『虎に翼』は、放送開始第1週からSNSを中心に話題を呼び、視聴率二けたを維持するほどの人気を呼んでいます。
開始当初から視聴者の情緒を乱し、度々号泣させながら容赦なく進むストーリーは、多くの人をひきつけていきます。
そんな『虎に翼』も、第9週でようやく序章が終わったところ。
第10週から話は大きく動き出すので、ここまでのあらすじをまとめていこうと思います。
気になるけど乗り遅れてしまった…という人も、話はむしろ第10週からが本番!
公式がダイジェスト動画等も上げているので、このあらすじと合わせて予習して、是非今からでも乗ってみてほしいと思います!
『虎に翼』各週のあらすじ
『虎に翼』は、昭和前半、日本で初めて法律の世界に挑んだ女性三淵嘉子をモデルにした実写ドラマです。
第1週 女賢しくて牛売り損なう?
舞台は、昭和6年(1931年)東京。
女学校卒業を控えた猪爪 寅子(いのつめ ともこ)は、母はるの持ってくるお見合いに行かされる日々。
しかし、父直言(なおこと)と共に新聞を読み世情に関心の強い寅子は、お見合いの席でも自身の我の強さをごまかすことができず、つい弁舌を振るっては相手に断られる始末。
寅子の兄直道(なおみち)と婚約が成立しており、結婚生活に夢を描く親友花江とは正反対でした。
寅子はそもそも、『結婚=幸せ』という世間一般の価値観が理解できず、多くの女性が公の場や男性の前でスンッと態度を変えることにも違和感を感じていました。
そんなある日、下宿人の佐田優三に弁当を届けるため夜学に向かったところ、教壇に立つ桂場等一郎と穂高重親に出会います。
その時耳にした授業で、法律上、女性は「無能力者」———結婚した女性は「準禁治産者」と同じように責任能力が制限されるとされていることを知ります。
授業内容につい口を出してしまった寅子は、穂高に明津大学女子部法科(通称女子部)への進学を進められ、願書を提出。
しかし、母はるは猛反対します。
後日、桂場が寅子の進学を反対するような場面にはるが遭遇。
「穂高先生の言葉に騙されないほうがいい。あの方のお考えは進んでおられて実に素晴らしい…… だが、あまりにも非現実的だ」「君は頭がいいんだろう〜」「とにかく時期尚早だいつかは女が法律の世界に携わる時代がくるかもしれない」「今、君が先陣を切って血を流しても何の報いもないだろう」
— sarajikkyo @sara_jikkyo@fedibird.com (@sara_jikkyo) May 21, 2024
寅子以上に激昂したはるは桂場に「女の可能性の芽を摘んできたのはどこの誰?男たちでしょう!」と啖呵を切り、その足で書店に向かい六法全書を寅子に買い与え、進学を許可しました。
第2週 女三人寄ればかしましい?
こうして昭和7年(1932年)春、華族令嬢の桜川涼子、弁護士夫人の大庭梅子、朝鮮からの留学生の崔香淑、男装の山田よねらとともに女子法学部二期生として入学。
しかし、一期生は80人中7人しか残らなかったことや、男子学生から見下され、縁談を断られ、爪はじき者として扱われる現状を知ることになります。
さらに、女子に弁護士資格を与える法改正が延期される中、山田よねと寅子はある離婚裁判を傍聴。
法律上妻は勝てないと断ずるよね、それに反発する寅子。
穂高にこの件を話すと、穂高は生徒たちに弁護を考えさせ、その裁判を見学することに。
多くの予想を覆し妻が勝訴する姿を見て、寅子は「盾みたいな弁護士になる」と考えるようになります。
第3週 女は三界に家なし?
