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こんにちは。車に乗るならやっぱり「走り」にこだわりたいですよね!
高速でグングン加速が伸びたり、坂道もスイスイ～みたいな。
それでいて「コンパクトでecoな車が良い!」というのも日本人特有の願望でもあります。
今回はスズキの車の中でも、お互いコンパクトでありながら走りを追求した
スイフトとクロスビーは何がどう違うのかを比べてみました!
コンパクトなサイズを維持しながら、個性的なハイブリッドを目指した「スイフト」
引用:スズキ公式HP
スイフトはコンパクトかつシンプルなデザインが特徴的で使いやすさを追求したコンパクトハッチバック型の乗用車です。車名の「スイフト」は、英語の「SWIFT：軽快・快速」に由来しています。
引用:スズキ公式HP
スイフトが人気なのは走行性能が高い上に価格が安く、実用性に優れているからです。しかもハイブリッドモデルもあるのでecoなんです。
2016年には世界累計売上台数が500万台を突破しました。
発売当初の2000年2月から現在に至るまでスズキをけん引する基幹モデルとしても位置付けられているといっても過言ではないでしょう。
余談ですが、物事に特にこだわらない私の父親が運転だけは相当好きでして。仕事終わりの週末に名古屋から熊本までとか、名古屋から秋田までとか、車で城めぐりして日帰りで帰ってくるくらいなんですね。(一回お供したときはマジでしんどかった、、片道800㎞超! ノンストップで11時間ですよ! )
そんな父親がこないだスイフトから新型スイフトへ買い替えてました笑
一度ハマったらなかなか変えられないくらい使い勝手がいいみたいなんです。
コンパクトクラスのかわいいSUVを目指した「クロスビー」
引用：スズキ公式HP
クロスビーはコンパクトクラスのかわいいSUVを目指して開発されました。
その登場は2017年10月末の東京モーターショー。いきなり製品化したのではなく、「こんなのつくってみました」といったスタンスで展示されていたところ、反響がよく2か月後には製品化されています。
クロスビーはクロスオーバー車の意味を持つ「Ｘ」と「to be exciting」を組合わせて名付けられています。ですので、オフロードだけではなく、街乗りなどの普段乗りの走行を重視するターゲットに向けた機能も充実しています。
さすがは営業さん。お話合わせてくださりありがとうございます。
引用:スズキ公式HP
おっ、がぜんスイフト派だった宏樹さん。少しクロスビーに興味持ち始めたみたいですね。
イグニスがどんな車かはこちらをどうぞ↓↓↓
イグニスの意味・歴史は? 歴代最強モデルはどれだ? 歴代最強モデルはどれだー!?
≪スイフトVSクロスビー≫ やっぱり気になるのは走行性能!
走行性能に関係してくるのはエンジンとトランスミッションです。この2つに関係する数値を比較してみました。
なお、クロスビー代表は2クラスのうち、ハイクラスのHYBRID MZです。
スイフトはグレードが7つありますが、代表選手としてクロスビーと同じマイルドハイブリッドのHYBRID RS、一番燃費がいいハイブリッドのHYBRID SL、クロスビーと同じターボ車のRStの3クラスで比較しています。
走る車の条件は「より軽い」「排気量が大きい」「トルクと馬力が大きい」
理恵さんが黒焦げになっちゃう前にざっくり説明しましょう。
≪解説比較≫ 「トルク」「出力/馬力」「排気量とエンジン種類」「ターボと直噴エンジン」「トランスミッション」
トルク
トルクとは「物体を回転させるための力」です。車でいうとタイヤを回すための力です。
自転車でいうとペダルを回すために踏み込むための力の事です。
トルクが大きいと踏み込む力が大きくなりますのでスタートダッシュが早くなります。
また坂道もスイスイ登ることができます。
出力 / 馬力
トルクは初速の瞬発力を言いますが、出力/馬力はその力を持続する仕事率を表す単位となります。
昔は馬で荷物を運んでいましたよね。1馬力は75キログラムの物を毎秒1メートル動かす力です。「トルク×回転数=馬力」となります。
出力と馬力は呼び方と表示が違うだけで内容は同じです。カタログ表記は出力でも馬力のほうが馴染みのある表現としてよく使われています。
排気量とエンジン種類
排気量
排気量はエンジンのパワーを表します。
エンジンはガソリンを爆発させて動きますよね。ガソリンを爆発させるためには空気が必要です。
