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こんにちは、宏樹です。
人々を魅了するスズキの優れたコンパクトカーの数々。
もう既に、約20年もの時を刻んだスイフトは、国内はもちろん海外でも大人気です。
スイフトはハンガリー、インド、中国でも販売され世界累計500万台販売を達成した人気のクルマ。
長い歴史を持つスイフトは、どんな進化を遂げてきたのでしょうか。
今回はスイフトの歴史をご紹介いたします。
スイフトの意味って何だろう?
SWIFTってどういう意味なんだろう? と思い調べてみました。
スズキのサイトには「スズキ四輪車 車名の由来」というWebページがあります。
そこには、SWIFTは「軽快、快速」を意味する英語との事。なるほどですね。
《スイフト 歴史》初代スイフト(2000年~2006年)
今でこそ高品質でスポーティーなコンパクトカーですが、初代スイフトは軽自動車より価格が安いのに軽自動車ではない小型乗用車として発売されました。
「79万円」の衝撃が記憶に新しい方もいるでしょう。
初代スイフトは、車両価格が非常に安いのが売りでした。
スイフトが発売される前に、舘ひろし氏が「オレ、タチ、カルタス」と言うCMで有名になったカルタスというクルマがありました。
このカルタスの後継車がスイフトになります。
国内ではスイフトという名前ですが、カルタスが海外ではスイフトという名前だった事から、海外ではイグニスという名前で発売されました。
初代スイフトは軽自動車「kei」をベースにしています。
2000年2月に「SE」「SG」「SX」グレードを発売し、5月にはスズキ80周年記念の「SGエアロ」を発売。
その後、2000年9月に装備を厳選したグレードである「SE-Z」が発売されました。
2001年1月に「SGエアロⅡ」、4月にはエアロパーツやアルミホイールを装着し、オーディオ付きの上級内装になった21世紀記念モデルの「SE-G」を発売。
2001年5月には(株)スズキスポーツがデザインした「スイフトRS」が発売されました。
スズキスポーツは、現在「モンスタースポーツ」という社名に代わっています。
スイフトのスポーツグレードにはスイフトスポーツがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
新型スイフトスポーツのグレードは? スイフトとの違いも徹底比較!
スポーツという名の通り、スポーツ仕様にカスタマイズする会社なので、スイフトRSもスポーツ仕様のグレード。
内外装が専用部品という特別仕様になっています。
2003年6月には新たな特別仕様車の「SF」が発売されるだけではなく、環境に配慮した取り組みもありました。
スイフトは国土交通省最高基準「超-低排出ガス」車認定を取得しています。
- 2000年2月 SE、SG、SX発売
- 2000年5月 SGエアロ発売
- 2000年9月 SE-Z発売
- 2001年1月 SGエアロⅡ発売
- 2001年4月 SE-G発売
- 2001年5月 スイフトRS発売
- 2003年6月 SF発売 国土交通省最高基準「超-低排出ガス」車認定
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《スイフト 歴史》2代目スイフト(2004年~2010年)
スズキは安さが売りの初代からイメージを一新して、2代目は世界に売り出すことを意識します。
初代より洗練されたデザインに加え、日本と欧州でテストを繰り返して世界に通用する走りを追求。
海外でもスイフトという名前で販売を開始しました。
2004年11月に「1.3XG」「1.3XE」「1.5XS」を発売。
2005年6月15日には「1.3XE Style」を発売しています。
大躍進したスイフトが高く評価されたのは言うまでもありません。
- 2005年11月2005-2006日本カーオブザイヤー特別賞「Most Fun」受賞
- 「2006年次RJC カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
2006年1月に賞を受賞したことを記念して「1.3XGリミテッド」を発売。
2006年6月には「1.3XGリミテッドⅡ」も発売しています。
2007年のマイナーチェンジでは、1.2LエンジンとCVTを採用して燃費を向上させています。
12月には「XGEセレクション」という内装と外装を充実させた特別仕様車を発売。
2008年6月には「XGエアロ」「Style-L」を発売します。
環境に優しいクルマづくりは続いており、翌年2009年5月には、2WDのCVT車が「平成22年度燃費基準+15%」を達成。
「環境対応車普及促進税制」に適合しています。
その結果、スズキは四輪車の国内での累計販売台数が2000万台を突破しました。
2010年1月には記念に特別仕様車「XG Cセレクション」を発売。「XGエアロ」もバージョンアップされています。
- 2004年11月 1.3XG、1.3XE、1.5XS発売
- 2005年6月15日 1.3XE Style発売
- 2005年11月 2005-2006日本カーオブザイヤー特別賞”MostFun”、2006年次RJCカーオブザイヤー受賞
- 2006年1月 1.3XGリミテッド発売
- 2006年6月 1.3XGリミテッドⅡ発売
- 2007年 マイナーチェンジ