入学後1年もたつと、退学者が絶えず入学者も減り、女子部は存続の危機に瀕していました。
女子部への風当たりを変えようと女子部で開催した、毒饅頭事件の法廷劇も、男子学生の執拗なヤジによねが激昂、暴力に出てしまうという大失態。
責任を感じたよねは、自分だけが罰を受ければいいと、職場のカフェーに戻ってしまいます。
男装姿のよねは、入学当時から女子部と一線を引いており、「わたしはお前たちとは違う」と突き放すようなことを言うため、女子部のメンバーもどう接すればいいのか困惑していました。
しかし、カフェーまで追いかけてきた寅子たち4人によねが語った半生は、あまりにも過酷なものでした。
貧しい農村の生まれで、十代半ばで身売りされることを予告されており、優しかった姉は実際に売られてしまいます。
それが自分の身に迫った時、よねは「わたし、女をやめる」と抵抗。ついには家を出、このカフェーで男装のボーイとして働くことになりました。
そんなある日、姉が稼いだ金を雇い手に不当に奪われていることを知ります。
金も学も権力もなく救う手立ての無いよねに、店の常連の弁護士が、(よねの身体を代償に)姉の件を解決させると持ち掛けます。
よねはその条件を飲み、弁護士は姉の雇い手を脅して手を引かせますが、仕事を失った姉は男と蒸発してしまいました。
よねは女子部の存在を知り、自分の力で理不尽に立ち向かうため弁護士を目指しているのです。
寅子は法廷劇の反省を兼ねて、猪爪家で毒入りを想定した饅頭作りを提案。
実際に作る中で事件の不自然さに気づくと、涼子が学長の意向で脚本が改変されていたことを告白。
熱心に話し合う女子部の面々を見て、突然、はると共に手伝っていた花江が「一人ぼっちだなぁ」「わたしは皆さんの言う戦わない女側なんだなぁ」と泣き出します。
結婚後、良き嫁となろうと奮闘してきた花江でしたが、姑のはるは優しくても「褒める」ことをしてくれないことへの不安、住む世界が変わり寅子も自分を親友とは思ってくれなくなっているだろうと気持ちを吐露します。
そこに兄直道が登場し、花江とはるの気持ちに気づいていたことを伝え、互いを嫌いにならないように家を出ようと提案します。
花江の女々しい弱音によねはいら立ちますが、寅子は弱音に寄り添う必要性を説きます。
その言葉に誘われ、涼子、香淑と弱音を口にする中、寅子はいつも怒っているよねに「わたしたちの前では怒っていて」と伝えるのでした。
その後、花江と直道は子宝に恵まれ、嫁姑仲も修復されます。
第4週 屈み女に反り男?
昭和10年(1935年)春、寅子たちは女子部を卒業。共学の本科である法学部へ進学します。
轟ら一部男子学生はやはり女子学生たちに反発しますが、美男子の花岡始め、多くの男子学生は意外と女子学生たちを友好的に迎えます。
しかし、ある日、花岡が陰で女性を冷たくあしらったり、弄んでおり、それに同郷の轟が激昂している場面に遭遇。
それと前後し、穂高の代理で教鞭をとった梅子の夫大庭徹男は、女子部の面々に慇懃な態度を取りながら妻を見下すような発言をします。
後日、男子と女子でハイキングに行った折、梅子の三男光三郎の前で男子学生が徹男の浮気話をします。
女子部と轟が総毛立ちますが、とりなそうとした花岡がやがて女子部への不満を上げ始め、「男と同様に勉学に励む君たちを、最大限敬い、尊重している!」 「私達は特別扱いされたいんじゃない!」と寅子と口論の形になり、崖から転落して、怪我をしてしまいました。
花岡の診察を待つ間に、梅子は女子部の4人に、離婚を考えていること、その時に子どもたちの親権を得るために弁護士の勉強をしていることを告白。(当時は離婚すると親権は父親に渡ることになっていました)
退院の日、轟の説得により、花岡は梅子に謝罪。寅子とも和解しますが、同時に花岡の寅子への気持ちが恋愛に傾いていることも判明。
寅子が帰宅すると、玄関に物々しい態度の男たち、それに土下座するはる、不安そうに寄り添う弟直明の姿が。
父直言が贈賄の疑いで逮捕され、検察が家宅捜索に来たのです。
立ち尽くす寅子たちの元に優三が駆けつけ、間を取り持ってくれますが、これは後に「共亜事件」という大きな事件として新聞の一面を連日飾ることとなります。
第5週 朝雨は女の腕まくり?