排気量が大きければ1度により多くのガソリンを爆発させることができ、1度により多くのパワーを生み出せるということを表しています。
メリット
- 加速がスムーズになり最高速度が速くなる ⇒ 高速での合流や信号坂道で「べた踏み」しなくても楽々登れる
- エンジンの回転数が少なくて済む ⇒ 振動がなくなり、エンジン音も静か
デメリット
- シリンダ(ガソリンを燃やす筒)が多くなるので重量が重くなる ⇒ 燃費が悪くなる
- 車体値段が高くなりがち
- 税金も高くなる
エンジン種類
ガソリンを燃やすためのシリンダがどのように配置されているか、いくつ配置されているか、そのデザインと数によって「直列3気筒」「V6エンジン」等の名前がついています。
シリンダが少ないとその筒内で爆発させるガソリンの量は多くなります。
ただし筒内で爆発できる量にも限りがありますので、筒が多くさせるほど排気量も多くできます。
メリット
- 交互に爆発を持続できる ⇒ 高回転域でもハイパワーを出せる
- 筒の爆発パワーを抑えられる ⇒ 振動が少ない
デメリット
- 筒内での1回あたりの爆発量が少ない ⇒ 低回転でのトルクが低い ⇒ ストップ&ゴーが多い街乗りで燃費が悪くなる
- 車体が重くなる ⇒ 燃費悪い
ターボと直噴エンジン
ターボ
ターボはシリンダにより多くの空気を効率よく送り込むために着けられた仕組みです。「ターボチャージャ」とも「過給機」とも言われます。
ターボがついていないエンジンは自然吸気「NA」(Normal AspirationまたはNatural Aspiration)と表記されたりします。
直噴エンジン
通常のエンジンは燃焼室でガソリン燃焼させる前の段階で空気と混合させ（噴射）ますが、直噴エンジンは燃焼室内で空気の量に合わせたガソリンを直接噴射させます。
直噴ターボがついていると排気量以上のパワーを得られると言われています。
ちなみにクロスビーは排気量1ℓですが、直噴ターボにより1.5ℓ自然吸気エンジン並みの高出力・高トルクを発生さると言われています。
メリット
- 小排気でパワフルな走りを楽しめる
- 燃費効率がよくお財布にやさしい
デメリット
- 直噴ターボはススがでて汚れやすい
でも車好きさんはこの汚れにさえ愛着がわく人もいるみたいですよ~。
トランスミッション
トランスミッションとはギヤを変える変速機の事です。エンジンで生み出した動力を車を回転させる力(トルク)に変化させる動力装置でもあります。
活字で説明されてもよくわからない! というあなたに、動画を用意しました!
こちらではマニュアルトランスミッションの仕組みが解説されています。↓↓↓
MT
マニュアルトランスミッションの略。運転者が手動でクラッチを操作してトランスミッションのシフトチェンジを行う。
AT
オートマチックトランスミッションの略。クラッチ操作は無く、アクセルペダルとブレーキを操作するだけ。
CVT
CVTはContinuously Variable Transmissionの略。和訳すると無段変速機となる。歯車を使わずにプーリーと呼ばれる部品とV字ベルトを用いて変速を行うものが一般的。
プーリーは食べ物ではありません! プーリーが何なのかはこちらの動画をご覧ください↓↓↓
歯車と違ってCVTはベルトで動かすので、高回転域ではベルトが滑りやすく高加速には向いていないといったデメリットもあります。
クロスビーのエンジンが排気量1.4ℓになったらコンパクトSUVで最強説
ちなみにスイフトと同じ性能のエンジン積めるのであれば、ガンガンのスポーツ仕様「スイフトスポーツ」のエンジンを積むことも出来るのではないかとSNSでも噂されています。
スイフトスポーツのエンジンは総排気量1.4ℓ、最大トルク230Nですから、これをクロスビーに詰めれたら本当にかわいい顔して化け物みたいな車に生まれかわるかもしれませんね。
@suzukicojp クロスビーに1.4ターボエンジンを載せたグレードを販売してほしいです。
— ライコピン (@lycopene212) November 25, 2018
クロスビーなら、スイフトのMTを移植してからのハイリフトにしてスイスポとの違いを見せれそうですね。
軽いから1.4ターボでも強力なトルクを得れそうです！— クロ（黒羽の銀兎） (@RG43JAC13HE21S) October 14, 2019
クロスビーは今後のマイナーチェンジに期待です!
