『はたらく細胞』は、名前の通り体の中の様々な細胞の働きをドラマティックに漫画化した作品です。
原作漫画は『月刊少年シリウス』で2015年3月~2021年3月と6年にわたって連載。全6巻で完結しています。
細胞の働きがわかりやすく説明されている、と専門家の間で話題となり、アニメ化だけでも2回、スピンオフ漫画は13作品、さらにノベライズや舞台、と派生作品が多く、
この度とうとう、実写映画化まで決まってしまいました!
『はたらく細胞』の実写映画はいつ公開されるのでしょうか。
主演は誰で、どの話をベースにするのでしょう。
まさかの実写化に、ファンはどのような反応をしているのでしょうか。
実写映画『はたらく細胞』の公開時期
『はたらく細胞』の実写映画は、
2024年12月公開予定です!
2024年6月と半年前の発表なので、今から大きくは変わらないのではないでしょうか。
実写映画『はたらく細胞』のキャスト
2024年6月25日現在、キャストはW主演のお二人しか発表されていません。
赤血球(AE3803) 永野 芽郁
白血球(好中球/U-1146) 佐藤 健
実写映画『はたらく細胞』の内容
2024年6月25日現在公開されているPVによると、『はたらく細胞』第1話に出てきたレンサ球菌の一種肺炎球菌らしきキャラクター、第1話の終盤のシーンが確認されるため、実写映画も第1話「肺炎球菌」をベースに作られると考えられます。
しかし、問題は一時停止のできない映画で説明をどのように盛り込むか、かもしれません。
アニメ版で一度も一時停止せずに説明文を読破できた人、います…?
第1話「肺炎球菌」のあらすじ
話は赤血球(AE3803)視点で描かれます。
作中は、何らかの配達員のような役柄で描かれる赤血球。
この日も、酸素や二酸化炭素(段ボールで表現)などを運んでいました。
その道中、肺炎球菌たちの襲撃に遭遇します。
そのほとんどは駆けつけた白血球たちに討伐されましたが、一匹だけ逃げ切ってしまいました。
一方、改めて仕事を続けていた赤血球は、まだ新人のため道に迷っていました。
あちらこちらをうろついているうちに、逃げ延びた肺炎球菌にばったり出会ってしまったところを、先刻肺炎球菌たちの討伐をしていた白血球の一人(U-1146)に助けられます。
付近の抗原に反応するレセプターが反応しているため、逃げ出した肺炎球菌が隠れていると説明する白血球。
しばらく行動を共にしますが、結局肺炎球菌は見つからないまま、二人は別れることになりました。
しかし、赤血球が肺に到達したところで、状況は一変し———
実写映画『はたらく細胞』の評判
まだPV第1弾しか公開されていないとはいえ、あらゆる世代、様々な専門分野に根強いファンを持つ『はたらく細胞』の実写映画化に多くの人が反応しています!
悪い評判
やはり、漫画の実写化事態に警戒心を抱いている人もいます(様々な失敗作を思い出せば気持ちはわかりますが…)。
画面が安っぽい?
マンガやアニメの実写化というと、どうしても出てきてしまう「安っぽさ」。
漫画やアニメは絵なので、写実的な絵柄ではなかったとしても動きや脳内補完で多種多様にイメージしてしまうものが、いざ実写化されてしまうと「こうじゃない」「安っぽい」「作り物臭い」と感じられてしまうのは、実写化の宿命かもしれません。
全体的に評価の高い『ゴールデンカムイ』ですら、こだわって作られた衣装も「野宿や戦闘を経ているのに綺麗すぎる」と気にしてしまう声がありましたからね…
はたらく細胞実写化の映像見たけど、お遊戯会?わざわざこんなもんを実写化すべきじゃ無いだろ
— 魚交子🦈 (@sametaijinbeeee) June 23, 2024
漫画で実写化して良いのは、歴史物とミステリーものに限るって憲法に記載しないといけないな#はたらく細胞 pic.twitter.com/L3PUenoBXX
良い評判
しかし、全体的に意外と良い評価が多いようです。
その立役者は、白血球です。
白血球のアクションがすごい!
