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えいごであそぼが炎上?ゴミ?きゃりーぱみゅぱみゅで賛否分かれる理由は?

えいごであそぼは、言わずと知れたEテレの子ども向け英会話番組

2023年度から出演者総入れ替えで、きゃりーぱみゅぱみゅをメインMCに据えた番組『えいごであそぼ Meets the World』としてリニューアルしました。

しかし、それが早くも不評、炎上を危ぶまれる状況となっています。

『えいごであそぼ Meets the World』はなぜ不評なのでしょうか。

賛否分かれているようですが、それぞれの意見にはどんなものがあるのかをまとめてみました。

目次

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えいごであそぼの炎上理由とは?

えいごであそぼの「with Orton」が人気だった

えいごであそぼ』は1990年に始まりました(開始当初は『英語であそぼ』)。

2016年度までは出演スタッフはほぼ全員ネイティブで、ショートドラマやミニコーナーを織り交ぜたものが主体でしたが、

2017年度に『えいごであそぼ with Orton』として一新。

これが2022年度まで5年間も続く人気番組となりました。

PtraによるPixabayからの画像

メインMCは厚切りジェイソン扮するDr.JASON(ジェイソン博士、子どもたちからは「博士」と呼ばれる)。

メインの3人の子役の中には、常に1人以上バイリンガルの子を配置。

あとはミニコーナーを持つお笑いコンビ・チョコレートプラネット以外はほぼネイティブという体制でした。

英語の発音一つ一つに着目し、テーマの発音を着実に習得させようという趣旨が見える内容で、

ジェイソンが作った発音マシーン(口や舌の動きが正しければ正しく動く、というもの。廃材を使った簡易版の作り方を紹介することもあるほどシンプルな構造が多い)で子どもたちが発音練習したり、

正しい発音と間違った発音を聞き比べさせたり、

歌に織り交ぜてみたり。

内容自体、発音マシーン以外は特に目新しいものはありませんが、ジェイソンを実験好きな博士と設定しているように、実験をするように「なぜ正しく発音できていないのか」「正しく発音できるとどうなるのか」と期待を込めて先を楽しめるように作られていました。

また、ジェイソンや子役のナオミなど、バイリンガルなためか日本人の耳でも聞き取りやすい発音の仕方がとても上手く、大人でも聞き分けられるように工夫されていたこともあり、

『えいごであそぼ with Orton』は「わかりやすい英語番組」として厚い信頼を寄せられるようになっていきました。

 

えいごであそぼの出演者の発音が悪い?

しかし、今回の『えいごであそぼ Meets the World』は、体制がかなり変わりました。

しんまい魔法使いに扮するきゃりーぱみゅぱみゅをメインMCに。

同じくしんまい魔法使いにズビーことソーズビーはバイリンガル

せんぱい魔法使いだけがネイティブサフィーことサファイヤ。

子役たちに至っては、3人とも生粋の日本人です。

with Ortonから引き継いで登場のパペットキャラクター・あおやんPEACHYネイティブですが…

番組構成も、ミニドラマは今まで通りにしても、リズムに合わせて英語のやり取りをするコーナーはきゃりー、ズビー、子役たちと、バイリンガルのズビー以外は日本人

With Ortonまでは各コーナー必ずネイティブが加わっていたので、なぜここにネイティブのサフィーを入れないのかは確かに不思議です。

唯一の「せんぱい魔法使い」という立ち位置的にも、子どもたちへの指導はサフィーが担うのが自然ではないでしょうか。

特に、メインMCにネイティブでもバイリンガルでもない日本語話者を置くことが番組史上初めてのため、反発が起きています。

それに、with Ortonの頃は本放送が週3だったのに対し、Meets the Worldは週1だけとなり…製作費が減っているような印象もあります。

ネイティブにこだわる理由

なぜここまでネイティブとネイティブでない人を区別するのかと言うと、どうしても発音の正しさ、自然さに大きな差が出てしまうからです。

外国育ちの人が日本に来たパターンを考えるとわかりやすいと思いますが、日本に育って日本語を日常的に浴びてきた人に比べ、外国に育って、物心ついて以降日本語を習得した人は、何十年たっても独特の訛りや癖が残ります。

もちろんそれは悪いことではなく、むしろ母国語以外を習得することは素晴らしいことですが、

後から習得した人の訛りや癖に耳が慣れてしまうと、肝心のネイティブの人の発音が聞き取りにくくなってしまうため、

指導者がネイティブでない場合、外国語習得のためには弊害となってしまうことがあります。

音楽や英語など耳の熟練度が必要なものは3歳までが勝負と言われているように、子供向けには特にネイティブが望ましく、ネイティブの英語で慣れるのとネイティブでない人の英語で慣れるのとでは雲泥の差となってしまうと言われています。

with Ortonの時点で減っていた

しかし、そもそも無印時代はほぼネイティブのみで構成されており、番組の間中ネイティブの英会話や歌をひたすら浴びる番組でした。

実際、2015年頃からまだ無印だった『えいごであそぼ』を子どもと共に流し聞きしていたわたしは、ネイティブかそうでないかもある程度聞き分けられるようになり、ネイティブの発音も聞き取りやすくなりました。

