5代目クックルンとは、2021~2022年度の『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』のことです。
クックルンメンバーはタイゾウ、マイカ、クラム。キッチンを展開させ食材を提供する協力者はムールでした。
このクックルンも2023年3月22日放送で最終回。
2023年4月からは6代目クックルンへバトンタッチすることになりました。
ここでは、5代目クックルン終盤のあらすじと6代目クックルンの情報、歴代クックルンのまとめをご紹介します!
5代目クックルン終盤のあらすじ
ついに宇宙海賊オーデンと対峙したクックルン。
しかし、オーデンのボス・ダーシーの横には、行方不明になっていたマイカのパパ・カイの姿が。
カイは昔、オーデンに潜入していたことのあるヒーロー。
地球のかつての英雄クックルンの助太刀をしてオーデンを撃退したときに脱退していたのですが、
再びオーデンに捕まり、オーデンのボス・ダーシーの薬によって闇落ちさせられたのです。
圧倒的な力でクックルンを追い詰めるカイ。
ついにその手がマイカにかかろうとしたそのとき、マイカが博物館で見つけた指輪が光ったのです。
その指輪は、カイとタアコの結婚指輪でした。
指輪の光でカイが正義の心を取り戻し、ダーシーの攻撃からマイカを助けて、クックルンたちはボトルシップキッチンへ。
パワーチャージして帰ってくると、ダーシーがオーデン一味を吸い込んで巨大化。
それに対抗するためマイカもアクアチャージで巨大化。
さらにカイのシェルブラスターでますます巨大化した状態でとどめのまんぷくビームを放ち、ダーシーをやっつけたのでした。
6代目クックルン
5代目クックルンの最終回で、6代目クックルンの情報も開示されました。
また、最終回放映直後に早くも公式サイトは6代目にリニューアル。
6代目クックルンのあらすじと主人公二人も紹介されています。
5代目最終話のCパート
5代目クックルンの最終話は、珍しくCパートがあり、明らかに次シリーズにつながる内容でした。
いつも通りイラッキンに怒られて地球に落とされたクヨッペンは、薄暗い(地下?)施設の鎖で閉ざされた扉に直撃し壊してしまいます。
その中には壁際にずらりと並んだ、人が入りそうな大きさのカプセルと、真ん中には円柱状の水槽のようなもの。
SF作品等で人造人間やキメラでも作っていそうな施設です。
その室内に向かってクヨッペンが一言
「えーと・・・どちらさまですか?」
6代目クックルンのあらすじと主人公
6代目クックルンのあらすじと主人公は以下のように紹介されています。
あらすじ
砂漠を超えてやってきた兄妹のルーナとソレイユが、亡き母親が残した不思議なペンダントの力で、キッチン戦隊クックルンに変身!怪人が地球にいじわるをしにやってくると、秘密のキッチンにワープ。料理を作ってパワーをチャージし、必殺技の「まんぷくビーム」で怪人を吹っ飛ばせ!
https://www.nhk.jp/p/cookrn/ts/1YMMXM22K2/
今までクックルンは「地球上のどこか(おそらく日本の町だったり、島だったり)」という舞台設定でしたが、「砂漠を超えて」という表現を考えると日本の可能性が低くなってきますね。
主人公紹介
光と影の狩人、クックルンシャドー ぼくはルーナ!
光と影の狩人、クックルンシャドー わたしはソレイユ!
https://www.nhk.jp/p/cookrn/ts/1YMMXM22K2/
クックルンたちの名前にしても明らかに横文字なので、地球外出身か、舞台そのものが日本ではない可能性があります。
それ以上に気になるのがクックルン名。二人ともがクックルン名だけでなく枕詞までまるっきり同じなのです。
そして、ルーナはラテン語で月、ソレイユはフランス語で太陽。
クックルンで食べ物無関係な名前は初めてではないでしょうか。
歴代クックルン
実は初代だけタイトルが『すすめ!キッチン戦隊クックルン』、2代目以降は『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』となっています。
そんな歴代クックルンを一覧表で振り返ってみましょう!
