ゼルダの伝説ティアキンはブレワイとどこが違う？変更点まとめ

ティアキンこと『ゼルダの伝説　ティアーズオブザキングダム』は、前作『ゼルダの伝説　ブレスオブザワイルド（通称ブレワイ）』の数年後を描いた続編ゲームです。

ブレワイからわずか数年後ということで、ティアキンはブレワイからストーリーも世界もキャラクターも地続き。

もちろん基本的な操作性もほとんど同じですが、前作と全く同じというわけではありません。

それでは、ティアキンはブレワイと具体的にどう変わったのか。その変更点をまとめてみました！

新能力でできることがかなり変わった！

ティアキンでは新しい能力が5つ加わりました。

• スクラビルド
• ウルトラハンド
• ブループリント
• モドレコ
• トーレルーフ

その代わり、ブレワイにあった3つの能力が無くなりました。

• ビタロック
• マグネキャッチ
• アイスメーカー

スクラビルド

ブレワイからの一番大きな変更点はスクラビルドではないでしょうか。

ティアキンの世界では金属製の武器が朽ちて弱体化しています。

そのうえ、バクダン矢や最初から属性が付加されている属性系武器もありません。

その代わりに現れたのが、このスクラビルド。

様々なものを組み合わせて自由にカスタマイズできるのです！

例えば、木の枝と大岩でハンマーを作ったり、盾とロケットで空中に飛び上がったりと、様々な道具が作れます。

便利なだけでなく、攻撃力や耐久力も上がります。

これのおかげでブレワイからティアキンは大きく様変わりしました。

元々自由度の高かったブレワイでしたが、ティアキンはスクラビルドでによってプレイスタイルが無限大になりました！

ウルトラハンド

ブレワイ時のマグネキャッチが無くなった代わりに現れた新能力ウルトラハンド。

物を動かしたり、他の物と付け外しができる能力です。

かなり大きな物を扱えるので、足場を作ったりするだけでなく、操縦桿を付けて乗り物を作る事までできます。

ブループリント

ウルトラハンドの補助的な能力ブループリント。

設計図があるものや過去ウルトラハンドで作った物を再現してくれます。

ウルトラハンドで一つ一つ素材を運んで並べて繋げるのは結構な手間なので、ブループリントがあると大幅なショートカットとなります。

過去作った物の履歴は30件まで遡れ、古いものから自動で消えますが、お気に入り登録すれば自動削除を逃れられるので、使い勝手の良かったものはしっかりお気に入り登録しておきましょう！

モドレコ

特定の物体の移動だけを逆再生する能力モドレコ。

例えば、空島から落ちてきた遺跡片に乗り、遺跡片の移動をモドレコすれば、遺跡片が元々あった空島へ移動することができます。

戦闘時も、敵が投げた岩を逆再生すれば逆に敵に攻撃が当たることになります。

使い方次第でとても便利な能力ですね。

トーレルーフ

頭上にある物体を通り抜けて上に移動する能力トーレルーフ。

地下から地上へ、建物の天井を通って屋上へ、地道に上ることが困難な場所へも移動できます。

モドレコとトーレルーフは、空島や地下など縦移動の多いティアキンならではの能力ですね！

ただ、逆に真下に移動する能力はないため、トーレルーフで上ったものの戻る術がない、という事にならないように注意が必要です。

新性能もいろいろ！

リンク自身の能力以外にも新たな性能がいくつかあります。

ミニマップにXYZ座標

画面右下に表示されるミニマップにXYZの座標が表示されるようになりました。

Z軸はマイナス数値もあるため、地下での移動の際に重宝します。

これも縦移動の多いティアキンならではの機能ですね。

ゾナウギア

スクラビルドやウルトラハンドで必要な様々な素材ゾナウギアがランダムで出てくるゾナウ製造機が各所に点在しています。

平たく言うと、巨大なガチャです。

ゾナウギアのラインナップはゾナウ製造機によって違いますが、マップで確認ができますよ。

バクダン

ゼルダの伝説お約束アイテム、バクダン。

ブレワイではシーカーストーンから無限に取り出すことができましたが、

ティアキンでは地底で集めた『ポゥ』を監視砦で引き換えたり、バクダン花を採取したりと、有限のアイテムになっているので注意しましょう。

リモコンバクダンからタイマーバクダンへ

ティアキンのバクダンは有限になった以外にも大きな変更点があります。

ブレワイでは便利に活用されていたリモコンバクダンが無くなり、タイマーバクダンが採用されました。

好きなタイミングで爆発できず、時限式に頼るしかない、ということです！

これらの仕様変更により、バクダン関係は一気に緊張感が増しましたね…

アカリバナ

属性武器が無くなったティアキンでは、ブレワイのように炎の矢で明かりを作ることができません。

そのため地底探索など暗がりでの移動の際には、アカリバナの種で明かりを作る必要があります。

このとき、アカリバナの種を手で投げるよりは、スクラビルドでアカリバナの種を付属した矢を射ることで遠い場所を照らすことができます。

また、魔物のコーガマに見つかるとアカリバナの種を食べられてしまうことがあるため、高所に射ることでその危険性を格段に下げることもできます。

その他変更点

その他にも細かい変更点はさまざまあります。

一部の敵やパラセールのデザインも変わっています。

しかし、一番気になる変更点は、ラスボスであるガノンがブレワイでは獣型だったのに、ティアキンでは時のオカリナのような人型のガノンになっていることでしょう。

ブレワイよりも完全体に近い状態での復活だと思われるため、否が応でもラスボス戦に力が入りますね！

まとめ

ブレワイの続編であるティアキンですが、前作との変更点も様々。

一番大きいのは、スクラビルドやウルトラハンドで武器や乗り物をカスタマイズできることでしょうか。

また、空島や地下など縦移動も増えたため、それを補助する能力や機能も増えました。

神作ともてはやされたブレワイのさらに上を行く、と言う声も大きいティアキン。

その理由には、プレイヤーの欲するものをちゃんと取り入れるスタッフの姿勢が強く反映されているのでしょうね。