今回は、アニメ映画に絞ってオススメの感動する作品を紹介させていただきます。
映画なので、事前知識なし一本だけでサクッと視聴出来ます。
偏ったジャンルだけではなくて、様々なジャンルから本当に感動出来る作品を選びました。
そのため、幅広い年代の方にオススメ出来る内容です。
動画を観ることが出来るサイトも紹介していきますので、視聴の参考になればと思います。
言の葉の庭
新海誠の長編で、入野自由と花澤香菜が声優に起用されてる名作です。
「君の名は。」より「言の葉の庭」のほうが好きという方もいうぐらいで、「君の名は。」から、新海誠作品を知った方にもオススメ出来る作品になります。
言の葉の庭をオススメする理由
とにかく映像が綺麗で雨の日の周りが薄暗い空気感や葉っぱや地面に落ちる水の表現が色鮮やかで、映像を見ているだけでも感動できます。
人生に挫折してしまったり、決断に迷うことは誰にでもあると思いますが、そんな時でも誰か自分の本音を言い合えたり寄り添い会える人がいると心安らぐものだと思います。
主人公は自分と同じように人生に迷う人に出会い、時々元気を貰ってはそれぞれの未知に戻っていきます。
お互いのことをよく知らないからこそ、人は自分のうちを出すこともできると思うのですが、それぞれ自分の課題となかなか向き合えない中で相手と本気で気持ちをぶつけ合う時が一番切なく感じました。
クライマックスのシーンの主人公と女性の関わり方が特に感動するシーンで、主人公を追いかけて家を飛び出し、裸足で駆ける女性の姿がとても泣けました。
全体的に優しい日常感のある映画で、心が温まりながら感動することができるのでおすすめです。
とても素晴らしい作品でした。
聲の形(こえのかたち)
耳の聞こえない少女、硝子と彼女をいじめていてガキ大将の石田が、それぞれ高校生になりお互いに交流を深めていく作品です。
京アニらしい繊細な背景の美しさや丁寧な人間描写は何度見ても泣けます。
「聲の形」原作の漫画は更にリアルにいじめのシーンが描かれていて見るに堪えないものでしたが、映画では一部カットしたり描写を変更しているので安心して見れるところ、ですがリアル感は残したままという制作陣営の素晴らしい表現力が映画だけで見られます。
聲の形をオススメする理由
ただ単に聴覚障碍者へのいじめというテーマだけではなく、いじめっ子の気持ちやいじめを諦観していた人の気持ち、いじめっ子一人に罪を押し付けた人の気持ち。それぞれの罪悪感が色んな目線で語られているのが魅力です。
私はアニメの映画は感情移入しにくく、子供っぽい内容のイメージがあるので大人はあまり楽しめないイメージがありました。
しかし、誰もが学校と言う場所で、少しでも自分に対して周りと違う部分があると、白い目で見られたりイジメの対象になります。
時には周りと違うというだけで、自分が存在することさえ駄目なことのように感じてしまうこともあります。
主人公は耳が聞こえにくいと言うだけで周りに冷やかされますが、決して周りを責めることなく、むしろまっすぐ向き合っていく姿に勇気づけられます。
100%完璧な人間はいないということ、人はみんな完璧じゃないからこそ過ちを認めて反省して前に進めるということを伝えてくれる作品です。
アナと雪の女王
物静かなエルサとは対極的な妹のアナ、夏に憧れる雪だるまのオラフなど、かわいさ満点のキャラが歌う挿入歌に心踊りっぱなし!
