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キリトとアスナが生き返った理由は?【SAOアニメ14話】

大人気アニメ「ソードアート・オンライン」といえばアインクラッド編ですよね。

このアニメの基盤となるストーリーがアインクラッド編です。

アインクラッドという世界はキリトがヒースクリフを倒すことで幕を下ろします。

そんなクライマックスの場面で注目されているのがキリトとアスナがなぜ生き返ったのかという点です。

今回はその理由について考察していきたいと思います。

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アインクラッド編あらすじ

まずは、ソードアートオンラインアインクラッド編について軽くおさらいをしましょう。

SAOというデスゲームに突如巻き込まれたキリトはリズやクライン、そしてアスナと出会い生活していきます。

幾度もボス戦に参戦してきたキリトたちでしたが、ある日アスナが所属している血盟騎士団の号令で第70層のボスに挑むことに。

そして第70層のボスを倒した後に血盟騎士団の団長が茅場晶彦であり、SAOというゲームの最終ボスであることが明らかになるのです。

団長であるヒースクリフとの戦いは熾烈を極め、アスナはキリトを庇ってHPが全損してしまいます。

さらにはヒースクリフのチート級の強さにキリトまでやられてしまいます。

しかし、HPを全損しても剣をヒースクリフに突きつけることに成功するのです。

そうしてSAOというゲームはクリアされ、世界が崩壊する最中で死んだはずのキリトとアスナは再会します。

 

キリトとアスナの生き返り理由

キリトとアスナが生き返ったことについてはいくつか仮説を立てることができると考えました。

➀第3話で登場した蘇生アイテムが使用された。

②「You are Dead」の表示から本当に動けなくなるまでタイムラグが存在する。

③ALOの世界のように死んでから一定の間、蘇生が可能である。

④アリシゼーション編で登場する心意システムがこの世界にも存在した。

主にこの4つがキリトとアスナが生き返った原因として考えられます。

それでは、それぞれの説についてご紹介していきます。

第3話で登場した蘇生アイテムが使用された。

アニメ第3話で入手した蘇生アイテムを利用した。

蘇生アイテムの概要

第3話でキリトは黒猫ギルドと共に行動しており、そのギルドメンバーを亡くしてしまいます。

そしてサチという女の子を生き返らせる一縷の望みが蘇生アイテムでした。

蘇生アイテムは、クリスマスイブに出現する背教者ニコラスというボスを倒すことで入手できます。

キリトはそのボスに1人で挑み、クラインの助けもあり蘇生アイテムを手にします。

しかし、キリトを待ち受けていたのはプレイヤーが死んでから10秒以内という酷な使用条件でした。

蘇生アイテムの使用でキリトとアスナは生き返った?

第3話で獲得した蘇生アイテムがヒースクリフと戦っているタイミングで使用されたため、キリトとアスナは助かったのではないかという考えです。

第3話でキリトは「次にお前の目の前で死んだ奴に使ってやってくれ。」とクラインに蘇生アイテムを譲っています。

このときの蘇生アイテムが使用されたと考える人も多いはずです。

しかし、ここで1つの疑問が生じます。

蘇生アイテム説の疑問

蘇生アイテムは2つ存在していたのかという疑問です。

第3話以降では蘇生アイテムについての話は全く出てきていないのです。

キリトとアスナの2人を生き返らせるためには、2つの蘇生アイテムが必要であると考えるのが自然な流れです。

アニメでは放送されていないところで、蘇生アイテムがゲットできるクエストが開催されていたのでしょうか?

