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ブラック・ジャックが実写化で炎上!?キリコが女性に!?琵琶丸がミュージシャン!?

ブラック・ジャック』は、言うまでもない手塚治虫先生による代表作の一つ。

令和の時代になっても熱烈なファンが多く、ネット上でもたびたび談義の尽きない作品です。

アニメ化だけで2011年までに11作品、実写ドラマ化もすでに5作品も作られてきました。

そんなブラックジャックが、2024年に再び実写化されるということで注目を浴びています。

その理由というのも、ブラック・ジャックのライバルであるキリコが、なぜか女性になっているのです!

キリコと言えば、『ブラック・ジャック』の中でも屈指の人気キャラ。登場回数も多く、作品のテーマに深く関わる超重要人物です。

そんな大事なキャラクターの突然の性転換に、炎上騒ぎとなっています。

2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』、何故キリコが女性になったのでしょうか。

ファンはどんな反応をしているのでしょう。

以下、配役に対する厳しい意見も多く取り上げますが、あくまでも俳優・女優個人に対する批判ではなく、設定に対する批判であることはお間違え無いようにお願いいたします。

目次

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2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』はいつ放映?

https://x.com/blackjack_asahi

実写『ブラック・ジャック』は、

2024年6月30日(日)よる9時~10時54分放送 です!

 

2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』のキャストは?

https://x.com/blackjack_asahi

『ブラック・ジャック』の気になるキャストは、以下のように発表されています。

  • 高橋一生 ブラック・ジャック
  • 石橋静河 キリコ
  • 井之脇海
  • 永尾柚乃 ピノコ
  • 山中崇
  • 山内圭哉
  • 味方良介
  • 早乙女太一
  • 千葉哲也
  • 玉置孝匡
  • 宇野祥平
  • 松本まりか (獅子面病を患う患者)
  • 竹原ピストル 琵琶丸
  • 奥田瑛二
  • 橋爪功

そう。実は名だたる配役の役名は、上記した人以外非公開となっています。(2024年6月28日現在)

https://x.com/blackjack_asahi

そして…原作ファンはもう一つお気づきでしょうか。

獅子面病を患っていたのは、原作ではブラック・ジャックを逮捕した警部の息子であったところを、今回は依頼人の美しいにされている、ということに。

https://x.com/blackjack_asahi

どうやら今回の実写化、かなりのオリジナル解釈に基づいた作品のようです。

 

2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』のキリコが女性になった理由

https://x.com/blackjack_asahi

今回の『ブラック・ジャック』でキリコが女性になった理由を、テレビ朝日プロデューサー飯田サヤカさんはこう答えています。

〈前略〉

なぜ自分で自分の死を決めてはいけないのか。未だ答えの決まらぬ重い問いを、キリコは理路整然と突きつけ、BJのエゴを暴いてしまう。このドラマにも、絶対にいなくてはいけない存在だった。

調べてみると、海外で安楽死をサポートする団体には、なぜか女性の姿が多い印象があった。脚本の森下佳子さんと相談しているうち、「優しい女神」のような存在が、苦しむ人のそばにいて死へと導くのかもしれない、と想像するようになった。

そんな考えの積み重ねから、原作では男性のキリコ役を、石橋静河さんにお願いした。白いレザーのコートには、羽のような装飾も。どこか中性的な美しさを持つ、神秘性のある人物になった。このドラマオリジナルのドクター・キリコを、石橋さんは演じきってくれた。

このインタビューが公開されるや否や、ますますキリコの解釈に関する議論が白熱してしまいました。

上記インタビューは、あくまでもプロデューサー個人の意見です。脚本家や製作陣の総意と捉えている人も多いようですが、混同しないよう注意が必要です。

原作のキリコ像

https://tezukaosamu.net/jp/

ここで振り返っておきたいのが、原作でキリコがどのように描かれていたのかです。

外見

まず、原作のキリコの外観は、背が高く痩せぎすの男性です。

顔は頬のこけた面長で、尖った鼻に、鋭い三白眼。

黒い衣服に、長い白髪。黒い眼帯。

すでに出で立ちからして、ドラマ版のボサボサ短髪、決して高くはない身長、白いコート(しかも羽のような装飾がある)とはだいぶかけ離れています。

言動

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ブラック・ジャック自身が相当な皮肉屋で、話によっては悪役として立ち回ることもある人物ですが、

キリコは筋の通った信念はあるものの、ブラックジャック以上に人を突き放したような物言いをする、わかりやすいヒールです。

安楽死」という扱いの難しいものを専門にするだけあり、患者へのヒアリングは慎重で丁寧、患者の本心を第一とする姿勢は確かなものですが、

普段のふるまいはかなりキツイ人物。

ブラック・ジャックが助けた患者が事故で死んだことを笑い飛ばしたシーンまであります(この説明だけだと語弊があるので、原作の該当話を見て判断してほしくはありますが)。

行動理念

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キリコの行動理念は、作中ではっきりと描写されていますし、公式HPにも明言されています。

安楽死の必要性と正しさを信念とする医師。呼吸中枢をマヒさせる超音波の装置や、薬物を使用する。その信念は、軍医時代「戦場で手足をもがれ胸や腹をつぶされてそれでもまだ死ねないでいる悲惨なけが人をゴマンと見たんだ」と語る凄惨な体験から来ている。ブラック・ジャックと相反するキャラクターでありながら、医学の限界、医師が果たすべき役割といった、手塚治虫が伝えたかった永遠の命題を際立たせる最も重要なキャラクターの一人。

https://tezukaosamu.net/jp/character/213.html

彼は、医療の限界に絶望した末に、安楽死に一抹の希望を見出した人間なのです。

優しい女神?