アナと雪の女王をオススメする理由
周りと違うこと能力を隠すことで、自分や周りを守ろうとする主人公は、一方的にその能力が知られたときに悪者扱いされてしまいます。
今まで自分と周りのために隠してきたのに、誰にも理解されず、自分らしさもわからなくなってしまい、一人で気楽に生きられる道を探します。
現実世界でも同じ人はいなくて当たり前の世界なのに、それでも周りと違う部分があるだけで悪者扱いされ、自分の心に嘘をついて自分を守る手段を取っても自分らしさがわからなくなり、精神を病みます。
しかし、主人公は周りと違う部分を隠すのではなく、大切な人を守るために利用しようとします。
劇場版フランダースの犬
これを見て泣かない人は、多分、1000人に一人もいないでしょう。
健気で善良だったあの少年とあの賢く健気な犬の物語です。
オススメする理由
ネロの純粋で心優しい性格と、ネロとパトラッシュの絆の強さ、そして彼らのその後の運命を思うと、見ていてとても辛いです。
おじいさんを亡くして、主人公の少年ネロが一人ぼっちになってしまい悲しむシーンや、ラストのパトラッシュとともに、天に召されるシーンは涙なしでは見られません。
ネロを辛い境遇に追い込んだ誤解がやっと解けたものの、その時には既に雪の中に姿を消したネロ。
そのネロを探す、幼なじみのアロアが「ネロ~」と名前を呼ぶシーンは、胸に迫るものがあり、ネロを失った悲しみを一層深く感じさせます。
パンフレットには現地へ行き丹念に再構築をされたとの事ですが、なるほどという素晴らしい作品でした。
美しいとフランドルの風景、心に染み渡る物語。観なくてはならない一本です。
ドラえもん のび太と鉄人兵団
ロボット達の惑星から侵略のため、地球にやってくる鉄人兵団とドラえもん・のび太達の戦いを描いた作品です。
オススメする理由
鉄人兵団側のスパイとして地球にやってきた少女型のロボット・リルルと、しずかちゃんの友情に感動します。
当初は、機械の心しか持たず、鉄人兵団の忠実な部下であったリルルが、のび太達に出会い、また、怪我をしたところをしずかちゃんに介抱してもらう中で、人間らしい心を次第に持つようになります。
激化する戦いを止めるため、自らが犠牲になることも承知で、ロボット達の惑星の過去を変えにいき、自らその作業を成し遂げるリルル。
歴史が変わったことにより、しずかちゃんに見守られながら、消えていくくリルルの姿は、涙なしでは見られません。
ドラえもん のび太の宝島
王道の感動アニメ映画です。
オススメする理由
シリーズの中でものび太たちの絆が一番良く現れている作品で、またしずかちゃんにスポットが当てられた作品でもあります。
他の映画ではしずかちゃんはピンチになる「お姫様」的な役割です。
今回もしずかちゃんが拐われてのび太たちが助けに行くストーリーなのですが、しずかちゃん側の視点に焦点が当てられるのは珍しく、今回は女の子パートと男の子パートがバランスよく盛り込まれています。
一番泣いたのはフロックくんがお父さんに涙ながらに「家族」の在り方を訴えるシーンで、のび太たちの前では強がっているフロックくんがお父さんの前では子どもらしく主張する姿がグッときました。
君の名は。
新海誠監督が練り上げた独特の世界観と映像美と生きる世界の異なるふたりが心を通わせていくストーリーなど、見どころが多数あります。
RADWIMPSの楽曲の使われ方も必見のこの作品で、色々考察なども出来る作品です。
オススメする理由
田舎の女子高生・三葉と、東京男子高校生・瀧が、ある日突然、入れ替わってしまうというお話。
序盤は、入れ替わった二人のドタバタに楽しい展開なのですが、中盤以降、二人を結びつけるもの、その運命などが徐々に明らかになっていくにつれて、二人は大きな運命に立ち向かわなくてはいけなくなります。
二人の関係性も変化し、切なさを感じるような展開です。
音楽も良くて、感動をさらに高めてくれます。タイトルが、大きく意味する二人の絆。
絶望的な状況の中で、彼らにできることを、必死さに行なう二人と、二人を取り巻く人々。
最終的に年数が経って、ようやく二人が出会うことができるラストは、言葉で色々と説明しすぎないところがより感動的です。
ペンギン・ハイウェイ
小学4年生の男の子、アオヤマと近所の歯科医院に勤める年上のお姉さんとの切ない物語です。
アオヤマは近所の歯科医院に勤めるお姉さんに憧れに近い恋をしますが、なぜか突然ペンギンも現れたりとその奇妙な事件の真実をお姉さんと一緒に追っていく。
ペンギン・ハイウェイをおすすめする理由
映像の美しさに加えて、物語のテンポの良さやラストの展開が切なくてとても泣けます。
ラストの世界の果ての景色が幻想的で、美しいけれど懐かしいような、どこか寂しい場所だったのが「お姉さん」を表しているようでとても切なかったです。
