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宏樹です!
今日は、僕にとっては少し残念でもあり、時代の流れには逆らえないという「あきらめ的」なお話になりそうです。
僕は、スズキが軽自動車部門でかなり独自な路線を走っていたと思っています。
ただこれからお話しすることは、凄くスズキ党の僕としては、残念言わざるを得ない話になりそうです。
それは、スズキ、トヨタ、ダイハツで共同開発したEV商用バンが発売されるという事だからです。
しかも年内から発売開始にするという、すごく迅速な計画となっています。今回は、三社共同開発・販売のBEV軽商用バンについてお話してみます。
エブリイEVはハイゼット共用?そもそもどうして共同開発になってしまったのか?
引用:スズキ公式HP
僕が調べた限りの話をしてみます。現在スズキやダイハツは、燃費向上を中々推進できず、たぶん国からも「もっと燃費の良い車を作ってくれ」とハッパを掛けられている状況だと推測します。
スズキの場合は、ストロングハイブリッドの開発やEV開発が非常に遅れていると考えます。これは、ダイハツも同じであるといえます。
そして、開発を1から行う事になれば、現在のスズキでは体力が持たないほど開発費がかかると想像します。
こういったことから、スズキはストロングハイブリッドやEVの独自開発を断念し、電気自動車事業に先進しているトヨタと組むことにしたのでしょう。
ホンダが独自でN-VANのEVを開発している点も脅威に!
引用:ホンダ公式HP
引用:ホンダ公式HP
ホンダは、独自技術でEVを開発しています。そして翌年には導入すると発表しました。この販売に併せて、大手の個配業者である「ヤマト運輸(クロネコヤマト)」とも実証実験を6月1日からスタートしています。
宏樹の結論としては、「EV戦略で遅れをとってしまったスズキは、お尻に火が付いた状態」なため、早急にEVモデルを出さざるを得なくなくなったと考えます。
エブリイEVはハイゼット共用?スズキは独自開発できないのか?
引用:スズキが、スウェイスを欧州地域で販売開始!トヨタ車にそっくり!?トヨタとスズキの関係って?
引用:イギリスから初導入!スズキが、トヨタRAV4 PHVをOEMで販売開始。モデル名は、アクロス!
欧州では、とにかくEV化への波がすごい速さで進行しています。先程もお話しましたが、スズキはEVやハイブリッドへの準備が全く間に合っておらず、開発する時間もない状態になっていると推察します。
そのため、スズキは、手っ取り早くEVやストロングハイブリッドの技術を供与してもらうことで欧州市場を確保する必要がありました。
一方トヨタは、インドのスズキシェア率に注目していました。ものすごく高いシェアを活用して、トヨタのEVやストロングハイブリッドモデルをスズキで投入することで生産効率を高める狙いがあると思います。
今後トヨタは、ダイハツがインドネシアで高いシェア率を持っていることにも注目しているはずです。トヨタでは、拡販できない世界地域において、強いメーカーが代わりに自社製品を販売すれば良いという考えでしょう。
エブリイEVはハイゼット共用?まさか乗用も共用になる可能性はあるの?
引用:スズキ公式HP
乗用モデルは、「現段階では共用化する予定はない」と予測!
宏樹の懇願コーナー
エブリイも脱落の前触れ?
エブリイジョイン
リヤシートヘッドレストを付けたまま収納可能だけど床が斜め。若干段差が出る。ハイゼットクルーズ
フラット収納可能だけどヘッドレストは外して所定の位置へ。手間がかかる。一長一短だけど居住性はエブリイに軍配。
https://t.co/AfKW8d0u83— あだ蔵 (@ada_kura) May 27, 2023
軽自動車は日本固有の独自規格なんだから!
軽自動車と言えば、日本固有の規格です。そして、スズキが最も得意とする分野でもあると思います。
例えば、アルトでは27.7㎞/Lとかなり高燃費なモデルまでアップデートされたと思います。軽乗用車でストロングハイブリッドが必要なのかと言えば、車両価格が上がるだけで、そこまで求められてないでしょう。
スズキらしい技術で、燃費を上げていくエンジンやマイルドハイブリッドシステムのアップデートを行い、30㎞/Lくらいまでの燃費効率になれば、すごく良い事と感じます。
スズキはマイルドハイブリッド商用バンを発売してほしい!
引用:三菱公式HP
国は、エコなものに対してかなり積極的な補助を行っています。例えばミニキャブ ミーブの場合は、250万円位する車両価格が国の補助や都道府県の補助(地域により違いあり)などで、半額くらいの車両価格になります。
こういった国の制度などを利用できるうちに、スズキ、トヨタ、ダイハツは早期拡販していきたい狙いはあると思います。
ちょっと待って!!!
スズキには、そもそもマイルドハイブリッドという非常に簡素化されたハイブリッドシステムがあると思います。
ちなみに商用エブリイバンや乗用エブリイワゴンには、まだマイルドハイブリッドだけでなくエネチャージモデルもラインアップしていません。EVモデルは仕方ないかもしれませんが、それ以外の乗用・商用モデルは、スズキの独自路線で開発してほしいと思います。
こういった熟成した技術を採用して燃費向上を図ることが、「車両価格を抑えるだけでなく、故障の少ないモデルになるのでは」と、僕は思います。
まとめ
エブリイEVはハイゼット共用?乗用も共用に?三社で共同開発のEV発売!?をまとめると
- 商用バンは、待ったなしでEVモデルを投入する必要があるためにスズキ、トヨタ、ダイハツで共同開発モデルを発売すると予想します。
- 乗用モデルは、現時点では各社の開発になると思います。将来的には統合される可能性はありそうです。
今回は、スズキ、トヨタ、ダイハツの三社で開発・販売する軽商用EVモデルを紹介しました。なんとなく、同モデルの基本開発は、トヨタとダイハツで行われ、スズキはOEM供給を受けるだけのような気がします。そうあってほしいと思う僕がいます!
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