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こんにちは
スズキ アルトワークス が約15年のブランクを経て2015年12月にモデルチェンジして販売されました。
そんな８代目となるアルトワークスのエンジンオイル交換について皆さんは正しく認識していますか? もしかしてディーラーからこんなことを言われていませんか?
ディーラーが推奨しているならそれが正しいと思いがちですが鵜呑みにしてしまうと車の寿命に影響してくるかも!?
確かに壊れないかもしれませんが、メンテナンスをしないでいつまでも乗り続けられるとは限りません。（私が聞いた話では乗り換えをしてほしいのであえてそんな事を言うディーラーさんもいたと言う事です）
長く愛車を乗りたいと考えているなら正しい知識とこまめなメンテナンスが必須だと考えます。
今回は、アルトワークスの時期や費用、オイル交換の方法について見ていこうと思います。
オイル交換の必要性
エンジンオイルはエンジン内の各箇所で使われ、エンジンの保護を目的としています。エンジンオイルがなければそもそもエンジンという物自体存在していなかったかもしれません。
エンジンオイルも使用していくうちに汚れや劣化（酸化）が進み、本来の機能を果たせなくなってきます。だから、定期的な交換が必要なのです。
エンジンオイルの役割
引用：AUTOBACS HP
①潤滑 エンジンの金属部品がスムーズに動作する為の役割 ← これが無いと金属同士の当たりで焼付いたり破損したりする恐れがある。
②密封 ピストンやシリンダーの隙間を塞ぎ、圧力が漏れない様にする役割 ← 燃費の低下やパワー不足、さらにはブローバイガス等公害の原因になることも！？
③冷却 高温になったエンジンを冷やす役割 ← 高温での摩擦は不具合に繋がりやすい為、オイルが熱を吸収しています。
④清浄 エンジン内の汚れを取り除く役割 ← スラッジと呼ばれる汚れを取り除き、エンジン動作がスムーズに行える様にしている。
⑤防錆 エンジン内の錆を防止する役割 ← その名の通り錆を防止する。錆び付くと言うまでもなく壊れます。
オイル交換の時期
通常、3000〜5000kmを目安に交換するのがいいでしょう。また、あまり乗っておらず、距離が進んでいなくても半年に１回は交換をオススメします。
これは、オイルの酸化が進む為です。
さらに、新車購入時の初回交換は注意が必要です。通常時と違い、500〜1000kmでの交換をオススメします。
通称：「慣らし運転」と言い、オイルや金属部分の当たりが馴染むまでの期間です。
馴染む前に回転数を上げたり無理な負荷を掛けるとエンジンへのダメージが大きくなり結果、寿命が短くなると言われています。
交換費用について
一般的にエンジンオイルは「円／L」と言うかたちで販売されている為、お店や選ぶオイルの銘柄によって値段が変わってきます。
アルトワークスは「オイル量：2.4L」、「オイルフィルター込：２.６L」、「指定粘度：5W30」となっています。
例えば、1000円／Lで交換する場合、「1000円×2.4L＝2400円」となります。
お店によっては工賃別の場合もありますので交換前によく確認しておきましょう。
オイルフィルター有りの場合は、オイル代＋フィルター代がかかります。また、フィルターに入る分のオイルがある為、0.２L多くなっています。
フィルター代に関しても銘柄によって様々ですが500円〜くらいだと思います。
オイル交換の方法
●下抜き
ドレンボルトと呼ばれるボルトを外し、オイルパン内のオイルを下に抜くこと。
もっとも一般的な方法。
メリット：ボルトを外せば簡単にオイルが抜ける。
デメリット：ドレンボルトが真下についていない為、オイルが完全に抜けきれない。（下回りをぶつけた際にドレンボルトの破損によるオイル漏れを防止する為、位置がずれている）また、都度ドレンパッキンの交換が必要。
●上抜き
専用の機械を使用し、細いノズルをオイルレベルゲージの管に差し、抜き取る方法。
メリット：リフトアップ、ドレンボルト外しをせず、オイルが抜ける。また、うまくいけば下抜きで抜けないオイルも抜ける。
デメリット：手探りでノズルを入れる必要がある為、当たりが悪ければ下抜きよりも抜けないことがある。
どちらの方法も一長一短があるとは言え、確実な方法は下抜きだと思います。完全に抜けないとは言え、気にしなくても良いレベルの量（微量）なので・・・。
まとめ
- オイル交換の時期は3000〜5000km、または半年に１回
- オイル交換費用は2000〜4000円（銘柄やお店によって変わる）
- オイル交換方法は下抜きがオススメ
いかがだったでしょうか？愛車を長く乗りつづけたいと思っているなら日頃からのメンテナンスが重要ですよね！正しいメンテナンス方法を知り、あなたの車も大切にしてあげてください。
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