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原作のキリコをよく知る人からすると、まず「優しい」という印象は出て来ません。

ましてや、神や女神と評されるような人物像ではありません。

キリコのイメージを超常的なものにあてはめるのなら、神は神でも「死神」でしょう。

そもそも、手塚先生は『ブラック・ジャック』も『キリコ』も、ましてや『琵琶丸』やその他作中医療に携わるすべての人々を、決して超常的なものにあてはめないように、あえて欠点や独善的な面を真正面から描いていたように感じます。

どれだけ卓越した技術を持っていても、強い信念があっても、間違えることもあれば情に流されることもある、ただの人間として描くことにこだわったのです。

「死に導く優しい女神」———少なくとも、ブラック・ジャックを通して描くテーマとしてふさわしいのかどうかは、強い疑念が残ります。

他にふさわしい女性キャラがいたのでは?

実写ドラマはどうしてもスポンサーの意向が強く出るため、大人の事情で女性の配役を増やさなければいけないこともあることは知られています。

今回のキリコが女性になったこともその影響なのかはわかりませんが、女性を配役するにしても、ブラックジャックには魅力的な女医、女性キャラクターは多くいます。

彼女たちではダメだったのでしょうか?

キリコの妹

実はキリコ、ユリと言う名の妹がいます。

髪型こそ似ていますが、美人で心優しい女性です。彼女なら「優しい女神」と言われても強い違和感は持ちません。

「キリコを女にするくらいなら、妹を出せ」と思った人もいたのでは?

女ブラック・ジャック

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クールな女医ならこの人、女性版ブラック・ジャック「ブラック・クイーン」の異名を取る桑田このみ。

男性でもしり込みするような手術でも堂々とこなす、正確無比で丹力のある女医です。

強い女性として仕事をこなしながらも、女性的な面もある魅力的なキャラクターです。

ブラック・ジャックの初恋の人

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ブラック・ジャックの大学時代の後輩、如月恵。

子宮がんを患い、ブラック・ジャックによる手術で子宮を摘出して以降は男性として生きることを決意し、ブラック・ジャックへの気持ちも封印して去りました。

現在は船医として活躍しています。

オリジナルキャラクター

そもそも、ここまで手を加えるのならオリジナルキャラクターを作ればよかったのでは、という意見も多くあります。

それこそ理想通りの「安楽死に導く優しい女神」然とした女性キャラクターを、あえてキリコと対峙させたりすれば、十分面白いドラマが作れたのではないでしょうか。

2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』の反応

キリコが女性、その他にも多くの改変が見られることに多くのファンが動揺しています。

https://x.com/blackjack_asahi

悪い評判

悪い評判の多くは、やはりキリコが女性になる事に納得できない、という意見に集約されています。

キリコの解釈に不満

キリコが女性になることはもとより、その理由に令和時代の安楽死団体のイメージから優しい女神と称したことに、原作のキリコとはあまりにもかけ離れている、という不満が多く渦巻いています。

他の改変も不安

キリコの衝撃があまりにも大きくて霞んでしまいますが、琵琶丸が鍼灸師ではなくミュージシャンになっていることに不安を感じている人もいます。

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琵琶丸は、原作では鍼灸師。

西洋医学のブラックジャックに対する東洋医学モチーフキャラクター、

高額請求のブラックジャックに対して無償で(しかし強引に)施術する琵琶丸、

と、彼もまたブラックジャックと相対する立場にいる重要人物なのです。

役者自身がミュージシャンで主題歌を手掛けたからといって、琵琶丸自身をミュージシャンにする必要はあるのでしょうか…

琵琶丸がどうやって生計を立てているのかは謎だったので、あくまでも日銭稼ぎとしてのミュージシャンならまだわからなくも無いですが、鍼灸師ではない琵琶丸はもはや琵琶丸では無いのでは…

良い評判

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酷評の熱が強すぎてかき消され気味ですが、多くの改変に好意的な見方もあります。

斬新な切り口が見られる?

ブラックジャックは、アニメ化もドラマ化もすでに複数回されている作品です。

そのため、普通にドラマ化しても目新しさが少ないのが事実。

キリコを女性にする、等の今までにない切り口によって、今までにないブラックジャックが描かれるのではないか、という期待をする人もいます。

脚本家が実績あり

また、脚本家は森下佳子さん

過去にも『世界の中心で、愛をさけぶ』『白夜行』『JIN~仁~』など、原作付きでありながら思い切った改変を行い評価されてきた実績があります。

今回の改変も「ドラマとしては説得力のある完成度になるのでは」「女性キリコをどう生かすのか気になる」「森下佳子さんなら、改変も面白くしてくれるはず!」と期待している人たちも多いようです。

まとめ

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キリコが女性化、琵琶丸がミュージシャン、獅子面病の患者が息子から妻に、と、放映前から次々とびだす改変に動揺のひろがる2024年版実写ドラマ『ブラック・ジャック』。

多くのファンには批判され炎上騒ぎになってしまっていますが、脚本家は原作改変を上手に料理することに定評のある森下佳子先生。

彼女の手によって、『ブラック・ジャック』がどのように料理されるのか…見て確認するほかないようです。

原作ファンとしては、原作リスペクトを感じられる改変となっていることを心より願っております。

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