映画『プリキュアオールスターズF』の上映が決定しました!
プリキュア20周年記念映画でもある今作は、久しぶりのオールスターズでもあり、過去作のシリーズファンも含めどんな内容になるのか注目されています。
一方、「オールスターズは今回で最後になるのでは」と予測する声も…
『プリキュアオールスターズF』公開時期
プリキュアオールスターズFの公開時期は、
2023年9月15日(金)です!
オールスターズの名を冠しながら、ポスタービジュアルのプリキュアは16人だけなのが気になりますね。
『プリキュアオールスターズF』のあらすじ
今回の映画は、話が唐突にはじまるようです。
あらすじ
『ひろがるスカイ!プリキュア』の主人公ソラが目覚めると、見知らぬ不思議な世界にいることに気がつきます。
ソラはそこで『デリシャスパーティ♡プリキュア』のゆい(+コメコメ)、『トロピカル~ジュ!プリキュア』のまなつ、今作のオリジナルキャラクター・プリムと出会います。
一方、ましろは、海に浮かぶ小島でローラ、あまね、『ヒーリングっど♥プリキュア』ののどか、今作のオリジナルキャラクター・プーカ(妖精)と、
ツバサとエルは空中庭園で『HUGっと!プリキュア』のさあや、『魔法つかい!プリキュア』のことは、『GO!プリンセスプリキュア』のはるかと、
あげはは雪景色の中、アスミ、『スター☆トゥインクルプリキュア』のララ、『キラキラ☆プリキュアアラモード』のゆかりとそれぞれ出会います。
なぜかプリキュアと妖精しかいない世界。しかも全員記憶があやふや。
手掛かりとなるのは、どの世界にも共通して遠くに見えるお城のみ。
新たに出会った仲間たちと共に、元の世界に戻るため、プリキュアたちはお城を目指して旅を始めます。
メインプリキュアは16人?
少なくとも4つの世界で、それぞれ4人(+α)一組をメインに行動することになりそうです。
16人ではとうていオールスターズと呼べる人数に届かないのですが、物語はどう展開していくのでしょうか。
『プリキュアオールスターズF』の主題歌
『プリキュアオールスターズF』の主題歌を歌うのは、プリキュア20周年記念ソング『ときめき』も手掛けたいきものがかり。
曲名は『うれしくて』
また、同作のOPテーマソングもいきものがかりが歌っており、そちらの曲名は『For”F”』です。
映画タイトルにもある『F』の意味も気になるところですね。
オールスターズはこれで最後?
しかし、「オールスターズは今回でいよいよ最後なのではないか」と予想する声も聞こえます。
なぜ今回で最後と予想する人がいるのでしょうか。
オールスターズが恒例だったのは7年前まで
プリキュアの映画と言えば、年に一回のオールスターズのイメージが強いのですが(数十人のプリキュアが勢ぞろいする販促ポスターのインパクトは大きいですものね)、
実は毎年オールスターズの映画を上映していたのは、2008~2016年の8年間だけです。
2016年で一度区切りを打ち、プリキュア15周年だった2018年の映画『HUGっと!プリキュア二人はプリキュアオールスターズメモリーズ』以降は2023年の今作までオールスターズは封印されていました。
この2018年の映画の時点でプリキュアは総勢55人。
『アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数』としてギネス世界記録認定されています。(認定日:2018年10月27日)
そして、今作『プリキュアオールスターズF』ではなんと、55人をはるかに超える77人を記録。当然ギネス世界記録も更新予定です。
母にFinalの事話したら「オールスターズ映画が最後ってことなんじゃない?これから更に増えていくプリキュアを5年ごとに全員出すっていうのも限界があるし、77人っていうキリのいい人数でオールスターズが終わるんじゃないかなあ、プリキュアシリーズが終わるってことは無いと思う」って言ってて震えた pic.twitter.com/nnWpSg07nW
— ドート (@Doto_0907) July 21, 2023
製作側の増加、高齢化
各映画館で公開されるバナービジュアルではこの77人勢ぞろいが見られ、各キャラクターは各シリーズの各キャラクターデザイン書下ろしされています。
そう、プリキュアオールスターズは、キャストは元よりスタッフも各シリーズに携わった人たちをかき集めて作られるものなのです。
コスパどころではありません。どのスタッフをどれだけ集結させるかの取捨選択すら並大抵のことではないでしょうし、スケジュール調整も大変なものでしょう。
そのうえ、携わる人たちも当然のことながら、高齢化だったり人生の節目だったりと様々な変化が訪れます。
オールスターズを実現されることは、年々現実的に難しくなってしまうのは自明の理と言えます。
母にFinalの事話したら「オールスターズ映画が最後ってことなんじゃない?これから更に増えていくプリキュアを5年ごとに全員出すっていうのも限界があるし、77人っていうキリのいい人数でオールスターズが終わるんじゃないかなあ、プリキュアシリーズが終わるってことは無いと思う」って言ってて震えた pic.twitter.com/nnWpSg07nW
— ドート (@Doto_0907) July 21, 2023
PVに出てくる『F』の言葉たち
ファンの不安を掻き立てるのは、現実面だけではありません。
今作のPVを見ると、6つの「『F』で始まる言葉」たちが表示されます。
それは、順番にあげるとこうなります。
- Fight
- Friend
- Future
- First
- Forever
- Final…?