猪爪家はマスコミに監視され、寅子も大学に行くことができないなか、花岡と穂高が隠れて訪ねてきます。
穂高は直言の弁護を引き受けてくれ、寅子にも大学に復帰するよう説得。
逮捕から4か月後の10月、予審で罪を自白し、直言が帰宅。家族にただ謝罪を述べるばかりで、食事もロクに取れず、寝込んでしまいます。
寅子は同窓の仲間たちと共に事件を洗い出し、事件の真相に迫ろうとします。
ついにはるの手帳の記録と調書の齟齬に気づき、家族で直言を問い詰め、無実でありながら検察の脅迫と拷問に耐え兼ね自白したことがわかります。
新聞記者の竹中には首を突っ込むなと突き放されますが、暴漢に襲われても父の無実を証明するため証拠集めや署名に奔走する寅子。
桂場も含む裁判官の前で、傍聴席の竹中の言葉により、寅子が自分の身を危険にさらしながらも父のために努力していたことを知り、直言は罪を否認。自白の強要と無実を訴えることに。
自白内容のみを証拠とする検察に反し、無実の証拠を突き付け、その自白自体が強要されたものだと反論する弁護団。
昭和11年(1936年)12月。ついに16人の被告全員が無罪を勝ち取りました。
判決文を書いた桂場に寅子がお礼を言い、「法とは水のようなものだ」という自論を述べると、桂場は「君は裁判官になりたいのか」と返し、慌てて取り消します。
この時、まだ女性は裁判官になれない時代でした。
第6週 女の一念、岩をも通す?
昭和12年(1937年)6月、女子部一期生と二期生は高等試験に臨み、全員不合格。(同期では花岡だけが合格、裁判官を目指します)
女子部出身者の合格者が一人も出なかったことから、明津大学は女子部の募集を中止すると発表しますが、憤慨した香淑が女子部を引き連れ直談判し、来年度の試験で合格者が出れば女子部の募集を再開することを約束させます。
女子部存続の希望を胸に励む寅子たちでしたが、桂場に「同じ点数なら女子より男子を取る。女子は合格点ではなく完璧でなければ受からない」現実を突きつけられます。
寅子は雲野弁護士事務所に勤めながら仲間たちと勉強を重ねますが、時は戦前。仲間たちの状況が変わっていきます。
まず、香淑の兄にスパイ容疑がかかっていたことが判明。
兄は無実ではあったものの、身の安全のため帰国済でしたが、香淑自身にも警察が目を光らせていることがわかり、最後に女子部全員で海で遊んだ思い出を胸に、香淑も帰国することになりました。
次に、涼子の父が芸者と駆け落ち。そのショックから母は心を病みアルコールにおぼれ、涼子は家の存続のために結婚を余儀なくされます。
そして、試験前夜、梅子は夫に「子どもたちには会えないと思え」と離婚を突き付けられます。
梅子は三男を連れ、家を出ました。
高等試験を受けられた一期生の久保田と中山、二期生の寅子とよね、そして優三や轟は始めて合格。
しかし、口述試験の日、寅子は月経がきてしまいます。
月経痛の重い寅子は普段の覇気も出ず、不合格を確信し落ち込みますが、なんと合格していました。
ところが、「全て出し切った」という優三、「完璧だった」というよねは不合格。
優三は今回で弁護士への道を諦め、就職することを宣言。
よねは男装を試験官に嘲笑され、反発。それが不合格の原因だったことをふまえ、それでも「私は自分を曲げたくない」と再度挑戦することを誓います。
女子部合格祝賀会で、寅子は新聞記者から投げかけられる無神経な言葉に、女性の権利が不公平に踏みにじられている社会に立ち向かい、男女関係なく弱者を助ける弁護士になると宣言。
しらける記者団に、桂場は笑い出し、穂高は拍手を送り、竹中だけがその言葉を記事に取り上げました。
第7週 女の心は猫の目?
