オーディブル聴き放題サービスは、月額1500円で12万冊以上の書籍が聴き放題対象になってます。
オーディオブックのメリットは、何か別の作業をしてる時や隙間時間を有意義に有効活用したいという人におすすめしたいです。
しかし、いざどの書籍が良いのか迷ってしまうことも多いですよね。
自己啓発から小説など様々なジャンルを紹介します。
アウトプット大全(樺沢紫苑)
そのとき、つい長い小説を読んでしまうと夢中になってしまうことから『短く読める。すぐ役に立つ。』ことが可能なアウトプット大全がおすすめです。
特に仕事前は、仕事(アウトプット)するために何が大切かが1日1つでもわかると、その日の作業がはがどります。特に、営業でのアウトプットのしかたは仕事をする上で特に意識して聞けました。
意識の高いアウトプットのみならず、リラックスの方法など仕事以外でも役に立つ豆知識がたくさんあるので、ぜひいろんな人に聞いて欲しいです。
劇場(又吉直樹)
言わずと知れた実力派芸人作家の描く、純文学とも言える恋愛小説でした。
ナレーターの低く湿っぽい声も相俟って、又吉直樹本人の実話では?と想像してしまいそうでした。
不器用で、ひねくれ者で、演劇の世界でしか生きられない主人公・永田と、明るくて誰からも好かれるような魅力溢れるヒロイン・沙希、いかにも不釣り合いな二人の恋の行末に胸が締め付けられます。
ラストの台本の読み合わせシーン、とても好きでした。つらく苦痛な恋だったとしても、いつか『ありがとう』と言えるなら、それは当人にとっては大切な恋になるんだろうな、と感じました。
ところどころの表現が滑稽で思わずクスッとしてしまい、主人公を愛おしく思える場面もありますが、端的に言うとクズ男ですので、免疫のない方はご注意を。周りの登場人物もそこそこクズです。ある意味、これでこそ文学だとも思いました。
1%の努力(ひろゆき)
おすすめの理由は「一般的でない通用する考え方」を知ることが出来るからです。
日本人は頑張ることを美徳としています。
ですが、多くの人は本当は世の中の仕組みをよく理解していないまま世論という目に見えないルールを通して頑張っていると感じます。
ところがこの本は世の中の仕組みを見事に言語化して私たちに新たな視点を投げかけてくれています。
その視点を持つことで生活していく際に気持ちが楽になります。
その本がオーディブルという専門家が読み上げてくれ耳から内容が入ってくるのはとても有益。ながら聞きすることで時間も有益に使えるところが気に入っています。
自分を操り、不安をなくす、究極のマインドフルネス。
メンタリストDaiGoさんの書籍です。
彼の本は、全体的に知識をぎゅっと詰め込んでいるため、内容が濃く、科学的なエビデンスもたくさんなため、説得力があります。
本の内容としては、不安、悩み、そういったことに対処する具体的な方法や行動、考え方など、多岐にわたって記載されています。
また、内容が濃いため、耳から聞いた方がより鮮明に記憶に残るのでは?と考えております。
忙しく、つねに多くの情報に晒されている現代人、数ある事柄の中でどれに集中すればよいのか?
そのような議題に対して、答えを出してくれるようなオススメの書籍です。
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
小さいことを習慣にして実行していこうということで、誰にでも取り掛かれる様に執筆されています。
また、ダイエットや禁煙、浪費などどんなシーンでも応用することができるため、非常に汎用性の高い内容を聞き取ることができます。
著者はアメリカ人の方で自ら経験してきたつらい経験や怪我などの出来事を織り交ぜて執筆されています。
どんな困難なことでも小さくてもいいので1歩ずつステップを踏んでいけば複利の効果で大きなことを成し遂げられると思わせてくれます。
聴き放題というメリットを活かし、この本の購入に至りましたが1度聞いただけでは、良い本に出会ったなぁという感想で終わってしまう可能性があります。
執筆されている複利の効果を実感するためには、何度も何度も聞き続けることが大事かと思います。
個人的に自己啓発本でありながら、教材のように内容が濃く勉強しがいのある本です。
三体
三体はSF作家劉慈欣による長編SF小説です。
日本でも翻訳版が大ヒットしています。読み進めてしまえばあまりの面白さにのめりこみあっという間ではあるのですが、全5巻とけっこうボリューミーなシリーズなため中国小説を読みなれていない方、SF耐性に乏しい方はぜひオーディオブルがおすすめです。
特に第一章は文化大革命時代からはじまり、出てくる単語と人名がかなりとっつきにくいです。読んでいて「この人の名前なんて読むんだっけ…?」が無くなるだけで飛躍的に物語に没入しやすくなります。
祐仙勇氏のナレーションが、異世界と近代中国がまじりあう独特の浮遊感を生み出しています。
窓際のトットちゃん
かなり以前に本で読んだことがありましたが、内容は完全に忘れていたので新しい本を読んでもらっている感じで聞けました。
しかも朗読は著者ご自身、黒柳徹子さん。聞きながら物語の内容が映像のようにイメージでき、本よりもオーディブルがおすすめです。
現代にもこんな学校があったら、こんな校長先生がいたらいいなと思います。
出版当時もベストセラーでしたが、今の時代でも色褪せることなく、むしろ今の時代にこそ必要なのかもしれません。
他の作品も目を使わずに読めるのでオーディブルは好きですが、御本人の朗読により、この作品は特にオーディブルならではの良さが一段と際立っています。
まとめ
有料プランになっても、月額1500円という値段で多くの作品が聴き放題なのがとてもいいと思います。
小説は画面や本を集中して読まないといけないという概念を無くし、片手間で読むことができるのは画期的だと思います。
毎月新しい作品が追加されるので、長く継続しても飽きることがありません。
また新しい作品が入っている、と嬉しくなります。
また、Amazonは他の読み放題やプライムビデオなども申し込んでいるので、お会計などの管理が便利という意味でも、魅力です。
それに、オーディブル聴き放題プランに入ってから、費用も節約できているはずです。
通勤、散歩中など常に何かしら聴いたりするといいと思います。
オーディオブックは、1作品1作品購入すると結構割高になるため、利用頻度が高い人には向いています。