あるマンガの影響を受けて人生が変わったということは、何かとあると思います。
今回は、色んな人に自分の人生に影響があったマンガ作品を質問しましたので、色んな作品をまとめてみました。
気になった作品があれば、是非一度読んでもらえたらと思います。
スラムダンク
中学校入学の頃に流行っており、中学校でバスケットボール部に入学しました。
そこから、スポーツ推薦で高校進学、同様にスポーツ推薦で大学進学、運動部の部員の形で社会人選手にとバスケットボールが上手いというだけで高学歴、高収入を得ることができました。
それに伴い、妻や子供達という家庭にも恵まれ私の人生、非常に満足しています。
流行りの漫画に影響されただけとはいえ自分なりにはよく頑張る事ができたと思っています。
現在は選手としては引退しましたが、審判の資格とコーチの資格を取ろうと思い勉強しています。
子供達も私の影響かバスケットボールに興味を持ち地域のスポーツクラブに通っています。このままバスケットボールに関わる仕事をずっと続けていきたいと考えています。
弱虫ペダル
弱虫ペダルでは、オタク少年である小野田坂道がチームで戦う自転車ロードレースを頑張っている場面が印象に残りました。
ママチャリで高校に通っていたことをきっかけに、自転車競技に関心を持つことができ、仲間とともに全力で頑張っている姿に感銘を受けました。
自分が頑張っていることが楽しいと思えること、仲間と協力して何かを成し遂げて行くことの大切さがとても伝わってきて良い作品だと思いました。
自分の強みを生かしていきライバルに差をつけていきたいと思える内容でした。
坂道の頑張っている姿を見て、私も何か目標を持って全力で好きなことに打ち込んでいこうと思いました。
私は、毎月ごとに目標、計画を立てて行動していくことができるようになりました。
あひるの空
私が小学生の時にこのマンガを読みました。
将来の夢など特になくなんとなく生きてると近所の1つ上のお兄さんがこのマンガを貸してくれました。
バスケマンガは当時スラムダンクを少し読んだ程度で興味本位でしか読み始めませんでしたがバスケに対する奥深さ、面白さを思い知らされました。
また、低身長がコンプレックスだった私ですが主人公の車谷空のように身長が低いハンデを負ってたとしても諦めず自分のできることを突き詰めて挑戦し続ける姿は小学生であった私の胸に突き刺さりバスケに対しての興味がとても湧いてきました。
そこから私は中学で初めてバスケに触れて面白さに気づきました。高校もバスケの強豪校に進学を目指すようにもなりました。
なのでこの作品に出会ってなければこんなに熱くバスケはしてませんでした。
巨人の星
この漫画を見ることで、スポーツに対する取り組みの姿勢や勝負に対する闘争心や潔さ、そして何よりも代えがたい友情というものに対して影響を受けたとと思います。
この漫画は野球でしたが、私の場合には剣道でした。
少年時代にこの漫画をTVで見終えてから街の道場に出かけて行って稽古をしておりましたが、そこではいつもこの漫画のことを友達と話をして盛り上がり、試合が近づくと漫画と同じように友達といろいろな作戦(戦略)を考えて臨んだりしておりました。
こうした友との関係性から深い友情がはぐくまれて、今でも帰省をすると一緒に食事などをしたりすることが良くあります。
友人みんなも立派な社会人として活躍されていますが、根底にはあの頃一緒にこの漫画を見て励んだことが影響していると思っています。
H2
高校時代にタッチからH2の漫画を知りすぐに購入。
内容としては中学時代にピッチャーとして活躍、しかし肘の怪我により野球を続けられないと知った主人公は野球のない高校へと進学。
結局診断した医者はヤブ医者で主人公の肘はなんともなかったのですが、その高校で出会った同学年の野球愛好会のマネージャーと出会い野球部を作りたいその健気で頑張っている姿を見てマネージャーの為主人公が人肌脱ぎ野球部を創設甲子園に行くことを実現するために弱小高から仲間を集め強くし数々のライバルと戦って甲子園出場を果たすのですが、そこまでの過程で笑いあり涙ありの漫画で主人公のピッチャーとしての才能、140Kmフォークを得意とするところに憧れ当時野球部でショートを守っていた私は急遽監督にピッチャーをやりたいと直訴。