- 2007年12月 XGEセレクション
- 2008年6月 XGエアロ、Style-L発売
- 2009年5月 2WDのCVT車が「平成22年度燃費基準+15%」を達成。環境対応車普及促進税制に適合
- 2010年1月 XG Cセレクション発売。XGエアロ バージョンアップ
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《スイフト 歴史》3代目スイフト(2010年~2016年)
2代目が好評だったので3代目も同じコンセプト「見て力強さを感じ、乗って力強く走るダイナミックコンパクト」です。
環境に優しいクルマづくりには更に磨きがかかり、CVT車はさらに「平成22年度燃費基準+25%」を達成。
5MT車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成しました。
スイフトの全グレードが「環境対応車普及促進税制」の適合車となっています。
2010年9月に「XG」「XL」「XS」の3グレードを発売。
2010年11月16日に「2011年次RJCカーオブザイヤー」を受賞しています。
2011年9月には「XG」と「XL」のアイドリングストップ車が発売され、11月には「RS」を発売。
2013年7月に「XG」「XL」「XG-DJE」「XL-DJE」「RS」「XS」「XS-DJE」が発売されました。
DJEとは「デュアル ジェット エンジン(Dual Jet Engine)」と「エネチャージ(Ene-charge)」のことです。
今では、みなさんご存じの技術ですが、当時スズキが新たに開発した先進の技術でした。
2014年6月には「スタイル」「RS」「スタイル-DJE」「RS-DJE」を発売。
- 2010年9月 XG、XL、XS発売
- 2010年11月16日 2011年次RJCカーオブザイヤー受賞
- 2011年9月 XG、XLアイドリングストップ車発売
- 2011年11月 RS発売
- 2013年7月 XG、XL、XG-DJE、XL-DJE、RS、XS、XS-DJE発売
- 2014年6月 スタイル、RS、スタイル-DJE、RS-DJE発売
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《スイフト 歴史》4代目スイフト(2016年~)
4代目となる新型スイフトは、新プラットフォームの「HEARTECT(ハーテクト)」の採用で車重は軽く、とても頑丈になりました。
また徹底した軽量化により3代目と比べて、なんと!! 120kgもの軽量化に成功しています。
2017年1月に「RSt」「XG」「XL」「XG」「HYBRID ML」「RS」「HYBRID RS」を発売。
2017年7月に「HYBRID SG」「HYBRID SL」を発売しています。
2017年11月に「XG Limited」を発売。
2018年10月には「XR Limited」が発売されました。
- 2017年1月 RSt、XG、XL、XG、HYBRID ML、RS、HYBRID RS 発売
- 2017年7月 HYBRID SG、HYBRID SL 発売
- 2017年11月 XG Limited 発売
- 2018年10月 XR Limited 発売
スイフトの開発コンセプトについて、チーフエンジニア小堀氏が語るインタビュー記事はこちら。
スイフトの歴代最強モデルはどれだー!?
筆者の個人的な見解ですが、スイフトの歴代最強モデルは4代目のグレード「RSt」で決まりでしょう!!
排気量1,000ccの3気筒エンジンで低燃費。唯一のターボ搭載車で1,500cc並みのパワーを実現しています。
「RSt」グレード以外は、1,200ccの4気筒エンジンでノンターボ。
燃料が無鉛レギュラーガソリン対応というのが嬉しいですね。
また、ミッションが「CVT」ではなく「6AT」というのも良い意味でスズキらしいと感じました。
スズキのコンパクトSUVクロスビーを試乗した。ハスラーとは似て非なるクルマ。スイフトRStと同じ1L直3ターボ+6ATは高速でも十分な動力性能。乗り心地悪くは無いがスイフトRStには劣るかな。車中泊に向かないシートアレンジも含めて、このエンジンならスイフトRStを選ぶな
— しょういち (@shobopin) January 20, 2018
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お父さんにも感謝🙏🏻 pic.twitter.com/SZnHllkSm2— *まな* (@mana_zc33s) October 31, 2018
口コミでもスイフト「RSt」は高評価ですね。
やはり、スイフトの歴代最強モデルは4代目の「RSt」がオススメ。
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まとめ
- SWIFTは「軽快、快速」を意味する英語
- 初代は安さが売り
- 2代目は世界を意識して洗練された
- 3代目は2代目のコンセプトのまま
- 4代目スイフトは大幅に減量
- 個人的に4代目「RSt」が歴代最強?!
スイフトは、およそ20年の歴史があり進化を続けてきました。スイフトの魅力を改めて実感していただければ幸いです。
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