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坂本ですが?は打ち切り!? 作者佐野奈美先生が死去?

『坂本ですが?』は2011年8月~2015年12月にKADOKAWA(旧エンターブレイン)の年10回刊誌ハルタ(旧隔月刊誌Fellows!)で連載された漫画です。

  • 「上半期 BOOK OF THE YEAR」男性マンガ部門第1位(2013年6月発売『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)7月号)
  • 2013年度「コミックナタリー大賞」第1位
  • 『このマンガがすごい!2014』(宝島社)オトコ編第2位

と、数々の賞を受賞し、2016年にはアニメ化もしています。

佐野菜見先生が生み出す唯一無二なスタイリッシュクールギャグで一世を風靡したものの、『坂本ですが?』は人気絶頂の中わずか全4巻で完結してしまいました。

人気漫画は10巻を超えることも少なくない中、これだけの賞を受賞し注目を浴びていた作品が4巻で終わることは珍しく「打ち切りだったのでは」と勘ぐる人も多いようです。

また、作者佐野菜見先生の名前を検索すると「死去」「逝去」等と不穏なワードが出て来ます。

ここでは、佐野菜見先生は2023年現在、どのような状況にあるのか、

『坂本ですが?』がなぜ短期間の連載で完結してしまったのか、

佐野奈美先生の最新作は何なのかなど、気になる情報をまとめていきます!

目次

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坂本ですが?は打ち切りだったのか?

結論から言うと、『坂本ですが?』の原作漫画は打ち切りではありません

元々読みきりだった

実はこの『坂本ですが?』は元々読み切り作品でした。

作者の佐野奈美先生は『坂本ですが?』の読み切りが掲載される前年2010年にデビューしたばかり。

あくまでも、デビューしたての新人作者3作目のお披露目読み切り、という意味あいが大きかったようです。

それが想定以上の読者人気に恵まれ、連載化、数々の漫画賞受賞の末にアニメ化と、漫画家としてのシンデレラストーリーを駆け上がることになりました。

『坂本ですが?』は、美青年がバカバカしいことを異様にスタイリッシュに決める様が表紙絵一枚でもうまく表現されており、インパクトがあったので、表紙買いした人も多かったのではないでしょうか。

https://www.animatetimes.com/

しかし、連載経験のない新人作家の読み切り作品だったもの、それも一話完結のギャグものを連載作品にするのは限界があったはずです。

そもそもギャグマンガは新鮮味がかなり重要なジャンルです。

新鮮味が薄れ「お約束」となるのも、それはそれで「味がある」とみることもできますが、

スタイリッシュでクールであることを信条とする坂本君に限っては、人気があるからと無理に引き延ばして水増しするのは、スマートではない。

『坂本ですが?』は主人公の坂本君らしくスマートで、立つ鳥跡を濁さずでなければいけません。

あえて全4巻と短く潔くまとめることで、美しい状態で読者の心に残る作品として完成されたのだと思います。

アニメは打ち切り

しかし、残念ながらアニメの方は打ち切りとなりました。

ただ、これは人気不人気や内容に問題があったわけではなく、タイミングが悪かっただけでした。

放映時期がちょうど平成28年熊本地震と被ってしまい、特別報道番組に押され第2話が延期。他の話も後ろ倒しとなった結果、最終話を流せなくなってしまったようなのです。

未放映となった最終話に当たる第13話は、Blu-rayに収録されることでようやく日の目を見る形になりました。

出演:緑川 光, 出演:石田 彰, 出演:杉田智和, 出演:武内 健, 出演:森久保祥太郎, 出演:堀江由衣, 出演:中原麻衣, 出演:田村ゆかり, 出演:植田佳奈, 出演:生天目仁美, 監督:高松信司
 

佐野菜見先生の現在は?

さて、原作者の佐野菜見先生ですが、『坂本ですが?』の登場人物8823(ハヤブサ)先輩を主人公にしたスピンオフの読み切り『人よんで8823』掲載後、『ミギとダリ』という連載作品を4年間描かれました。

『ミギとダリ』の連載が終了、アニメ化が決まり、アニメ版の監修をしながら新連載の打ち合わせをしている中、病気が発覚。

ガンでした。

闘病のため入院されましたが、若い人のガンは進行が早く、2023年8月5日、享年36歳で死去

『ミギとダリ』は遺作となったのです。

 

遺作『ミギとダリ』アニメ化

佐野菜見先生の遺作となった『ミギとダリ』のアニメは、2023年10月2日(月)放送開始となっています。

双子が一人の少年を演じるという奇妙な日常を描きながら、一見完璧に見える家庭の歪さを暴いたり、逆に最初は警戒していた相手の想いに触れて打ち解けていったりと、様々な人間ドラマ、青春ドラマを交えていく物語です。

『坂本ですが?』に通ずるスタイリッシュなギャグは健在ですが、佐野菜見先生独特の先の読めなさがうまい具合にサスペンスとマッチして物語に引き込まれます。

佐野菜見先生も生前監修されていたという『ミギとダリ』、是非作者の志を継いで素晴らしいアニメに仕上げてほしいと願います。

まとめ

https://www.animatetimes.com/

デビューしたての佐野菜見先生の初連載『坂本ですが?』は元々読み切りだったこともあり、打ち切りではなく円満完結でした。

アニメ『坂本ですが?』は熊本地震の影響で最終話だけ放映できませんでしたが、内容に問題はないためBlu-rayには収録されています。

佐野菜見先生ははガンのため逝去されましたが、遺作『ミギとダリ』2023年10月アニメが放映開始です!

佐野菜見先生ご自身が監修されていたそうですので、良いアニメに仕上がっていることを期待しています!

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