そう、最後に『?』付きとはいえ『Final』の文字があるのです。
この『Final』が何を指すのか、ファンの間で物議を醸しています。
#プリキュア #precure
— 💀🐙アクタレマン👾 (@akutareman) July 21, 2023
オールスターズFの新しいPVに映った頭文字がFから始まる英語
Fight(ファイト)
Friend(フレンド)
Future(フューチャー)
First(ファースト)
Forever(フォーエバー)
Final…?(ファイナル)
シリーズ終了か最後のオールスターズ映画と言う意味なのか特に意味は無いのか pic.twitter.com/WFsqNbXJjt
プリキュアシリーズがFinal…?
まず一番多くあげられるのは『プリキュアシリーズが最後なのではないか』ということ。
しかし、わたしはこの可能性は低いと感じています。
なぜなら、今年度のプリキュア『ひろがるスカイ!プリキュア』では、男子プリキュアや成人プリキュアなど、プリキュアをよく知らない人でも驚くような配役に挑戦しています。
これだけの思い切った挑戦をしておいて「今作が最後でした」というのは考えにくい。
それでは「最後だからとやけを起こして、ダメ元で反感を買う配役に挑戦して逃げた」という印象を与えかねません。
これは、全作通して「常に挑戦し諦めない強い意志」を描いてきたプリキュアシリーズがやってはいけない幕引きでしょう。
大きな挑戦は、未来を見据えてのこと、今後に繋げるものだと感じるので、今作が最後ではないと私は考えます。
オールスターズについて言えば、人数の多さから何度も限界と言われてきたので、Fが最後の作品と言われても何も不思議ではありません。
— まさP (@masa_precure) July 21, 2023
同時に、プリキュアシリーズについて言えば、終わることが前提ならオトナプリキュア等の新たなチャレンジはしないはずなので、終わるとは到底思えないんですよね。
オールスターズ映画がFinal…?
それでは、何が最後なのか?
「Final…?」の文字が出る直前に映し出されるのは、キュアブラックとキュアホワイトの握られた手です。
言わずと知れた、プリキュアの祖であり過去プリキュアの象徴である二人。
つまり、過去プリキュア勢ぞろいのオールスターズ映画が今回で最後なのではないか、と推測します。
プリキュアも大人になる
プリキュア20周年となる2023年に始動したプリキュアは、実は『ひろがるスカイ!プリキュア』だけではありません。
なんとEテレで、『Yes!プリキュア5』・『Yes!プリキュア5GoGo!』のプリキュア5たちが大人になった姿を描く『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』を10月から放送することが決まっているのです。
プリキュアオールスターズでは過去プリキュアたちも成長せず、テレビ放映時と同年齢として描かれてきました。
そのため、プリキュアたちの放映後の姿を描くのはこれが初めて。
放映時は子どもだった視聴者たちが大人になった今楽しめるプリキュアを提供する、という試みだそうですが…
声優さんや現場の負担的にも全てのプリキュアが揃うオールスターズは今年が本当に最後かも知れませんね。
— どぜうもん (@s06_daiki) June 24, 2023
オトナプリキュアを皮切りに、
初期の作品は大人になった姿が描かれていき現役作品との本格的なバトンタッチを果たす時が来たのかも知れません。 pic.twitter.com/y7TnHNRtJ5
もしかしたら今後、プリキュアたちは一定時期を超えたら大人になった姿も描いていく存在となるかもしれません。
そうなると、映画での再登場も、過去プリキュアが大人として出てくる流れになるのかも…
これはこれで胸アツだと思うのですが、いかがでしょうか。
まとめ
5年ぶりのオールスターズとして注目を集める映画『プリキュアオールスターズF』。
しかし、どこか今までのオールスターズとは違うようです。
長年のファンはもしかしたら覚悟がいる内容になるかもしれませんが、どんな結末も希望をもって受け止めたいですね。