新海誠の最新作。今回は、「君の名は。」で大ヒットして、知名度が一気に上がった新海誠監督の作品をランキング形式で紹介します。
まだ、見たことない方や見たことがある方も楽しんでもらえたら嬉しく思います。
2022年11月11日は、新海誠監督の3年振りの最新作「すずめの戸締まり」が公開されるので、こちらの劇場版公開も非常に楽しみです。
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5位:ほしのこえ
私たちはたぶん宇宙と地上に引き裂かれる最初の世代のストーリーになります。
新海誠によるSFラブストーリーです。
「ほしのこえ」をおすすめする理由
主人公の女の子が宇宙に行くことになり2人は離れ離れになります。
メールでやりとりしていますが、距離が離れるにつれて返信が遅くなり、連絡が取りづらくなるのです。私はこの作品を見て、切なく思い、何年経っても彼女の返信を待つ彼は優しいと思いました。
また、宇宙にいる女の子が年を取らないことに対し、地球にいる男の子は大人になっていく姿を見ると時間の流れを感じました。
メールをしてから次の返信が来るまでとても時間がかかりますが、返信が来た時の喜びは大きいと思います。
おすすめする理由は、2人のやり取りが青春を感じるからです。
4位:秒速5センチメートル
2007年公開の映画で、63分という短い映画ですが、海外でも高い評価を受けている作品で、新海誠監督の作品の中では、最も切ないラブストーリーだと思います。
全ての描写、挿入歌が心が痛く、泣きそうな気持になりますが間違いなく名作です。
「秒速5センチメートル」をおすすめする理由
一本だけでは完結しない物語となっているんですが、最後まで見てもハッキリとした正解は存在していません。
それぞれ切なさがあり印象的な作品です。とくに印象的だったのは「コスモナウト」というストーリーで、少年に恋する少女が自分の気持ちを伝えられずに離れることになってしまったことです。
少女は部活終わりに少年と一緒に帰るために待ち伏せをしたりと可愛らしい一面がありました。
このシーンを見て切なさと彼女を応援したくなるような感情になったのです。
何度も見る楽しみがある作品
最初に見たときは私も分からなかったですが、皆さんの感想や考察などを見て自分なりに解釈をしたことによって楽しくなりました。
物語の中に複線もあり、そこを自分で考察しながら見るのが好きという人にはあっていると思います。逆に物語の中ではっきりとした「正解」が欲しい人には合わない作品なので賛否が分かれます。
3位:君の名は。
ストーリーは主人公たちが入れ替わることから始まり、その入れ替わりはたびたび起こるようになります。
最初は変な夢だと思いつつ混乱の中暮らしてゆく2人ですが、お互いの体の中で暮らして行くうちにいつしか惹かれ合ってゆきます。
映画の中では流星群がおこる場面があり、それがとても美しくこの映画の見どころでもあり、迫力のある場面になっています。
「君の名は。」おすすめする理由
ラッドウィンプスの美しい音楽と、ありがちではありますが面白いストーリー展開が魅力であり子供から大人まで幅広い世代にオススメです。
感動系のストーリーになっており、涙なしでは見れない作品です。
印象的なのは風景です。都会と田舎のそれぞれの魅力を絵で表しており、美しい田舎の風景が心に突き刺さる映像となっています。
水の描き方や、空の描き方が上手でそこにばっちりと音楽がマッチして美しい芸術品のような映画になっています。
アニメ作品の中でも映像や演出の綺麗さが際立っていて、観なければ損といっても良いくらい、誰もが楽しめる作品です。
新海誠監督の作品の中でも、特に大ヒットした作品なのでおすすめです。
2位:天気の子
新海誠の最新作。この映画は新海誠監督の「君の名は」に次ぐ作品であり、子供から大人までが楽しめるストーリーになっています。
登場人物は天気を操ることが出来る力を持つ少女と、その少女と知り合い惹かれてゆく少年です。
ストーリーは、ファンタジーが20パーセントがぐらいであとは現実的なストーリーになっています。
「天気の子」をおすすめする理由
やはりとても背景にごだわって描かれており、お天気のシーンは見ていてすがすがしい気持ちになります。
お天気で自分の心は変わってくるのだと、それは悪いことではないと思えるようになりました。
世界中の人が毎日体験している「天気」というものに左右されていることをうまくまとめていたと思います。
そしてやはり家族は、血のつながりだけではないということを学びました。
血がつながっていなくても家族になることはできるし、そんな小栗旬演じる父親の気持ちが伝わってきて涙しました。
1位:言の葉の庭
新宿を舞台にしたアニメーション作品になります。
高校生の主人公は学校をさぼり庭園に行きますが、そこである女性と出会います。
社会から離れた場所として感じさせる緑の中の空間で、二人はお互いをどこか特別な存在として意識するようになります。
立場も年齢も異なる二人はただ庭園に足を運んでいるということだけが共通点でしたが、それでも十分にお互いを心の支えにしていたのだと思います。
庭園の描写はとても綺麗で、都会の中の自然を感じられます。また建物やお店なども実在するものが描かれていて、新宿に行ったことがある人なら覚えのある場所が多く出てくるでしょう。
「言の葉の庭」をおすすめする理由
今までの新海誠監督の作品でこれを超える作品はないのではないかと思っています。
主人公を入野自由さん、ヒロインを花澤香菜さんが演じているのですが、入野さんのお芝居が本当にすごかった。お芝居で鳥肌が立ったのは本当に初めてでした。
メジャーな作品を見ないオタクの人にも見てほしい作品です。
46分と短い時間での上映なので気軽にみられるとこもポイントの一つ。
映画が長くて飽きてしまうという人にもおすすめします。
実際にある新宿の「新宿御苑」を舞台にしているので、見終わった後には聖地巡礼を兼ねて行ってみるのもいいと思います。
そして雨のシーンの描き方が半端じゃないです。
大人向け作品
男女の切ないストーリーが魅力的で淡い恋心をしっとりと描いています。
新海誠監督について「君の名は。」始まりで見たかたは少し物足りないかもしれません。
それほどまでに作調がかわり大人向けの映画になっています。
新海誠作品おすすめまとめ
今回は、こんな感じでランキングをまとめました。
- 5位:ほしのこえ
- 4位:秒速5センチメートル
- 3位:君の名は。
- 2位:天気の子
- 1位:言の葉の庭
どれもおすすめな作品にはなってきますので、まだ観ていない作品がありましたら、是非一度視聴してみてくださいね。
2022年の11月には、新作映画の「すずめの戸締まり」公開が非常に楽しみです。