蘇生アイテム説は少し謎が残ってしまう仮説かもしれませんね。

「You are Dead」の表示から本当に動けなくなるまでタイムラグが存在する。

続いてはタイムラグ説についてご紹介します。

先ほどの蘇生アイテムがここでも絡んできます。

このツイートで書かれている通り蘇生アイテムが使用できるようにHPが0になってからも一定期間生存していると考えていいはずです。

HPがゼロになってからのタイムラグでキリトはヒースクリフを倒して生き返ったのではないかという説になります。

実際、アニメでは何分も経っているように感じますがそれはアニメの設定ということで置いておくことにしましょう。

いくつかタイムラグについて説明できるシーンをご紹介します。

第3話のサチと第10話のクラディール

この2人が死んでしまうシーンにはいずれもタイムラグが見てとれます。

このシーンを見ると、サチはHPが全損してからキリトに何かを伝えようとしていました。

クラディールの場合はキリトに「この人殺し野郎が。」というセリフを口にする時間はありました。

これらのシーンから推測するにタイムラグはたしかに存在しそうですよね。

しかし、タイムラグ説にも疑問が生じてしまいます。

タイムラグ説の疑問

1つはアスナが死んでから相当時間が経っていたという点です。

そして、2つ目はライトエフェクトが2人ともしっかりでているということも挙げられます。

蘇生アイテムを使うためのタイムラグだとすると10秒だけになりますし、ライトエフェクトが出てしまったら完全に死亡したことになるはずです。

そもそもヒースクリフを倒すことは説明できても、やはり生き返るには蘇生アイテムが必要になってきそうです。

このタイムラグ説の疑問を解消してくれるのが次のALO説になります。

ALOの世界のように死んでから一定の間、蘇生が可能である。

ALOの世界では死んでから、魂が浮遊するようなエフェクトが出現します。

これはキリトが世界樹に挑みHPが全損し、リーファに助けられたシーンがわかりやすいでしょう。

このように長時間の蘇生機関がSAOの世界にも設定されていたと考えるのがこのALO説です。

そのため、ヒースクリフとの対戦の時間に死んでしまったプレイヤーは全員生き返ったのではないかと考えることができます。

では、蘇生期間中にプレイヤーを蘇生したのは誰なのでしょうか?

茅場晶彦…?

SAO世界のGM権限はヒースクリフとして生きていた茅場晶彦が持っています。

ヒースクリフを倒し、キリトとアスナが茅場と対面しているときに気になるセリフを口にしています。

「心配には及ばない。先ほど生き残った全プレイヤー6147人のログアウトが完了した。」というセリフです。

ログアウトの権限は、いわずもがな茅場が持っていたのです。

そして茅場の考えをキリトたちに語ります。

キリトが茅場の想像を超えることができたのはキリトとアスナが愛し合っていたからこその結果でしょう。

そこで、茅場はキリトとアスナと話すためにALOの蘇生システムのようなものを行使したのではないでしょうか。

しかし、茅場の親切心にこの考察の結論が託されてしまうようですよね。

それでは最後にもう1つ説を提唱して締めくくりたいと思います。

アリシゼーション編で登場する心意システムがこの世界にも存在した。

心意システムとは

AOではアリシゼーション編のアンダーワールドにおいてだけ、強いイマジネーションによって戦闘での威力が上乗せされるなど事象のオーバーライドが起こりました。 そしてこれを心意と呼び、心意をマスターしたキリトは、自分の服をアインクラッド時代の黒衣に変化させたり、生身で空を飛んだりします。

この説明のように、心意とは想像力のようなものです。

この心意によってキリトとアスナは生き返ったと考えるのが心意説です。

心意力によって生き返った根拠

キリトがオベイロンにやられかけていたとき茅場が気になるセリフを口にしています。

「私にシステムを上回る人間の意思の力を知らしめ、未来の可能性を悟らせた我々の戦いを。」という言葉です。

人間の意思の力というのが後の心意力にあたるのではないかという考えです。

キリトはヒースクリフを倒す際に、アスナのことを思い出しながら力を振り絞りましたよね。

少し感情論的になってしまうかもしれませんが、この説が最もあり得るのではないかと思います。

アスナが生き返った理由もアスナ自身がキリトを想う故か、キリトが生き返らせたと考えられます。

しかし、人を生き返らせるという超常現象が無敵すぎるいう疑問もあります。

これはSAOの世界では心意システムとして整備されておらず、後に心意システムとして整備されたと考えると納得がいきます。

キリトとアスナが生き返ったのは他の誰でもなく、自分たちの力だったのではないでしょうか。

 

まとめ

さて、ここまで4つの説についてご紹介してきました。

納得できる部分もそうではない部分もあるかと思います。

今回紹介したSAO第14話にまつわる考察は未だに結論は出ていません。

各々が感じたことが正解であると考えることもできるかもしれませんね。

これを機に「ソードアート・オンライン」をアインクラッド編の見直しをしてみるのも面白いかもしれません。

原著:川原礫, 監督:河野亜矢子, デザイン:戸谷賢都, 編集:廣瀬清志, その他:梶浦由記, その他:LiSA, 出演:松岡禎丞, 出演:戸松遥, 出演:水瀬いのり
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