≪スイフトVSクロスビー≫ 燃費を比較 お財布にやさしいのはどっち??
営業さん、ナイスアシスト!
ハイブリッド
エンジンとモーターの2つの動力で走る車。モーターのみで走行することも可能。同じモデルならマイルドハイブリッドよりも高くなる。
マイルドハイブリッド
モーター機能付き発電機でエンジンをアシストする。減速時のエネルギーを利用して発電し、約9㎞/hになるとエンジンが停止。加速時に充電した電力を利用する。
引用：スズキ公式HP
クロスビーのマイルドハイブリッドの燃費はスイフトのガソリンタイプ変わらず?
それでは肝心の燃費はどうでしょうか。比較してみましょう。
ちなみに年間ガソリン代は1万㎞走行、ガソリン価格141円/ℓ(e燃費調べ2019年10月26日時点全国平均)実燃費の値を基準に計算しています。
クロスビーの燃費が思ったより良くないんじゃないかという意見はツイートにもありました。
https://twitter.com/kurosute_car/status/930433264543719424?s=20
やっぱりターボがついている分、クロスビーの燃費は少し悪くなってしまうのでしょうか。
でも逆にマイルドハイブリッドが無いともっと燃費悪くなるので、街乗りには向かなくなるでしょうね。
クロスビーはアウトドアも街中でも両面で活躍するクロスオーバー車ですので走行性能を維持しつつもecoにも目を向けているといった感じです。
ちなみに実燃費は満タン法で簡単に図ることができるので、自分の愛車でも試してみましょう。
- まずガソリンを満タンにする
- スピードメーターのトリップメーターをゼロにする
- 走行する
- ガソリンを満タン給油する
- 給油した量を確認する
「走行距離÷走行後に給油したガソリン量=燃費」となる
実燃費はアプリを使って管理することもできます。「入力するのもめんどくさい!」という方は、レシートの写真撮るだけで記録する方法もありますよ。
≪スイフトVSクロスビー≫ 乗り心地＆居住性を比較
乗る人、乗る位置によってニーズは様々ありますよね。クロスビーとスイフトの居住スペースについてご案内します。
スイフトの課題は後部座席の狭さ
まず数字で比較! 車内寸法を見てみましょう。
車内寸法ではクロスビーがやや上ですね。特に違いが出るのは「長さ」の部分です。
スイフトよりもクロスビーの車内長は約20㎝長いですね。20㎝っていうとリュックサック1個分の幅くらいはあります。例えばそれが足元にあると「邪魔だな～」って感じますよね。
スイフトはコンパクトさを重視している分、後部座席が比較的狭い作りになっている様子です。
クロスビー、前シートよりリアシートの居住性がいい。
前までスライドさせてもスイフトのリアシートと変わらない、ってスイフトが狭いだけか(・ε・｀) pic.twitter.com/xKEzReR1Zn— マサ(・ω・)ゞ (@masa768) May 16, 2019
運転席からの視界の良さのポイントは「Aピラーの角度」
特にスイフトとの違いはAピラーの角度です。クロスビーはAピラーの角度を垂直気味に作ることで運転席から斜め前側の死角を作らないようにしています。
引用：スズキ公式HP
引用：スズキ公式HP
スイフトは風の抵抗を受けないようにかAピラーの角度を寝かせ気味にしているのと、三角窓の部分を黒いパーツにしているので、運転席からは少し目隠しされている感じになりますね。
引用：スズキ公式HP
運転席からの視界違いはこちらの動画をご参考にどうぞ↓↓↓
クロスビーは5:20辺りから運転席の様子が映し出されています。6:35辺りで三角窓の視界の良さを解説しています。
スイフトは2:40辺りから運転席からの映像が出ています。
映像で比べると視界の違いもわかりやすいですね。クロスビーのほうが高さと幅も5-7㎝広いですが、Aピラーの角度だけでこんなに違うんだなと感じました。
乗り心地を分けるポイントはシートの固さ