昭和14年(1939年)、寅子は修習生として雲野法律事務所で働き始めますが、花岡は修習後の2回目の試験に合格。裁判官として故郷の佐賀地裁に赴任することが決まります。
花岡の合格祝いを持ちかけると、花岡には寅子と二人だけで祝いたいと返されます。
浮足立つ花江達とともにワンピースを仕立てて食事に行く寅子でしたが、屈託なく祝う寅子の才能と未来を想い、自分の気持ちを告げられない花岡。
結局、互いの未来を応援して別れてしまいました。
無事修習期間を終え、弁護士資格を取得した寅子でしたが、未婚の女性というだけでまず客に弁護をさせてもらえない日々が続きます。
同じく雲野法律事務所に勤めながら高等試験に臨み続けるよねも、女性差別に憤慨します。
そんな中、寅子、よね、轟の前に婚約者と連れ添う花岡が現れます。
未婚であるために社会的信頼を得られない現実を意識せざるを得ず、寅子は両親にお見合い相手探しを懇願します。
その話が父直言の事業に就職していた優三の耳に届き、優三は寅子にプロポーズ。
寅子は「優三さんも社会的地位が欲しいのだ」と勘違いし、「お互いの利害の一致」と喜んで承諾。
弁護士事務所にも報告し、浮かれる中入ってきた依頼人に勢いで弁護を受けさせてもらえることになり、これがきっかけとなって寅子は弁護士としての仕事を着実に増やしていくこととなります。
皮肉なことに、戦争が激化し男性が減っていくことが、女性の仕事を増やす後押しにもなりました。
第8週 女冥利に尽きる?
寅子とよねは、舅姑と子どもの親権を争う未亡人領国満智の依頼を受けます。
梅子の無念を重ねのめり込む寅子でしたが、その思い込みから満智の欺瞞を見抜けず、間違った判決を得てしまいます。
仕事を休んで落ち込む寅子に、優三は「おいしいものは、いっしょに」と唐揚げをこっそり分け合い、寄り添ってくれます。
優三の優しさに寅子も心寄せるようになります。
弁護士としての仕事も増え、優三とは仲睦まじく、めでたく懐妊。
女として順風満帆だと思った矢先、一期生の久保田と中山が家庭との両立に心折れ、弁護士を辞めることを聞きます。
女性弁護士はもう自分一人だけだと背負い込む寅子でしたが、貧血で倒れてしまったことがきっかけで穂高に、そして穂高から事務所の全員に妊娠がバレ、「自分一人の身体ではない」「子育てに専念しなさい」と声をかけられ、張り詰めていた心の糸が切れ、弁護士を退職します。
よねには「悲劇のヒロインぶりやがって」と軽蔑され、喧嘩別れとなりました。
昭和19年(1944年)春、寅子は娘優未(ゆみ)を出産。優三と安穏とした日々を過ごしていましたが、ついに優三にも召集令状が届きます。
自分のわがままで振り回してしまったことを懺悔する寅子に、優三は「はて?」とおどけ、以下の言葉を贈ります。
トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい。違う仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです
第9週 男は度胸、女は愛嬌?
