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キッチン戦隊クックルン5代目卒業?6代目は?最終回まとめ

キッチン戦隊クックルン』は、Eテレの子ども向け料理アニメです。

2023年度で10周年を迎え、5代目が3年目に入り、追加戦士が入るのに2年かかり、と、今までのクックルンセオリーを次々と覆し、先の読めない展開で視聴者を翻弄しました。(詳細は後述します)

今までと勝手の違った5代目クックルン。3年目の2023年度で卒業したのでしょうか。

6代目はどうなるのでしょう。そもそもクックルンシリーズ自体続投するのでしょうか。

気になる5代目クックルンの最終回情報をまとめます!

目次

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5代目クックルンと歴代クックルンの相違

冒頭でもザッと説明しましたが、5代目クックルンは歴代クックルンと勝手の違うところがいくつもありました。

そのせいもあり、先の展開が読めず、戸惑いを隠せない視聴者も多かったようです。

クックルンと言えば、今まではセンターが女子同年代の女子がもう一人と、年下の男子一人。という女・女・男のフォーメーション。

そして、キッチンで料理のサポートをしてくれる役目は、初代こそアニメで描かれるおじいちゃんスーパーシェフでしたが、2代目以降は大人の男性とマスコット(?)キャラクターでした。

話の流れも、1年目終盤~終了辺りで追加戦士があり、2年制で物語も主人公たちも話の舞台も一新させる。

という定番がありました。

しかし、今作ではそれをことごとく覆してきたのです。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

センターが男児、キッチンのサポーター役が女性

クックルン史上初の男子センター誕生です!

今作ではセンターを務めるタイゾウ(男子)だけが年長者(11歳)で、マイカ(女子)(8歳)とクラム(男子)(8歳)は年少者

キッチンのサポーター役は、女性のムールでした。

5代目開始前後からSDGsをアピールしはじめたこともあり、恐らく、料理=女性(女子)というイメージを一新したかったのだと思います。

ちなみに、4代目までは3大栄養素に照らし合わせたイメージカラーがそれぞれにあったのですが、5代目ではイメージカラーそのものが希薄なデザインになりました。

クックルンは食育を意識した番組作りをしてきたので、3大栄養素に言及しなくなったのは正直残念でした。

追加戦士無し?

歴代のクックルンは1年目の終盤2年目に切り替わる頃には追加戦士が入るという定番の流れでしたが、5代目クックルンは追加戦士の気配も全くないまま2年目が終わったため、

クックルンで初めて追加戦士が無いまま終了しちゃった…

と、驚かれていました。

寂しくはあったものの、感染症対策のために番組の内容も調整されているのは視聴者の目にも明らか。

キッチン内に2人までしか入らない時期があったり、料理の指示もソーシャルディスタンスをとって遠くからしていたり、苦心していることが見て取れました。

ただでさえキッチン内に2人しか入れない時期もある中、戦士を増やせないのは仕方が無いのかも…と大人の事情を汲んでいたファンも多かったのではないでしょうか。

しかし、それでは終わらなかったのです。

2年で終わらなかった

初代からキッチリ2年毎に卒業してきたクックルン。

2021年度に始まった5代目クックルンも2023年度でガラリと変わり、主題歌も変えてルーナ・ソレイユの双子を主軸に話が展開します。

しかし、二人のたどり着いた島がタイゾーたちのワッサン島の近くであることがわかったところから、雲行きが怪しくなりました。

ルーナ・ソレイユがタイゾーたちに接近、紆余曲折の末に仲間になり、主題歌も5代目主題歌をアレンジしてルーナ・ソレイユを含んだ5人で歌うものにすり替わり、視聴者たちに動揺が走ります。

え?なんでタイゾーたちがまた出てるの?卒業したんじゃないの?

卒業していなかったのです。そういえば、卒業とかさよならとか全く言っていませんでした。

タイゾーたち5代目クックルンの話はまだ続いており、ルーナ・ソレイユはその一端だったのです。

 

5代目クックルンのクライマックスあらすじ

5代目クックルン終盤は、2023年度から加入した追加戦士ルーナ・ソレイユ兄妹の両親、そしてダークイーターズに怪人派遣を依頼していた黒幕、両者の正体に迫っていきました。

ルーナ・ソレイユの両親は裏切り者?

まず、ルーナ・ソレイユの死んだ両親。

この両親は、実はクックルンとして活躍しており、当初はワッサン島の島民たちとも良好な関係を築いており、島のクックルン博物館に銅像も建てられていました。

しかし、その裏で怪人と繋がっているという目撃者が出てきて、両親の信頼は失墜。博物館の銅像も壊され、クックルンの歴史からこの二人だけ排除されてしまったのです。

一方、敵の親玉ニクニクが登場。

怪人であるニクニクもルーナ・ソレイユの両親に憎しみを抱いていました。

ニクニクの話によると、ルーナ・ソレイユの両親は、怪人を保護するように見せかけて人体実験を行っていたというのです!