最初は監督に認められませんでしたが努力と度重なる監督への直訴の結果か最終的に監督よりピッチャー転向への許可をもらい1年程しかありませんでしたがピッチャーとして活躍させて貰いました。
個人的にH2にはかなり影響を受けました。ちなみに140Kmフォークは獲とくできませんでした
からかい上手の高木さん
この作品は中学生の男女、大人びた性格の高木さんに、一生懸命で憎めない男子中学生・西片が翻弄される、1話完結型の日常系ラブコメディです。
高木さんは西片をからかいますが、その一方、ところどころでこっちが照れてしまうような核心を突いたセリフを西片に投げかけます。
そこから「からかい」が彼女なりの鈍感な西片へのコミュニケーション方法なのだと分かります。相手を大切に想う気持ちをストレートに言葉にして伝える高木さんには、学ぶことがたくさんあります。
大人になると自分を守るため、駆け引きや打算が加わることがありますが、そのようなものは本来不要で、好きな相手にはただ好きだと伝えれば良いということに気付かせてくれる素敵な作品です。
コジコジ
そのままの自分で生きているだけでいいんだと自己肯定感高く生きられるようになりました。
主人公のコジコジは毎日気楽に遊んで食べて寝ているだけなのですが全く罪悪感などなく毎日を本当に幸せそうに生きているのです。
専業主婦の私は稼いでいないし自己否定しそうな時もありますがそんな時はコジコジの言葉を思い出して、生きているだけで幸せだし、それでいいんだと言い聞かせ生きやすくなりました。
またコジコジは学校のテストでマイナス点をとっても呑気に笑って全く気にもとめません。
むしろ自分より点数が良い友達が落ち込んでいるのを見て励ますのです。そんなところからも、勉強が全てじゃない、楽しく日々を過ごすことが第一だなと思い、子どもに勉強しなさいとうるさく言わなくなりました。
こっちむいて!みい子
小学5年生のみい子が主人公のストーリーで、同じ小学生のときに読み始めました。
明るく楽しいみい子のドタバタ劇を見ているといつも元気をもらえたし、自分も同じように悩んでいることが取り上げられてりしていたので、共感することもあったし、心を軽くさせてくれることもありました。
そして中学、高校、大学、社会人になってもこの作品はいつも私を癒し、励ましてくれる作品でした。
小学生の話なのですが、見ていてつまらなくなることが決してなく、逆に読んでいた頃の自分や小学校での出来事などを思い出させてくれて懐かしい気持ちにさせてくれました。
みい子や周りの仲間たちの明るさ、優しさ、元気さに心が洗われますし、いつもほっとさせてくれる作品です。
柔道部物語
自分自身が体育会系で中学から本気で取り組んできました。
しかしながら、なかなか弱小で指導者もいない中、なんとか全国大会に!もちろん私自身は柔道部物語の主人公と同じく一般的な能力しか持っておらず、周りも一般的な方ばかりです。
正直なところ中学校では全くだめでした。
ところが高校に入るとまさしく物語の高校生のようにそれぞれがなんとなく個性を持っている能力を伸ばし、全国大会にチーム年は行けませんでしたが私自身は個人戦で何とかインターハイに出場することができるようになりました。
物質名は柔道部物語が並んでおりほとんどのメンバーが読破していました。あれから数十年経ちましたがある漫画はまだまだ皆さんに読まれていることを祈るのみです。
ARMS(アームズ)
私の人生に大きな影響を与えた漫画は「AMRS(アームズ)」です。
特に作中に出てくる「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観(あきらめ)、人の足を進めるのは希望ではなく意思」という言葉から強い影響を受けています。
「ARMS」という漫画の主人公は元々普通の高校生だったのですが、知らない内に右腕に兵器にもなり得る金属生命体ARMSを移植されていて、同じ境遇の仲間と共にARMSをつけ狙う謎の組織と戦っていきます。
敵は強く、主人公は死にそうになったり、幼馴染がさらわれたり、仲間の故郷が謎の組織に滅ぼされていたりと、かなりつらい経験をします。
