スペーシアベースとスペーシアギアどっちが雪道に強い?走破性は?2WDと4WDの違いは?重量バランス?

宏樹です！

新型スペーシアベースが販売開始になりました。注文して早く納車される方は、冬になるかもしれませんね（これは予想です・・・）。

冬ということは、スペーシアベースの雪道について気になる方も多いのではないでしょうか？例えばソロ冬キャンプなどをする場合に、「大丈夫だろうか？」などという点です。

そこで今回は、兄弟車となっていて、さらにアクティブなモデルであるスペーシアギアとスペーシアベースが、雪道ではどうなのかという比較をしてみたいと思います。

スペーシアベースとスペーシアギア雪道比較を検証

4WDスタッドレスのスペーシアギアはすごいな。全然雪道の坂もグイグイ登る。買ってよかった… pic.twitter.com/HgEGYQdtac

— 佐藤さん。 (@satorin_MiKi) January 6, 2022

スペーシアベースは、スペーシアをベースにしています。スペーシアギアもスペーシアをモデルにアクティブな活動ができるような仕様にしています。

今回は、スズキモデルである2モデルを題材にして、「雪道に強いのは？」という観点から比較検証してみます。

スペーシアベースとスペーシアギア2WDと4WDの違い

引用：スズキ公式HP

スペーシアギアは、全グレード運転席・助手席シートヒーターが標準装備化されています。一方スペーシアベースGFの2WDには、助手席シートヒーターは未装備です。

寒い季節にシートヒーターが装備されているのと無いのでは大きく差が出ます。2WDモデルのスペーシアベースを購入検討している方は注意が必要でょう。

スペーシアベースとスペーシアギアの最低地上高は？

昨日の雨で雪道がボコボコ状態。しかもシャーベットの様な雪質で、ズブズブとうまる。歩く所は轍しかないし、プチ登山したかの様に疲れたー。雪の捨て場所が足りないからか、除雪車未だに来ず☃️ pic.twitter.com/uBBtnEVsFk

— メランコリアの独り言 (@btbt1021) January 22, 2021

スペーシアベースもスペーシアギアも最低地上高は、150㎜と同じです。ということは、設計上の違いはないと考えてよいでしょう。

スペーシアギアは、アクティブに行動したい方向けのデザインとなっているのですが、基本的な仕様は、スペーシアと同様であるということです。雪道に強く作っているということには、ならないといえます。

スペーシアベースとスペーシアギアのエンジンなどは？

スペーシアベースは、ノンターボガソリンエンジンのみの設定になっています。一方スペーシアギアは、ハイブリッド仕様のノンターボとターボガソリンエンジンが用意されています。

雪道では、このパワートレインの違いがどのように影響してくるのでしょうか？近年では、ターボモデルのほとんどが、加速が良くなるように低回転から作動するようになっています。

そのため雪道でターボモデルのアクセル開度が大きいと、空転する危険性が高まります。先述した北海道・東北の友人もそのように言っていました。

一方ノンターボで、ノンハイブリッドのスペーシアベースは、ワゴンRスマイルのがガソリンモデルなどと同様の挙動となりそうです（エンジン的には）。比較的雪道でも、比較的スムーズな走り出しが可能になりそうです。

スペーシアベースとスペーシアギアの燃費などは？

スペーシアベース

引用：スズキ公式HP

軽商用ナンバーワンというだけあり、スペーシアベースはかなり細部を煮詰めてセッティングした結果、高燃費になっているといえます。

スペーシアギア

引用：スズキ公式HP

スペーシアギアの燃費が、スペーシアベースと同じなのは、やはり重量が重たいという点といえるでしょう。リアシートなどの素材などによって重量が重たくなっていると感じます。

スペーシアベースとスペーシアギアのタイヤサイズは？

• スペーシアベース155/65R14　75S
• スペーシアギア155/65R14　75S

 

両モデルとも上記のサイズが指定されています。スペーシアベースは、商用モデルながらタイヤサイズを乗用指定できる設計にしています。

商用モデルといえば、プライ数（積載重量に耐えられるタイヤ）のあるものを指定している車が多いと考えます。例えば、350㎏の荷物を積載できるようにしたら、LTタイヤや6プライタイヤ（いわゆるバン用タイヤ）を装着しないと車検も通りません。

スズキは、こういった観点などから敢えて積載を200㎏までにして、乗用タイヤを装着できるバンモデルとしたようです。

スペーシアベースとスペーシアギアの車両価格は？

スペーシアベース	駆動方式	価格
GF	FF	1,394,800円
GF	4WD	1,518,800円
XF	FF	1,547,700円
XF	4WD	1,667,700円

スペーシアギア	駆動方式	価格
ハイブリッドＸＺ	FF	1,725,900円
マイスタイル	FF	1,793,000円
ハイブリッドＸＺ ターボ	FF	1,802,900円
ハイブリッドＸＺ	4WD	1,845,800円
マイスタイル	4WD	1,912,900円
ハイブリッドＸＺ ターボ	4WD	1,922,800円

これは、冬道を走行することとはあまり関係ない項目なのかもしれません。安い車両を購入すれば、雪道対策に必要なスタッドレスタイヤや緊急脱出用品、タイヤチェーンなどを購入する資金を作り、準備することも可能となりますね。

宏樹目線の勝手に気になる点は「重量バランス」！！！

わたくし宏樹が、スペーシアベースとスペーシアギアで大きな違いは、仕様違いによる重量バランスでないかと予想します。

例えば、エブリイという商用モデルがあります。この車は、エンジンをお腹下に配置しています。一番重たいエンジンが真ん中にあることで、前後の重量バランスが50対50に近くなるようにできます。

そして、荷物を積載しても前後の重量バランスがうまくいくように設計されています。アトレーなども同じですね。

一方スペーシアべースは、軽商用バンでもエンジンをスペーシアギアと同じ前に置いています。そして荷物を積載するためにリア部分が軽く作られていると考えます。

重量バランス的には、スペーシアギアよりもスペーシアベースの方が、前に荷重がかかっていると考えます。例えば荷物を積載して、ちょうどよいバランスという雰囲気です。

雪道では、車の重量バランスが走行に大きく影響します。この点が、一番気になったところです。

スペーシアベースとスペーシアギア雪道に強いのは？

毎日荷物などを積んで走ったり、キャンプ道具などを後席ラゲッジに積み込んだままにするような人であれば、スペーシアベースが良いかなと考えます。

普段から4人乗車したりする人や、一人で走行し車内はすっきりさせたい人は、スペーシアギアかなと思います。

車両価格だけで見れば、雪道も含めスペーシアベースで良いとも思いました。

まとめ

スペーシアベースとギアどっちが雪道に強い?雪道走破性は?2WDと4WDの違いは?をまとめると

• 基本的な雪道走行能力は、スペーシアベースもスペーシアギアもほぼ同じであると考えます。とくにたまに雪道を走るという方は、大きな違いはないと予想します。
• どちらを購入するかは、毎日の使用方法で変わる可能性があります。

 

今回は、スペーシアベースとスペーシアギアで、どちらが雪道に強いのかという検証をしてみました。

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