ちなみに我が家の子供たち、今もえいごであそぼを見続けていますが、単純な聴力では下の子の方が抜群の力を誇るのですが、番組最後の発音クイズでは無印時代から見てきた上の子(人一倍聴力鈍い)に軍配が上がります。

ネイティブの割合云々に文句をつけるのなら、with Ortonの時点で文句を言うべきです。

大人のレギュラー陣だけを見れば、

with Ortonはネイティブ(ジェイソンと、その助手ニック)1人。

Meets the Worldは日本人(きゃりー)1人、バイリンガル(ズビー)1人、ネイティブ(サイファ)1人。

レギュラーメンバーの割合は大差ありません

Eテレはミニコーナーが随時追加されていくので、ミニコーナーでのテコ入れでまだどうとでもなるのではないでしょうか。

 

えいごであそぼの賛成意見も

一方、賛成意見も見られます。

かわいい世界観が評判

メインMCをきゃりーぱみゅぱみゅにした理由は、恐らくこれでしょう。

番組のテイストが一新、いわゆる『不思議の国のアリス』的なかわいいファンタジー世界観になりました!

「かわいい」要素って、子ども心を掴むにはかなり有益です。

幼い子どもたちは、男児も女児もかわいいもの女の子が好き。

物心ついてある程度大きくなっても、なんだかんだかわいかったりファンタジックな世界観に心惹かれる子は、大人が思っているよりかなり多いのです。

無印時代も、ひたすらネイティブの英語が飛び交い続ける番組で「子供は見るのかしら?」と心配していましたが、実際はカラフルでかわいい世界観やキャラクターに惹かれ、喜んで見ている子も多くありましたから、雰囲気はむしろ無印時代に戻ってきたとも言えます。

実際、「きゃりーちゃんのかわいさに惹かれて子供が見始めた」という声も多く聞かれました。

それに、きゃりーの発音にけちをつける意見も多いですが、恐らく日本の大人たちに英語を喋らせたらきゃりーほど喋れない人の方が圧倒的に多いですよ…

立ち位置的にも「魔法も英語も駆け出しのしんまい魔法使い」と言う設定なのですから、物おじ無くリズムに乗せて発音できる何を言っているのか大体わかるだけで十分役割を果たしているのではないでしょうか。

ただ、素人に外国語を学ばせる体の番組はすでにあるので(『基礎英語』、『エイゴビート』等)、「その役割を『えいごであそぼ』には求めていない」という意見なら、わからなくもないです。

サフィーがネイティブらしい

あおやん&PEACHY以外では今のところ唯一のネイティブであるサフィー。

発音がとてもネイティブらしい人です。

無印時代を知っている私からすると、ネイティブであるとはいえジェイソンの発音はあまりにも聞き取りやすすぎました

恐らく賢い彼は、日本人に聞き取りやすい発音の仕方を自然と身に着け日常的に発揮していたのでしょう。

しかし、これでは耳が鍛えられません

先にも言いましたが、幼い子どもは特にネイティブの発音をたくさん聞いた方が良く、「耳を鍛える」ことを求めるのなら意味が理解できなくてもお構いなしに容赦なくネイティブの発音を浴びさせる無印時代が正解です。

サフィーの発音が難しい、聞き取りづらいという感想も見かけますが、それはジェイソン特有の聞き取りやすい発音に慣れ過ぎてしまったせいで、それでは実際の英会話についていくことは難しいでしょう。

メインMCではないものの、レギュラーメンバーにサフィーという普通のネイティブ(それでも本来のネイティブよりはさすがに聞き取りやすい)を置いたのは正解だと言えます。

ソーズビーが出ている!

バイリンガルとして登場しているしんまい魔法使い・ズビー。

彼を見て「ソーズビーが出てる!」と喜びの声がちらほら。

それもそのはず、ズビー役を務めるソーズビー・キャメロンは、2012年度~2013年度は『大!天才てれびくん』に、2014年度以降は『ビットワールド』にと、Eテレに長いこと出続けているタレントさん。

中性的な容姿、バイリンガル、ちょっと高飛車な癖のある演技で存在感があり、根強いファンもいる人なのです。

そんな彼がまさかの『えいごであそぼ』にレギュラー出演するとなり、ファンは喜んでいます!

彼がズビーとしてどんなキャラクターを見せてくれるのかも今から楽しみです!

まとめ

『えいごであそぼ with Orton』から様変わりしたため反発の多い『えいごであそぼ Meets the World』。

ネイティブの割合を増やしてほしくはありますが、ネイティブらしい発音のサフィーにかわいくファンタジックな世界観と良い点もちらほら。

今後多岐にわたるミニコーナーでテコ入れすることは予想されるので、試行錯誤しながらも魅力的な番組に育っていってほしいです。

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