シートの乗り心地は好みが分かれると思いますが、口コミを見てみますと、クロスビーのシートは柔らかく乗り心地が良くないといった意見が多いようです。腰痛持ちのドライバーでは辛いといった意見もありました。
シートが柔らかく、座面、背面共に体への特定部位への沈み込みがあって、体を面で支えてくれない。
このために腰痛持ちには全く適していない。乗り心地が悪い。柔らかめのシートはあまり体をサポートしてくれず、そこへ車体が揺れるものだから、荒れた路面では体制を維持するのがやや大変。小さな起伏はよく吸収してくれるが、大きめの起伏を乗り越える時には突き上げを感じる。
シートは柔らかめなので好みが分かれる部分かも知れません。
引用:価格.COM
クロスビーはSUV車ですから、オフロードを走ることも想定してでこぼこ道の振動を吸収するためにシートを柔らかくしているのでしょうか。価格を抑えるための大人の事情でしょうか。
ただ、日常生活でも柔らかすぎる椅子は腰に負担がかかりやすいみたいです。
座面が柔らかすぎると骨盤が立った状態が保てず、腰痛を引き起こす原因になるようです。
柔らかい椅子という事は当然座るとお尻はその椅子に吸収されるように沈んでいくことでしょう。
そうしてお尻が沈んでいくということは、当然それによって姿勢が悪くなります。どう悪くなるかというと、やや前傾姿勢になるのです。
そしてそんな前傾姿勢の状態というのは、腰にすごく負担をかけることでお馴染みです。だから、腰痛の人にとっては、あまり柔らかい椅子は良いとは言えないのです。
一方のスイフトのシートは固めに作られており、長時間の運転でも快適そうな印象でした。
シートはしっかりした座り心地でホールド性を高める改良も加えられている
一般的なコンパクトカーの中ではかなり固めだと思います。XVのB型も固め（C型へ改良された時に乗り心地も少し柔らかくしたそう）でしたが、その1.5倍は固いです。ドライブレコーダーの感度をXVと同じにしておくとかなり反応します。
シートは少し固めですが、長時間の運転でも疲れにくく、よい感じです。
引用:価格.COM
私も前職は営業で長時間運転する仕事だったんですけれども、会社が営業の満足度向上のために全営業車の運転席のシートをレーシングカーとかについてるレカロシートに変えるということが一度ありました。(休日出勤とか、もっと他に改善してほしいことあったんですけど……。)
レカロシートも固めでしたね。たぶん10万円くらいする代物だと思います。
結局車のリースが切れて車種が変わるときにレカロ取りつかないってことで純正のシートに戻っちゃったんですけど(あのシートどこ行ったんだろう……。)
元の柔らかめのシートに戻るとやっぱりちょっと疲れやすかったですかね。固めだと体重が分散される感じなんですけど、柔らかいと座骨辺りに体重が集中して腰に負担がかかる感じでした。
引用:RECARO公式HP
「座席を妥協してもクロスビーを選びたい!」という場合は市販のシートを活用するのもありかもしれません。
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まとめ
- 走行性能で選ぶならスイフトのスポーツタイプRTsがおすすめ
- クロスビーにスイスポの1.4ℓターボエンジンを搭載できればコンパクトSUVの中で最強か
- 燃費で選ぶならスイフトハイブリッドクラス
- クロスビーはターボ車の分燃費悪いがマイルドハイブリッドにより燃費向上を図っている
- 居住性はクロスビーのほうが上だが、シートの柔らかさが課題
いかがでしたでしょうか。
私としてはコンパクトでとにかくシンプルに走りを追求するなら「スイフト」
走りやSUVの要素を楽しみつつ、街乗りや普段使いでも使い勝手を良くしたい場合は「クロスビー」がおすすめだと思います!
お互い課題も見えましたので、今後のモデルチェンジにより改善されることに期待ですね!
宏樹さんの今後の知識向上にも期待です笑
気になる方はこちらのサイトも参考にどうぞ↓↓↓
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