解釈によっては悲劇にも見えますが、それもどこか切なくてとても泣けます。
おおかみ子どもの雨と雪
天涯孤独だけれど、明るく笑顔を絶やさない花が、おおかみおとこの「彼」との間に出来た2人の子供を一生懸命育てるストーリー。
おおかみ子どもの雨と雪をおすすめする理由
序盤ですぐに「彼」が狼の姿で殺されてしまうシーンはとても悲しくて涙が止まらないです。
彼が死んでも子どもを育てようと必死になる花の姿もつらいです。
2人の子どもは狼と人間のハーフであるがゆえに、普通の子育てとは違い、周りの目も気になります。
そして子どもたちのこれからを考えた花は田舎へ引っ越すことを決めますが、そこには田舎の厳い現実があります。それでも明るく元気に子どもたちと向き合っていく花の姿はとても感動的です。
思春期の子どもだけでなく、母親や父親が見ても感動して泣ける作品だと思います。
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
まず、「ノーゲーム・ノーライフ」のアニメや原作を見ていなくても見ることができます。
もちろん、TVアニメシリーズを先に視聴しておいた方がより楽しめます。
おすすめする理由
異世界アニメが好きな人ならすんなり入ってくる内容です。
そうじゃない方は一回目は感動ストーリー、二回目は細かい表現に感心すると思います。
内容を簡単に説明すると、テレビ版の時代の6000年前のお話で、まだ地球上にはそれぞれの種による神々の代理戦争が続いていて唯一神の座をそれぞれの種の神が手に入れる為の戦争の話です。
最弱種の人類はどうやって生き残ることができたのかその理由が語られるお話であり、この物語はイマニティの王家誕生のお話であり、唯一神のテトが誕生するまでの話であり、機械と人との愛の物語でもあり、笑いもあります。盛りだくさんの内容です。
心とは何か、人間とはなにかを考えさせられる作品です。
心が叫びたがってるんだ。
心の傷や葛藤、誰かを想う切なさなど、人と人との絆を描いた物語と、誰もが一度は聴いた事のある名曲の数々が、あなたの心を感動でいっぱいにしてくれます。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『あの花』のメインスタッフ(超平和バスターズ)で制作された作品なので、「あの花」ファンなら、観ておきたい作品です。
おすすめする理由
内気な男子高校生がそれを手伝いだんだん心を開いていきます。
母親の酷い言葉が彼女の心を傷付けてしまいます。
少女の心はたまごのように空に閉じこもってしまいます。
おしゃべりな私なんていらないそんな風に思っています。この映画の少女程ではないですが、言いたいこと言えなくなってしまっている人は多いのではないでしょうか。
感情移入できるキャラクターは少女だけではなく、内気な少年、野球を諦めていたボス格の少年、きつく当たってしまったお母さんの気持ちもちゃんと表現されていて素晴らしいです。
ラストのミュージカルでは同時にふたつの歌が歌われ感動します。
シリウスの伝説
精霊の世界で織り成された悲恋です。
かつて世界はきょうだいの精霊の長が仲睦まじく過ごしていた。
その火の女王と水の王を妬んだ風の精霊の王が、二人を仲違いさせたことから悲劇が始まります。
シリウスの伝説をおすすめする理由
火と水は共に過ごすことが許されない世界となり長い年月が経ったある日のこと。次の火の女王となる少女と次の水の王になる少年が出会ってしまうのです。
おずおずと近づき、やがて心を寄せ合います。
「水に映る火がとても美しいわ、火と水が1つになるとなんて美しいのかしら。」ある伝説を知った二人は挑むことにしました。
90年に一度開く花で火と水が仲良く暮らせる星へ旅立とうと。しかし火の女王となる儀式の為二人の夢は叶うことなく終わります。
その花が弾むように開く様子が哀しいです。
二人は死に嘆く女王と王。この悲しい恋への償いとして火と水が和解します。死んだ二人の魂は夢見た星、シリウスへと送られます。考えさせられる珠玉の一本です。
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
青春ブタ野郎シリーズの続編となっています。
そのためこの映画を視聴するにあたりテレビアニメの青ブタを閲覧してから視聴することをお勧めします。
おすすめする理由
キャラクターの思いを考えるととても悲しくなります。涙なしでは見れません。
それぞれの大切な思いが交互して大切な人を守りたいから自己犠牲。
しかし、守りたい人もその人のことを思って自己犠牲。それぞれの思いを救うために時間を超え未来に生きすべての人たちを救う物語です。
実際、大切な人を守ることは難しくそれぞれの思いに共感できるからこそ思いの交差にとても胸が苦しくなります。
