『チェンソーマン レゼ編』は、過激な内容で一世を風靡した漫画『チェンソーマン』の中でも特に人気の高いストーリーです。
元々、原作者が映画好きで知られ、それが漫画にも反映されていると指摘されてきましたが、『チェンソーマン レゼ編』はまさにその集大成ともいうべき内容。
話の始まりから終わりまで、構成、シナリオ、セリフ回し、画面構成、何もかもがここだけ一編の恋愛映画のように完成されており、全11巻ある『チェンソーマン(1部)』の中で最も評価の高いストーリーです。
そんな『チェンソーマン レゼ編』が、ファン待望の映画化することがアナウンスされ、原作を知る人は皆歓喜しました。
『チェンソーマン レゼ編』の映画は、いつ頃公開なのでしょうか。
原作だと何話から何話の話で、肝心のヒロインレゼ役は誰が務めるのでしょう。
ここでは、映画『チェンソーマン レゼ編』の気になる情報をまとめていきます!
映画『チェンソーマン レゼ編』はいつ頃公開?
作中、夜の学校に忍び込みプールで泳ぐ描写やお祭り、台風の悪魔が出て来るので、夏ごろ公開だと内容に沿っていて良さそうな気がします。
映画『チェンソーマン レゼ編』は原作だとどこからどこまで?
映画『チェンソーマン レゼ編』は、
原作漫画の第5巻第39話「きっと泣く」~第6巻第52話「失恋・花・チェンソー」です。
映画『チェンソーマン レゼ編』のネタバレあらすじ
『チェンソーマン』のレゼ編は、僅か14話と短い話ですが、鮮烈に胸に焼き付く内容です。
あらすじ
導入は、デンジとマキマのデートから始まります。
先の戦いがきっかけで、自分には人間らしい心が無いのではないかという疑問を抱くデンジ。
彼が何か悩みを抱えていることに気づいたのか、マキマがデートに誘います。
浮かれるデンジですが、マキマのデートは、夜までひたすら映画をはしごするという映画マラソン。
デンジが想像したデートとはかけ離れており、見させられる映画も二人にとってつまらないものが続きますが、
最後に観た映画のなんでもないシーンで二人とも涙を流し、その映画の感想で盛り上がって、デートは満足のいくものとなりました。
マキマへの気持ちを再確認したデンジですが、ある日、雨に降られ公衆電話ボックスで雨宿りしていると、同じ電話ボックスに駆け込んできた少女と出会います。
それが今回のヒロイン、レゼ。
出会って早々、なぜか笑い出したと思ったら、泣き出してしまったレゼに、デンジは偶然持っていた花を渡します。
笑顔になったレゼは、近くの喫茶店で働いているから、来たらお礼をすると約束をして別れました。
言われて早々、さっそく店に来たデンジに、コーヒーをごちそうするレゼ。
頬を染めた笑顔。妙に多いボディタッチ。「デンジ君みたいな面白い人はじめて」と言われ、デンジはレゼが自分を好きだと確信。
「俺の心はマキマさんのものだ」と言い聞かせながらも、ついつい一週間もレゼの喫茶店に通い詰めてしまいます。
仕事の手すきに店のテーブルで勉強をしながら、レゼは、デンジの境遇を心配します。
まだ16歳のデンジは、学校に通って普通の生活を営むべきだ。それなのに悪魔との戦闘を強制させるのはおかしい、と。
その話の流れから、二人は夜の学校に忍び込むことにします。
夜の学校で、授業の真似事をしたり、服を脱いでプールで泳ぎを教えてもらったり。
デンジの心は急速にレゼに惹かれていきます。
突然の嵐に校舎へ戻り、立ち往生してしまう二人ですが、
トイレに行こうと一人になったレゼは、何者かに襲われてしまいます。
ジェーンは教会で眠った
第43話「ジェーンは教会で眠った」で、校舎の屋上で雨に打たれながらレゼが口ずさむ歌があります。
ロシア語で描かれるその歌は、実在しない歌のようですが、ロシア語としては正しく、どこか物悲しい切ない印象の詩で、SNS上でも話題になりました。
ロシア語と日本語に精通している友人から、許可をいただき掲載させていただきました。43話「ジェーンは教会で眠った」より、レゼちゃんが歌っていたロシア語の翻訳と、かれ也の解説と解釈です。#チェンソーマン pic.twitter.com/NEL5NTdIsi
— 花梨 (@karin5858) January 15, 2020
イギリスの小説家ベティ・ニールズの書いた恋愛小説『二人のティータイム』が元ネタではないか、と噂されてはいますが、結局歌は特定できなかったようで、ロシア語の歌としては実在しないようです。
実在しない外国語の歌を映画でどう再現されるのか、楽しみにしています。
映画『チェンソーマン レゼ編』のレゼ役は誰?
映画『チェンソーマン レゼ編』のヒロインであるレゼ役は、上田麗奈さんが務めます。
数多くの役をこなされている上田さん。例えば、このようなキャラクターを演じています。
- 『鬼滅の刃』 栗花落カナヲ
- 『プリパラ』 黄木あじみ、ジュルル、ジュリィ
- 『ポケットモンスター』 マオ、シロン、マーレインのレアコイル
- 『わたしの幸せな結婚』 斎森美世
- 『わんだふるぷりきゅあ!』 猫屋敷まゆ/キュアリリアン
一歩引いたような地味なキャラクターを、ただの地味さではない存在感で演じることが上手な声優さんですね。
映画『チェンソーマン レゼ編』のまとめ
『チェンソーマン』の中でも評価が高く、始まりから終わりまで一編の映画のようだと言われてきた『レゼ編』。
それがまさか、本当にレゼ編だけ抽出して映画化してくれるとは思いませんでした!
本当に映画になった時にどのように描かれるのか、今からとても楽しみです!
2025年中に公開予定ということですが、できれば夏ごろ公開されると、雰囲気にあっていますね!