デスクトップパソコンには、元々スピーカーがついていないためモニターのスピーカーを利用する人もいるかと思います。
しかし、モニターのスピーカーはかなり音質がショボい商品が多いです。
「MacBook Pro」などのノートパソコンのスピーカーなら、比較的に音質が良いものもあります。
それでも外部スピーカーの方が圧倒的に良くて、音楽視聴や動画視聴の環境を一気に上げることが出来ます。
JBL Pebblesのレビューは、実際に使用している方にまとめてもらいました。
JBL Pebblesレビュー
・1万円以下でコスパ
・サイズも小さめで置き場所を取らない
・USB1本で簡単接続
3年ほど前に購入した「JBL Pebbles」です。
これ以前は、エレコムの「木のスピーカー」を長年使っていました。
「木のスピーカー」は結構ロングセラーになりいろんなバリエーションが出ていましたが、一時期、家電量販店などで山積みなって激安で売られていたアイボリーのものと言えば「あああれか」と思い起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「JBL Pebbles」よりは若干安いものの、これも元は5,000円程度で売られていたものであり、パソコン用のUSBスピーカーとしては中価格帯に位置するものでした。
「木のスピーカー」の音にそれほど不満があったわけではないのですが、パソコン側でソフトウェアミキサーとかかまして聞いているうちに、年のせいもあるのか少しキンキンする感じが耳につくようになってきました。
一時期流行っていた安価な中華USBアンプ+コンポの大型スピーカーという構成にもしてみたのですが、音の歪みが大き過ぎるのか、あるいは単にパソコンで聞くには大音量過ぎたのか耳慣りするようになってしまい、もう少し自然な感じで聞き疲れしないスピーカーがいいと思い、定番の「JBL Pebbles」を購入した次第です。
「木のスピーカー」も価格を考えれば(しかも私が購入したときには1,000円以下でした)、十分いい音を出していたと思うのですが、小型スピーカーの限界か、どうしても中〜高音域よりの音になってしまいます。
ただ「木のスピーカー」はむしろそれを逆手にとり、中音域を強調して、全体的に自然な感じの音をつくっていたと思います。
特に人の声がよく聞こえるようになっており(おそらく最初からそういうバランスを狙っていたものと思われます)、かなりボリュームを絞っても、アニメやドラマの台詞はよく聞こえていました。
さほど大きいボディでもないにも関わらず、低音がかなり響きます。
「伸びる」感じの低音です。それもわずか5VしかないUSB1の電源供給によって、です。
かといって高・中音域も伸びないわけではなく、全体のバランスが非常に良好です。
さすが、ありとあらゆるところでUSBスピーカーの定番に押されるだけのことはあると思いました。
パソコン側でソフトウェアミキサーやイコライザかましたり調節したりしなくても、本当にUSBでパソコンとつなぐだけで、クラシックやポップス、アニメやドラマなど、どんなソースでも特に変と思わせないような音で、非常にバランスよく聞かせてくれます。
何の調整もせずともこれだけ自然に聞かせてくれるのは、本当に素晴らしいです。
左右2chですが音の定位もよく、いわゆる立体音響を使った音源では、本当に耳のそばで音が鳴っているような効果も体感できました。
置き場所は最初はパソコンのディスプレイの上部に台をもうけて設置してましたが、ディスプレイの下の方が定位がいいように感じました。
ちなみに、顔の位置はおおむねディスプレイの上辺に額が来ているぐらいの感じです。
あとこれはUSBスピーカーとしては珍しいと思いますが、ヘッドホン端子が付いています。USB接続でなくとも、オンボorサウンドカードからの接続も可能です。
PCにつなぐケーブルも、若干短いように感じます。
今使っているディスプレイは24インチですが、ディスプレイの左右の端にそれぞれスピーカーを置いて、もうぎりぎりな感じです。
設置レイアウトの自由さという点では若干不満は感じます。
まとめ
「JBL Pebbles」は、気軽にパソコンスピーカーの音質を上げることが出来るUSBスピーカーです。
売れ筋ランキングも一位の商品で、評価もいい商品なので、とりあえず今よりもスピーカーの音質を上げたいと考えてる方に丁度良いスピーカーです。