みんな幸せになってほしいけどそんなことは難しく自己犠牲。現実でも自己犠牲の精神で生活をしているからこそ胸に来るものがあった。
とても悲しくなったけれど幸せになるために試行錯誤する主人公に励まされたそんな作品です。ぜひ見てほしいです。
ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow
ラブライブ!サンシャイン!!のアニメシリーズの続編となっています。
そのため、こちらも先に「ラブライブ!サンシャイン!」のアニメシリーズを閲覧してから映画を見ることをお勧めします。
おすすめする理由
輝きを見つけるために試行錯誤してやっと捕まえることが出来たと思ったら学校が廃校になる。
そんな中でも挑戦し続け廃校に立ち向かったアニメシリーズ。
ラブライブのドーム公演のため、未来のスクールアイドルのため三年生が卒業した彼女たちがまた新たに輝きを見つけるために走り出す。たくさんの挑戦し続ける気持ち・大好きなことにはひたむきに努力し続ける。
そんな大切な心を思い出させてくれました。また、どんな辛いことがあってもあきらめない彼女たちの姿にとても感動しました。アニメシリーズを見てから見るとさらに感動が倍増します。彼女たちの一言一言がうれしくまた感動します。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
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2002年4月20日に劇場公開された日本のアニメーション映画。
『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ第10作目(映画化10周年記念作品)です。
おすすめする理由
クレヨンしんちゃんのいつものような天真爛漫満載の面白さにプラスして、切ない話を持ってきたらもう涙が止まりません。
結末が非常にやるせない。けど、良かった。しんちゃんの純粋で真っ直ぐな姿にグッときます。
こっちの方が都合がいい、と感情より先に思考が働きがちですが、そんなところにしんちゃんが素直にぶつかっていく場面には何度も感動させられました。
お話もとても深く、見終わったあとに身近にいる大事な人を今一度大事にしたくなる、そんな作品だと思います。
そして空がより青く見えると思います。
劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズは、「Abemaプレミアム」で過去のシリーズが視聴することが出来ます。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
ある日、春日部で「20世紀博」というテーマパークが開催されて、昔のテレビ番組や映画や暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれる遊園地に大人たちは大喜びします。
しかし、子供達しんのすけなどには面白くない。
毎日のように夢中になって遊びに行く大人たちは、だんだん会社に行かなくなったりしていきます。
おすすめする理由
大人になればなるほど非常に染みる作品です。
生きていれば楽しかった時のことを振り返り、その時に戻りたくなるものです。その想いをとても絶妙に作品にされています。
だからこそ今作の敵役を悪者だと言いきれません。悪役をも愛せます。
特にひろしの回想シーンは必見
きっと大人誰もが共感し涙すると思います。
かなり有名な名シーンなので、知ってる人も多いですよね。
振り返りはするけれども、今、大事なものや大事にしたい人がいるんだと再び前を向かせてくれるお話になっています。
それはしんちゃんたちが必死に戦うからこそです。
またしんちゃんたちに教えてもらえます。何度観ても感動してしまう今作は、大人はもちろん家族で見てほしい作品ですし、またその子が自分の子へと受け継がれてほしい作品です。
時をかける少女
青春アニメの中でも泣けるアニメ!
突然、真琴は異変が度々起きるようになり後にタイムスリップをし、時間を戻せること気づくも回数に限りがあるのを知らず好きな時にタイムスリップをしていた。
おすすめする理由
真琴の友達、ちあきが最後に言う、未来で待っている。この言葉に涙してしまいました。
時をかける少女は最後に涙してしまう。そんなアニメです。
最後の最後で全ての意味が分かる。
その意味が分かった時、あなたもきっと涙してしまうのではないかと思います。
そしてこのアニメのいいところは、数年経ってから、もう一度見たいなぁと思わせてくれるそんなアニメです。
泣ける感動アニメ映画おすすめまとめ
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