歴代 | 放送年度 | クックルンメンバー(クックルン名) | 追加メンバー(クックルン名) | キッチンの番人 | 他協力者 | キッチン名 |
---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 2013~14年度 | リンゴ(レッド)、セージ(グリーン)、クミン(イエロー) | バニラ、アイス | スーパーシェフ | まごたん | モバイルキッチン |
2代目 | 2015~16年度 | イチゴ(ピンク)、アオイ(ブルー)、ハッサク(イエロー) | ミール(ブラック) | ケイ | ミトン ぽっと | ミラクルキッチン |
3代目 | 2017~18年度 | アズキ(レッド)、マロン(イエロー)、茶太郎(グリーン) | さくらママ(フラワー)、松太郎 | マサカゲ | ドラモン | |
4代目 | 2019~20年度 | アユ(レッド)、コムギ(イエロー)、フキノスケ(グリーン) | モメン(ホワイト) | レオン | キヌ | あっちそっちこっちキッチン |
5代目 | 2021~22年度 | タイゾウ(フレイム)、マイカ(アクア)、クラム(ハート) | ムール | ポセイ丼 | ボトルシップキッチン | |
6代目 | 2023年度 | ルーナ(シャドー)、ソレイユ(シャドー) |
三人体制、三原色
歴代クックルンを見比べるとわかりますが、初代から5代目までは3人体制です。
特に4代目まではそれぞれのイメージカラーが強調されています。
これは、三大栄養素を子供にわかりやすく色別で伝える意味があり、炭水化物=黄色、タンパク質=赤(ぴんく)、ビタミン=緑(青)と照らし合わせたカラーリングでした。
4代目までは各レシピもどの栄養素が豊富なのかクックルンカラーを表記したり、毎日三食クックルンカラーを埋めるよう食事を促す一覧表をHPで無料配布していたりしました。
しかし、5代目でこのクックルンカラーをやめてしまいます。ちなみに食材の名前ドストレートなキャラクター名もやめてしまいました。(カタカナ表記でわかりにくいですが、おそらくタイゾウ=鯛、マイカ=イカなのかなと思いますが…)
名前の食材縛りは、各色(栄養素)とも合わせていたため、二年交代制の長期シリーズとしては限界がきてしまったのかもしれませんが、
栄養素カラーは子どもにわかりやすかったので、できれば続けてほしかったです…
6代目でイメージチェンジ!
しかし、6代目ではカラーやネーミングどころではない思い切った変貌がすでに伺えます。
衣装は黒と青を基調にしたシックな出で立ち。初見ではとてもクックルンに見えません。
兄妹設定は3代目ぶりのクックルンのお約束ですが、二人そろって新六年生と、アオイ・コムギに並ぶ最高齢。
歴代クックルンは6~12歳と、主人公年齢が低いのが特徴。
最高齢12歳と言えどこの年齢のメンバーは各代一人しかおらず(追加メンバーは別)、劇中では一つ学年を下げていたりしたので、「小学校中学年以下が主」というイメージが強かったのです。
そして、この年代を主人公に据え、スタジオの柱に身長を記録して、卒業の頃にどれくらい伸びたか確認したりして「食は成長に通ずる」ことを強く印象付ける意味もありました。
それが、主人公二人そろってすでに最高齢、しかも大人っぽい。
そもそも二人だけでは、三大栄養素イメージはもはや望めません(5代目の時点ですでに三大栄養素に触れなくなってしまってはいましたが)。
これはおそらく、料理を扱う番組上、4代目終盤から悩まされたスタジオ内の人数制限を考慮しての人数削減なのだろうと思われます。
そういえば、4代目まではお約束だった追加メンバーが5代目にはいなかったのも、その影響だと噂されていますね。
まとめ
6代目になり、料理を扱う以上、様々な変動を余儀なくされているクックルン。
心機一転を図った二人体制・かっこいい最高齢クックルンがどんな物語とレシピを繰り広げてくれるのか、今から楽しみです!