ゆるキャンの映画がどうなるか気になる・・・
今回は、ゆるキャンの劇場版がどんな内容になるか考察してみようか
女子高生たちの穏やかなアウトドアライフを描いた「ゆるキャン△」は、原作漫画から始まり、アニメは2期まで放送され、実写ドラマ化もされるなど、幅広い人に親しまれている人気作品です。
そんなゆるキャン△ですが、2021年4月に開催された『STAY TENT』というスペシャルイベントにて、2022年に映画が公開されるという情報が発表されていました。
その時はまだ明確な公開時期等は発表されておらず、いつものゆるキャン△とは少し違った雰囲気のタッチで描かれたコンセプトビジュアルだけがアップされただけでした。
そしてそこから約半年の間、映画についての情報は発表されず、ヤキモキしていた人も多かったのではないでしょうか。
「ゆるキャン△音楽祭2021」
— 花守ゆみり (@hanayumi09) October 9, 2021
ご覧くださいました皆様
ありがとうございました〜⛺️
ゆるキャンソング達に
心を浄化してもらいました…!
癒しの時間でした✨
そして
図らずも双子コーデのなおさんと📷
映画もお楽しみに!#ゆるキャン#ゆるキャン音楽祭 pic.twitter.com/cdZCdIeXeL
しかし、2021年10月に開催された『ゆるキャン△音楽祭』というイベントにて、2022年の初夏に映画が公開されるという情報と、メインキャラ5人が描かれた新たなティザービジュアルが発表されました。
まだプロモーション映像等は公表されていないため、この映画がアニメの続きなのか、はたまた完全オリジナルなのかというところも定かではありません。
またコンセプトビジュアルとティザービジュアルに描かれているキャラクター達が、アニメ版の時より少し大人びた雰囲気を漂わせていることから、アニメよりもずっと先の時間描いたお話なのではないかという予測も飛び交っています。
私はこの2つの画像を見て、映画は5人が大学生の時のお話なのではないかと推察しております。
今回は私がなぜそう予想したのかを説明していくとともに、映画ゆるキャン△が、一体いつのお話を描く物語なのかについて考察していきたいと思います。
映画ゆるキャン△の内容を考察
リンたちが大学生の時を描いた作品だと考えた理由
ここからは、主にティザービジュアルから得られる情報を元に、私がなぜ映画ゆるキャン△が、リンたちが大学生の時を描いた作品だと考えたかについて解説していきます。
鳥羽先生がいないのに車で来ているいうことは、誰かが免許をとった後である
ティザービジュアルでは見晴らしの良い駐車場から景色を眺める5人が描かれています。
手前から、リン、なでしこ、千秋、恵那、あおいの並びです。ちなみに恵那はちくわを抱いているので5人と1匹ですね。
5人の服装や、草木の様子から、秋の終わりから冬にかけての季節だと思われます。
5人の側には車が停まっており、また千秋が車に腕をかけていることから、少なくともこの赤い車は5人の関係者の車であり、この駐車場まではその車に乗って来たことが分かります。
しかしこの画像では、いつも車を運転してくれていた鳥羽先生の姿がありません。また、なでしこの姉である桜の姿も無いことから、この5人のうちの誰かがこの赤い車を運転してここまでやってきたのだと考えられます。
よって5人のうちの誰かが、この時点で車の免許を取得していることになります。
日本では普通自動車を運転できる年齢は18歳以上となっているため、この映画は少なくともメインキャラが18歳以上、つまり高校3年生以降のお話であることが予想されるのです。
そうなると、高校3年生の時のお話である可能性もあるのですが、ここで5人の誕生日を見ていきましょう。
- 大垣千秋:8月31日
- 斉藤恵那:9月1日
- 志摩リン:10月1日
- 各務原なでしこ:3月4日
- 犬山あおい:3月4日
この映画がもし高校3年生の時のお話であると仮定するならば、なでしことあおいは、3月4日に誕生日を迎えて18歳になってから、すぐに教習所に通ったとしても、高校生のうちに免許を取得することは難しいと思われます。
卒業式の後に合宿免許に申し込んでいたとしたら、ギリギリ3月中に間に合うかもしれませんが、やはり少し無理があるでしょう。
そうなると免許を取得している可能性があるのはリン、千秋、恵那となりますが、バイクが好きなリンが高校3年生の時にわざわざ自動車免許を取得するとは考えづらいです。
もし取得するならバイクの普通免許を優先するのではないでしょうか。
すると残されたのは千秋と恵那であり、恵那は作中でも、車の免許を取得して、ちくわをいろんなところへ連れていってあげたいと言ってましたし、免許取得のお金を稼ぐためにコンビニでアルバイトもしていたので、恵那が免許を取得してここまで運転してきた可能性はとても高いでしょう。
また千秋のほうも、ティザービジュアルで車に腕をかけている様子から、この車が千秋の家の車である可能性は高く、そうなると千秋が免許を取得して運転してきたというパターンも想定できます。
つまりは千秋か恵那のどちらか、もしくは両方が、高校3年生のうちに免許を取得して、皆を車に乗せてこの場所まで運転してきたということが考えられるのです。
ただ私は高校3年生の時のお話である可能性は低いと考えています。 その理由は次の項目で解説します。
お正月のダイヤモンド富士リベンジが目的?
