1年を通して放送予定だったアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」はクライマックスを迎え完結しました。
アリシゼーション編ではこれまでのシリーズとは違うアンダーワールドという世界が舞台になっていますね。
さらに、「アリス」という人物がストーリーで重要な役割を果たしています。
ぜひアリシゼーション編のおさらいとしてご覧ください。
アリスのプロフィール
まずは、簡単にアリスのプロフィールを見てみましょう。
本名:アリス・ツーベルク出身:ルーリッド村誕生日:4月9日所属:公理教会整合騎士(アリスシンセシスサーティー)武器:金木犀の剣
アリスはアドミニストレータが支配していた公理教会で整合騎士として生きていました。
アリスの使用する神器は金木犀の剣と呼ばれるもので、完全支配術は刀身を幾千もの花びらに変えて斬撃を繰り出す美しい技となっています。
整合騎士としてはかなりの実力を持つアリスですが、実は整合騎士の前の記憶は失っていたのです。アリスが記憶喪失になってしまった理由とは一体何なのでしょうか?
アリスの記憶喪失の理由
次にアリスが記憶喪失していた理由についてまとめていきます。
記憶を消した犯人は最高司祭
整合騎士は、アドミニストレータのシンセサイズの秘儀によって記憶が封印されることで誕生します。
約30名の整合騎士はもれなくシンセサイズの秘儀を受けています。
シンセサイズを受けることで自分は天界から召喚されたという記憶が刷り込まれ、過去の記憶を失ってしまう訳ですね。
では、アリスが失ってしまった記憶とはどのようなものだったのかをご紹介します。
アリスの過去
アリスは幼少期の記憶を失っていましたが、失われた過去は壮絶なものだったのです。
アリスはルーリッド村でキリトとユージオと穏やかに暮らしていました。
しかし、ある日キリトとユージオと共に氷を採掘しに行った際にダークテリトリーに侵入してしまいます。
侵入といってもほんの少し触れてしまっただけでしたが、アンダーワールドの禁忌目録に触れてしまい整合騎士に連行されてしまうのです。
こうしてキリトやユージオは幼いながらにアリスを失います。
記憶を取り戻したとしても少し辛い過去と言えるかもしれません。
アリスの正体とは?
アリスの正体について
アリスの正体
アリスだけではなく、アンダーワールドで生きる人間は感情を持つNPCでした。
この衝撃の事実には驚かされました。
アリス自身はNPCという概念を持っていないため、キリトと同じように人間であると考えているのです。
ここで1つの疑問が生じます。一体なぜアンダーワールドという世界でアリスというNPCが生み出されなくてはならなかったのでしょうか?
現実世界でのアリス
アンダーワールドという世界は、もちろん現実世界の住人が作った世界です。
そして、その世界を利用したアリシゼーション計画が進行していました。
この計画に携わっているのが菊岡誠二郎という人物で、その目的は軍事運用できるAIを開発してロボットに搭載することでした。
そして、その優れたAIとして選ばれてしまった人物がアリスというわけです。
現実世界でのアリスはAIの「A.L.I.C.E」として扱われていました。
これがアリスを始めとするNPCが生み出された原因です。
なぜアリスは優れたAIとして選ばれた?
その理由はアリスが右目の封印を破ることができたためです。
多くのNPCはと禁忌目録を破ろうとすると右目の封印の影響で激しい頭痛に襲われ、禁忌目録に背くような行動を諦めてしまいます。
アリスはアリシゼーション編の第19話でキリトと戦うことになります。
そこで、キリトと過去についての話をしているうちに公理教会やアドミニストレータに対して不信感を覚えるのです。
そこで他のNPCとは違い、右目の封印を破りアドミニストレータに反旗を翻したことがアリスが選ばれた理由となっています。
右目の封印を破った他の人物は?
アリスが選ばれた理由として右目の封印を破ったことを挙げましたが、アリス以外にもこの封印を破ることができた人物がいますよね。
修剣士時代にティーゼとロニエが、上級修剣士のライオスとウンベールに捕ってしまうことがありました。
この時にライオスとウンベールに立ち向かおうとすると右目の封印が発動します。
しかし、ユージオはこの封印を破りウンベールを斬ることに成功します。
ユージオの他にもダークテリトリー陣営の拳闘士ギルド第十代チャンピオンのイスカーンも封印を破ることに成功しています。
まとめ
ここまでアリスの記憶喪失の理由や正体についてご紹介してきました。
アリスには壮絶な過去があり、その正体も驚くべきものでしたね。
アリスに感情移入すると少し悲しい気持ちになってしまいます。
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