一方で、恐ろしい敵側の陣営にも平和的解決を望む幹部がいて自分の立場に苦悩するのですが、主人公と相対した場面で自分の恩師が言っていた言葉を伝えます。
それが「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観(あきらめ)、人の足を進めるのは希望ではなく意思」です。
人は困難な状況に遭遇すると絶望して状況の打開をあきらめてしまいがちですが、状況の打開に必要なのは希望ではなく人の意思だということです。私はこの言葉に感銘を受けました。
それまで私は、辛いことを経験したり困難な状況にぶつかったときにくよくよして中々前に進めなかったのですが、この言葉を知ってからは意思が大事だと自分に言い聞かせて物事に立ち向かえるようになりました。当時は大学生でしたが、困難な状況や問題にぶつかったときは、今でもこの言葉を思い出して自分を鼓舞しています。
他にもたくさんの漫画を読んでそれぞれ良いものがありますが、一番は何かと聞かれたらこれですね。
戦闘が多いので男性向けではありますが、ぜひいろんな方に見てもらいたいと思います。
Petshop of Horrors
小さい頃から漠然と海外への憧れを抱いていたのですが、「Petshop of Horrors」はニューヨークに似た都市のチャイナタウンで起こる不思議な出来事を題材にしていて、幻想的な中に、喜びや悲しみ、人間の業、恐怖などがギュッと凝縮されており、怖いのですが足を踏み入れてみたくなります。
この漫画を読んで、あらためて海外への憧れが強くなり、英語、韓国語、ドイツ語、フランス語などを学んでおります。
英語は日常会話程度、韓国語は翻訳のお仕事ができるレベルにまで到達しました。
この漫画を読むと、自然や地球を守ることの大切さを学ぶことができ、サステナビリティにも関心を持ちました。
語学を学ぶことはその国の文化を学ぶことで、海外のサステナビリティへの関心度には目を見張るほどです。
美しいだけ、怖いだけではないこの漫画。とてもおすすめです。
天の果て地の限り
出会ったのが小学6年生のころで、それまで歴史に興味がなく歴史のテストの結果も悪かったのですが、この漫画を読んでからは歴史に興味を持つようになり歴史の勉強も大好きになりました。
すきが乗じて大学も歴史を先行する史学科に進学しています。
この漫画は日本史古代の「大化の改新」から「壬申の乱」までを描いていますが、今でも歴史の時代の中では古代史が一番好きです。
この漫画の主人公が万葉集に名を遺す額田女王(額田王)のためか、万葉集や古事記にのこる歌も多数漫画に登場しており、万葉集の歌も大好きになりました。
いまでも平安時代以降の和歌より万葉集のほうが好きです。
歴史が「過去に起きたことを羅列したもの」ではなく「昔の人が時代を変えようと努力し積み上げてきたもの」という意識を持たせてくれました。
黒の李氷・夜話シリーズ
黒の李氷・夜話は、様々な時代の中国の歴史が舞台になっているホラーファンタジー系の少女漫画です。
主人公の李氷は一見人間だが人間ではない(宝玉を心臓にして作られた泥人形)ので宝玉が破壊されない限り不死身で、眠ることでとある女性で大概男装の麗人のヒロインの転生先であるいろんな時代に行って毎回恋愛しては辛い別れを繰り返すというのがメインの話です。
最初の話を雑誌で読んで、殷王朝という時代が古代中国史にあると知りこれを発端に中国史王朝全般に対する興味が出ました。
ヒロインの最初の転生が殷の成湯なので李氷はセイちゃんとよんでますが、このセイちゃんは中国王朝時代の男性の誰かに転生するパターンで、作者は三国志は大好きだが中国史詳しくないと後書きかなんかで書いているのですが、たまにマイナーな人に転生していてこの情報は何処から出ているのかいまだに謎です。
この漫画をコンプリートしてからは、中国史に没頭してゲームを作ったり電子出版で本出したりしたのでかなり人生に影響を受けました。
まとめ
今回は、人生に影響があったマンガということで色んな作品を紹介しました。
少し昔の漫画作品が多めでしたが、その分知らなかった作品や見たことがない作品もあったんじゃないでしょうか?
気になった作品があったら、是非一度読んでみてください。