白血球(U-1146)のワイヤーを感じさせない縦横無尽な戦いっぷりは、まさに「原作通り!」と太鼓判を押す人もいるほど。
そしてこの動き、あの実写化さながらなのです。
そう、白血球(U-1146)役は、佐藤健さん。『るろうに剣心』でも主人公剣心役を任され、人間離れしたアクションでアンチをも黙らせた役者さんです。
『はたらく細胞』実写化で
— デニッシュ🐧🐉🌐🐰🌙👻🎁@低浮上につき時差発生中 (@HccI7AlMqHttLKR) June 11, 2024
( ๑⋅́ ̯⋅̀๑ )ウーンって思ってたんだけど、人斬り抜刀斎 再来のようなアクション見て 一気に
>ω<*)ਭ₹💕ってなった pic.twitter.com/q4ei417Hyb
その演技力は健在。
白血球(U-1146)役の演技、完全にアニメしていました。
しかし、白血球(U-1146)はあくまでも、体内に無数にいる白血球(好中球)の中の一人。
他の白血球役の人たちも、佐藤さん並みの動きをするのでしょうか…見てみたいような、実写になると怖いような…
血小板ちゃんたちがちゃんと子ども!
『はたらく細胞』が人気を博した原因の一つ、血小板ちゃん達!
小さい子どもたちが団体で一生懸命はたらいている姿に癒された人たちも多いはず。
そして、実写化というと「使う俳優や話題性優先で、子ども役の年齢があげられる」というパターンを恐れる人も多いですが、
血小板ちゃんたちはちゃんと、期待通りのかわいい子どもたちで再現されています!
「はたらく細胞」実写化と聞いて
— にゃが(素体) (@ga8Wf5QZZh6DyNn) June 12, 2024
「け、血小板ちゃんは!?😨」って思ったけれど、これ見てなんか安心したので寝ます#はたらく細胞 #血小板ちゃん pic.twitter.com/p94QKGVieV
息子「#はたらく細胞 の血小板はなんで子供なの?」
— 青かんぱち (@tasorito) June 22, 2024
妻「他の細胞より小さいからかな。子供で描写してるのかも。」
息子「なんで知ってるの?」
妻「仕事で毎日、顕微鏡で見てるからね。」#そうだったのか #即答できる妻すげぇ pic.twitter.com/5dYod8FtYh
実写化してもかわいい~
監督、アクション演出が実績確か!
漫画作品のアニメ化となると、監督の手腕でかなり左右されます。
外れと噂の監督が当てられると、それだけでファンが阿鼻叫喚、という図式はもはやお約束。
しかし今回、監督も安心できそうです。
『テルマエ=ロマエ』『跳んで埼玉』と、「実写化は難しい」とされていた作品を想像を超える再現、いや、再現だけでなく実写ならではの面白さまで加えてファンを圧倒した武内 英樹監督なのです!
ファン
— 源の琉璃🦀 (@Rulia_Hermitaur) June 11, 2024
「はたらく細胞も実写化!?また人気作品を変な実写化して爆死させる気かよ!💢」
公式
「監督は『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の実写化をした人です」
ファン
「じゃあ大丈夫か★」 pic.twitter.com/Npe9jTV0vI
さらにアクション演出は、それこそ実写版『るろうに剣心』を手掛けた大内貴仁さん。
はたらく細胞のアクション監督は大内さんなんですね。亜人以来のタッグすね。さらにVFXが白組ってそりゃもうすんごいものを見せてくださるでしょう!楽しみすぎてずっとエネル顔だよわたしゃ笑 https://t.co/wMRLyJOfhZ pic.twitter.com/bGyDhAt8dX
— 🍉は る ひ🍈 (@haluhi_tkrotaku) June 11, 2024
むしろ「この人たちの実写化なら見たい」という人もいるのではないでしょうか?
まとめ
突然舞い込んだ『はたらく細胞』実写化の報せ。
予想だにしない作品の実写化にファンは驚きを隠せませんでしたが、映像を見る限りはかなり忠実に再現しようと尽力されていることを感じさせます。
監督も実績のある監督という事で、ひとまず胸をなでおろしたファンも多いのではないでしょうか。
やはり、観てみないとわからないのが映画ですが、実写ならではの面白さで再現してくれることを期待しています!