空襲で両親を亡くした花江の元に、直道の死亡が知らされます。
その後、終戦を迎えるも、前後して直言も体調を崩し床に伏せる日が増えていきました。
寄宿舎生活をしていた直明が戻ってきますが、戦争のために勉強できなかったこと、苦しい家計のために働くことを宣言されます。
ある日、ついに直言が激しく苦しんで倒れ、その拍子にひっくり返した写真立てから優三の戦病死の報せも見つかります。
直言の病状は悪く、栄養失調、肺炎、さらには心臓も弱らせ、告げられる余命宣告。
次々とのしかかる死の影に、さすがの猪爪家も重く沈み込みます。
そんな家族を、枕元に呼び寄せる直言。
寅子に、花江は(法的に)これから先も猪爪家の嫁でいられるのかを確認します。
寅子に可能であることを証言され、安どする直言。花江に、いつまでも猪爪家にいていいし、他にいいひとがいたら再婚してもいいし、子どもたちも花江のいいようにしていいと告げ、話を終わらせようとします。
それに異を唱えたのは、花江です。直言は優三の死を隠していたことを寅子に謝っていなかったのです。寅子に、怒るべきだ、直言には生きているうちに言う事ができるのだから、本音を言うべきだと説得します。
戸惑う寅子に、謝罪する直言。それがきっかけになったのか、直言の口から次々と懺悔が飛び出してきます。
寅子の最初のお見合いが失敗した時、喜んでしまったこと。
花江が家になじんだことは嬉しかったが、どんどん強くなるため肩身が狭く、直道と隠れて飲みに行ったことがあること。
直明の出来が良すぎて、本当に自分の子どもか疑ったことがあること。
寅子の相手は花岡だと思っていたから、優三と結婚することになってがっかりしたこと。
花岡が諦めきれず、下宿先を見に行ったり、佐賀に人をやったことがあること。
次々と次々と、よくもまあこれだけ出るなと周りがあきれ返るほど懺悔をぶちまけ、
花江に改めて怒るべきだと促された寅子ですが、
「どんな私になっても、私をかわいいかわいいって、いっぱい言ってくれたのはお父さんだけ」と笑い、
その言葉に直言も「…当たり前だろ!トラは俺の誇り、宝物なんだから!」と笑い、言いたいことを全て言ってスッキリしたのか寝落ちしてしまいます。
その数日後、直言は息を引き取りました。
直言を見送った後も、家庭を支えようと張り詰めた日々を送る寅子に、はるがお金を渡して自分のためだけに贅沢してくるよう促します。
そうして、優三の死と向き合いなさい、と。
しかし、闇市で焼き鳥を頼んでも、おいしいものを分け合った優三を思い出し手を付けられずに店を出る寅子。
そんな寅子に、店主が焼き鳥を新聞紙に包んで持たせてくれます。
仕方なく川辺に腰かけ、包みをほどくと、その新聞紙に書かれていたのは新しい日本国憲法公布の報せ。
特に十三条と十四条の内容に、優三や女子部の面々を思い出し、泣きながら焼き鳥をほおばる寅子。
家に帰ると、日本国憲法をノートに書き写し、家族の前で披露。
そのうえで、家族それぞれの幸せを聞いて回ります。
寅子は「もう一度法律の世界に飛び込んで、人生をやり切りたい」と宣言し、勉強が好きな直明には、大黒柱になんかならなくていい、大学で勉強しなさいと説得。
晴れて、直明は進学し、寅子は法務省へ出かけ…再会した桂場に、裁判官として雇ってほしいと直談判するのでした。
まとめ
「日本で初めて弁護士になった女性の話」と聞くと難しいような気もしますが、
実際に見てみると、難しい話は分かりやすく、辛い話も暗いだけではなく、絶妙なコミカルさを交えて次々と見ることができてしまう中毒性のあるドラマ『虎に翼』。
しかし、リアリティの切り取り方が上手く、気が付くとのめり込み、号泣してしまう人も多く出している、朝ドラとして見るにはバラエティ豊富でボリューミーな内容です。
第10週目から始まった裁判官編も、期待を裏切らぬ…いや、いい意味で裏切る展開となることを期待しています!