ゆるキャン映画のティザービジュアルの場所
— ふぁーふぁ (@fafamogura) October 9, 2021
南巨摩郡 富士川町髙下
ダイヤモンド富士ビューポイントで有名な所みたいですね🗻🌞
ここかな?#ゆるキャン#ゆるキャン音楽祭2021 pic.twitter.com/v0ukQIRbJT
なぜ映画ゆるキャン△が、高校3年生の時の話である可能性が低いと考えているのかというと、このティザービジュアルで映っている場所が大いに関係しています。
この5人がいる場所がどこなのかというと、これはアニメ第2期で、千秋とあおいと鳥羽先生が、お正月にダイヤモンド富士を観ようとして訪れた駐車場であると思われます。
あの時は、千秋が日の出の時間を勘違いしていたため、ダイヤモンド富士を拝むことができませんでした。ですので、千秋とあおいは、いつかはこの場所からダイヤモンド富士を観たいと、リベンジを胸に期していたと考えられます。
そのことを踏まえると、高校3年生のお正月に、車を運転してこの場所に来てダイヤモンド富士を観るためには、千秋と恵那が18歳になってからすぐに教習所に通い始めて、秋のうちに免許を取得しておく必要があります。
二人の誕生日は千秋が8月31日、恵那が9月1日なので、夏休みという高校生が一番自由な時間を活用することはできません。
また3年生の秋は大学受験ともかぶってくるので、もし2人が推薦で大学に行くとしても、11月頃までは何かと忙しいことが多いはずであり、お正月までに免許を取得することは難しいのではないでしょうか。
よって、ティザービジュアルが『5人のうちの誰かが運転している車に乗って、お正月にダイヤモンド富士を観ている場面』という前提条件に立つのなら、高校3年生の時のお話という可能性はとても低く、そうなると大学生以降のお話であると考えられるのです。
ただ、5人がお正月にこだわらずに3月頃にダイヤモンド富士を観に行ったとか、アニメだから受験とかの事情はあまり考えずに普通に年内に免許を取得できた、ということもあると思うので、高校3年生の冬という可能性も十分にあるとは思います。
ただ私は、細部のリアルを追及するゆるキャン△という作品だからこそ、大学生説が有力なのではないかと考え、ティザービジュアルから幼さも感じられることから、映画ゆるキャン△は、大学1年生の冬を描いた作品という説を推していきたいと思います。
おわりに
映画公開までにはゆるキャン△の聖地巡礼したいな〜 pic.twitter.com/AlDJLcsN94
— もり (@mori_T0626) February 27, 2022
ここまで、映画ゆるキャン△が、一体いつのお話を描いているのかについて考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私は免許という観点で、5人が大学生の時のお話だと考えましたが、他にもリンとなでしこがショートカットになっており、アニメ1期の最終話でなでしこが妄想した未来予想を想起させることや、コンセプトビジュアルから漂う大人の色気からも、5人が社会人になってからのお話であるという予想も出来るかと思います。
いずれにしても、アニメ版よりも成長した5人の姿が観れること楽しみに、2022年の初夏を心待ちにしておきたいと思います。