースト(破裂)する危険性があります。
スリップサインについて
タイヤ溝が1.6mm以下になるとタイヤ交換の時期を知らせてくれるのがスリップサインです。スリップサインが見えたらタイヤ交換が必要です。
タイヤのローテーション
長時間同じ位置でタイヤを使用していると、それぞれの場所で摩耗が進行するスピードが違ったり、摩耗が偏っていまいます。タイヤを長持ちさせるためには、定期的にタイヤの位置を変えるローテーションをおこないます。
スペーシアの場合はフロント(前輪)が摩耗しやすい
スペーシアは前輪駆動のFF車で、FF車はフロントタイヤが他のタイヤに比べて２〜３倍早く摩耗してしまいます。タイヤをローテーションをするときは、前輪タイヤと後輪タイヤを交換することが基本になります。
タイヤの回転方向について
下の画像のタイヤ、溝のパターンに矢印に似たデザインがされているように見えませんか?
こんなパターンの場合、そのタイヤは回転方向を決めて設計されています。
このような設計のタイヤは、タイヤサイドに回転方向が示されています。
下の画像のようなものです。
こんな場合、タイヤは指示された回転方向を守って取り付けなくてはならないため、先にお話しした方法と異なるローテーションをします。
方法は簡単で、単に前後のタイヤを入れ替えるだけです。左右の交換はしません。
ここまで、ローテーションの大切さをお話ししてきましたが、ローテーションをまったくしない乗り方もあることをご紹介しておきます。
それは、減ったタイヤだけ交換するというものです。
これは、前後で違うサイズのタイヤを履いているオーナーも実行している方法です。
スタッドレスタイヤとは？
スタッドレスタイヤは低温でも硬くなりにくいゴムを採用しています。
これにより、雪面や凍結路にも食いつきやすくなります。
雪道や凍結した道でも、走る、曲がる、止まるといった車の基本要素が保たれやすくなりますので、雪が降ったり凍結する地域では必須となります。
スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの違い
スタッドレスタイヤはノーマルタイヤと違い、タイヤの接地面が柔らかいのが特徴です。
スタッドレスタイヤには、スリップサインの代わりにプラットホームと呼ばれる印があります。
スタッドレスタイヤの溝の深さが半分以下になったとき、プラットホームが出ます。
プラットホームが出た状態では凍結した路面や雪道の走行は危険です。
そのため半分摩耗しているスタッドレスタイヤでは車検は通らないことを覚えておいてください。
スタッドレスタイヤの交換時期と寿命は？
スタッドレスタイヤの使用期間の目安はおよそ3～4年程度と言われています。
普通のタイヤより少し短くなっています。
スタッドレスタイヤは、装着時や履いていない間の保管状態によっては、ゴムが硬くなってひび割れたりする劣化の程度が変わります。
特に直射日光にあたっていたり、雨ざらしになっている場合は早めに劣化してしまうので注意が必要です。タイヤ溝が多く残っていても、ゴムが硬くなりシワやひび割れが目立つタイヤは走行時の危険性が高まります。
スタッドレスタイヤの交換のサイン
- タイヤ溝が半分摩耗してプラットホームが出てている状態
- タイヤの溝や側面にひび割れ、シワがある状態
- タイヤ溝のゴムが硬い状態
ノーマルタイヤと違い、スタッドレスタイヤはゴムが硬くなると、雪や凍結した路面でスリップする危険性が高まります。スタッドレスタイヤとしての役割を失っている状態ですので、買い替えのタイミングとなります。
しかし、ゴムの硬くなったスタッドレスタイヤでも、雪や氷のない路面では使えますので、ノーマルタイヤの代わりに使用することは可能です。
スタッドレスタイヤの保管方法
さて、ここで問題です。
タイヤを保管するとき、次のうち正しいのはどちらでしょう?
①立てて置く
②寝かせて平積みにする
正解は……②です。
立てて半年間接地したタイヤ下側の接地面は、少し変形しています。
この状態を、フラットスポットと言います。
この状態で走ると変形したまま回転することになり、ひどいときは、ガタガタの乗り心地になってしまいます。そんなタイヤはもう使い物になりません。
どうかご注意を!
タイヤの買い方・費用
タイヤの買い方
もちろん、カーショップ、タイヤ専門店、ディーラーなどの方法は皆さんご存じだと思います。しかし、別のおすすめの方法があります。
それは、街の自動車修理工場と仲良しになっておく、という方法です。
近所でそんな店を見つけたら、一度、簡単な修理を頼んでみましょう。
オイル交換なんかがいいかもしれません。
その対応で、大体の修理工場の様子がわかるはずです。
気に入って、お店とのお付き合いが始まったら、いろんな相談事を持ちかけられます!
タイヤのことも相談事としてアリです。修理工場でもタイヤを扱えるところは多くあります。
そして、ネットで気に入ったタイヤを安く見つけるのです。キモは、購入先から直接修理工場送りにすることです。
例えばブリジストンのタイヤを直接送ることもできます。
もちろん、取り付けてもらえるか、修理工場に前もって確認しておきましょう。
選んだタイヤが適切かどうかも相談していいんです。
あっちやこっちに走り回らなくていい、ストレスのかからない方法としておすすめです。
費用
最後に費用についてお知らせします。
タイヤ本体の価格は千差万別です。品質は、価格に比例すると考えておいていいでしょう。
ただし、スペーシアにマッチするタイヤ、というのは価格では測れません。
自分が求めるのは、乗り心地なのか、運動性能なのか、耐久性なのか、価格の安さなのか、業者とよく相談するべきでしょう。
国内有名ブランドなら、どこを選んでも間違いはないでしょうし、最近台頭してきた韓国や中国などアジア製の格安ブランドも、すでに一応の信頼を得ているものが増えています。
対するヨーロッパブランドは、日本勢に押されがちですが、特定の銘柄にこだわる層には支持されています。
タイヤに関する工賃は、交換工賃1本約500円、組替工賃1本約2～3千円といったところが相場です。
まとめ
以上をまとめると、次のようになります。
- スペーシアのタイヤサイズは155/65R14と165/55R15の二種類ある。
- ノーマルタイヤの交換目安は4～5年、走行距離で30,000〜35,000㎞。
- スタッドレスタイヤの寿命は3～4年で、ゴムが硬くなった時が買い替えの目安。
- ひび割れ、シワ、亀裂がある状態で走行すると破裂する危険性がある。
- タイヤを均等に摩耗させて長持ちさせるためにローテーションという方法がある。
車のタイヤは安全に運転するためには欠かせません。
劣化したタイヤで走行していると事故の危険性が高まるので、普段からチェックしておきましょう。
値段と費用はお店によって違いますので、自分のできる範囲で納得のいく買い方をしましょう。そして、どうぞ楽しいカーライフをお送りください。
コチラの記事も参考にどうぞ!
新車をお得に買い換えるコツ! (34万円UP)
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