ニクニクは地下施設のカプセルに入れられ、人体実験が行われる直前に何か(クヨッペン)がカプセルに落下して壊れたため命からがら脱出できたと言うのですが…

チグハグの正体と真相

そこで、偶然チグとハグが衝突し、勢いで合体。実は、チグとハグは元々一体のアンドロイドだったものを二体に分割したものだったのです。

合体したことにより、記憶が完全に戻ったチグハグは、事の真相を語ります。

ルーナとソレイユの両親は、まんぷくビームで怪人を遠くに飛ばすだけのその場しのぎの方法ではなく、怪人に料理を振舞い対話を重ね、理解し合うことで本当の解決を模索していたのです。

そうして和解した怪人を見送るところを島民に目撃され、怪人と繋がっていると勘違いされ、

傷ついた怪人を治療するためにカプセルに入れていることを、怪人たちには人体実験だと勘違いされ、

誤解が解けないまま、母はソレイユを妊娠。

身重の母を守るため、父はチグハグを分離。ハグに母を任せ、単体でオーデンとの最終決戦に挑み、倒れたのです。(この時のオーデンはマイカの父カイが撃退しました)

この時砂浜に残された変身ペンダントを、後にタイゾーが拾って受け継ぐことになります。

また、母もソレイユ出産後に亡くなり、母のペンダントはハグと共に生家に残され、後にルーナとソレイユに受け継がれます。

チグハグの説明にもなかなか納得しきれないニクニクですが、そこに駆けつけたのは、かつてルーナ・ソレイユの両親に助けられた多くの怪人たち。

そして、現役クックルン5人はニクニクのために料理をふるまい、戦うことなく和解することに成功するのです。

クックルンの別離

その後は怒涛の展開でした。

ハモ先生は多忙を理由に、兼任していたクックルン博物館館長後任をタイゾウの父エビオに任命します。

それをきっかけに、ルーナ・ソレイユ両親の銅像も修復し、博物館の歴史は正しく書き換えられることに。

そこに、本物のムール姫が他の星に嫁ぐため、シェルフィッシュ星の王女として星を復興させるため一人シェルフィッシュ星に戻っていたムールが来訪。

シェルフィッシュ星を立て直したことを理由に、クラムを連れて帰ることになります。

そして、タイゾウは、アイドルとヒーローの兼任を目指し、見聞を広めるために島を離れ一人旅に出ることに。

店長を務めていたクラムが帰星するにあたり、ギョギョールルーナ・ソレイユが引き継ぐことになりました。

タイゾウはゴーグルをルーナに託し、母ジェリーからペンダントを渡され、気球に乗って旅立ちます。

ギョギョギョウニコナマコが引き継ぎました。

マイカは、母タアコとロボットを作っているそうです。

イラッキンはダークイーターズを悪の組織に戻すことを宣言。クックルンを倒すことを改めて決意。

ちなみに、エビオとケンカしたカイがエビオを豚に変身させるビームを放ったことで、本物のムール姫を豚に変身させてかくまった人物がカイであったことも判明し、雑に伏線が回収されました。

タイゾー、クラム、ムール卒業?

まさかの、タイゾウ・クラム・ムールという初期メンバー4人中3人が島から離れるという最終回でした。

そのため、タイゾウ・クラム・ムールに関してはクックルン卒業と見て良さそうです。

ただ、「(自分が帰ってくるまで)ワッサン島を守るのは、マイカとルーナとソレイユだよ。クックルンは3人に任せた!」とタイゾウが言っており、島に残されたマイカ・ルーナ・ソレイユの卒業に関しては言及されていません。

もしかしたら、マイカ・ルーナ・ソレイユは6代目でも出番があるかもしれませんね。(タイゾウたちも可能性はゼロではありませんが)

 

6代目クックルンは?

さて、気になる6代目クックルンですが、どんな内容になるのでしょうか?

初代クックルンがママ役に!

実は、初代クックルンリンゴが、6代目クックルンのママ役として登場することが宣言されました!

ヒーロー物で初代主人公が後シリーズのママとして出てくる流れは珍しいですよね!もしかして初でしょうか?

しかも、リンゴは現在もクックルンを継続する中、リンゴの3人の子どもたちが全員クックルンになる、というシナリオのようです。

ルーナとソレイユのように、メンバーの一部が先代クックルンの子ども、というパターンはありましたが、あくまでも設定上の先代クックルンであり、現実に放映されたシリーズのクックルンではありませんでした。

それが今回は、正真正銘お茶の間に放映されたクックルンの子どもたち、それも全員がクックルンになるわけですから、話の展開が気になりますね!

6代目クックルン基本情報

舞台になるのは、もりてんこ村

新たなクックルンたちの名は、ヨモギ(女子/緑)、クリン(男子/黄)、マメコ(女子/赤)です。

三大栄養素のイメージカラー復活ですね!

年齢順だと、最年長がクリン、次がヨモギ、最年少がマメコ。

センターは、初めて赤ではなく緑のヨモギが務めます。

キッチンの名前はレインボーキッチンで、サポーターはどうやらリンゴたちが飼っている犬おかかのようです。

マスコットキャラクターの動物がキッチン内で人の姿でサポーターを務める流れは、4代目のレオンを彷彿とさせますね。

まとめ

今までのセオリーを多く覆した5代目クックルン

視聴者を大いに戸惑わせましたが、3年目で無事に大団円を迎えられたようです。

ムールクラムはシェルフィッシュ星に帰り、

タイゾウはアイドルとヒーローの両立を目指して一人旅へ。

ギョギョールはルーナ・ソレイユ兄妹が継いで、マイカもワッサン島に残るラストとなりました。

6代目クックルンは、初代クックルンのリンゴと、その子どもたちヨモギ、クリン、マメコの3兄弟。

どうやら、飼い犬おかかがサポーターとなり、レインボーキッチンで料理するようです。

シリーズ10年を超えてきたクックルン。

今後も予想を覆す面白さを維持してほしいですね!

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