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SAOプログレッシブ続編ミトのその後はどうなる?【劇場版考察】

SAOミトのその後
ぬこ

映画SAOプログレッシブの続編でミトがどうなるかが気になる・・

それならSAOファンであるワイが考察をまとめてみるお!

この文章を読まれている方のほとんどが、おそらく2021年10月30日に公開された『劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』をご覧になられたかと思います。

2020年にテレビ放映されていたアリシゼーション編が完結し、約1年ぶりにSAOのアニメが観られると喜び勇んで劇場版に足を運び、想像以上のクオリティに衝撃を受けた方が多いのではないでしょうか?

デスゲームと化したSAOを、アインクラッド一層から攻略する様子を深く掘り下げていくプログレッシブ編です。

アニメ版でも触れられたシーンと原作小説の内容、さらに劇場版オリジナルの展開をうまく組合せることで、とても惹き込まれるストーリーに仕上げていましたね。

特に劇場版オリジナルキャラクターであるミトは、初出であるにも関わらず、まるで違和感もなくSAOの世界に溶け込んでおり、アスナというキャラクターに奥行きを与える役割を見事に果たしていました。

そしてオリジナルキャラクターということで、ミトが今後のストーリーにどのように絡んでくるかは未知数であり、様々な考察が湧きあがってくるところであります。

ということで今回は、2022年放映予定の劇場版次回作『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 冥(くら)き夕闇のスケルツォ』において、ミトがどのように物語に関わってくるのかについて考察していきたいと思います。

結論からいうと、次回作の映画ではミトは出番はあるものの、物語の本筋には絡まない程度の登場に留まると考えています。

その理由についても解説していきますので、SAOファンの方は是非最後までご覧ください。

※ここからは『星なき夜のアリア』⇒星アリ、『冥き夕闇のスケルツォ』⇒闇スケ、と略して進行していきますのでご了承ください。

目次

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ミトが「星なき夜のアリア」で果たした役割

闇スケでミトがどのような扱いになるかを考察するうえで、まずは星アリにおいてミトがどのような役割を果たしていたかを見ていきましょう。

ミトこと兎沢深澄(とざわみすみ)は、先述したとおり星アリが初出のオリジナルキャラクターです。

アスナと同じエテルナ女学院中等部に通っていました。

アスナとはクラスメイトで、こっそりと放課後の屋上でゲームを対戦して楽しむ秘密の友達というような関係でした。

家でも学校でも自分を抑えた窮屈な生活を送るアスナにとって、深澄の前では飾らない自分でいることができ、深澄と過ごす時間がとても大切なものとなっていきます。

SAOとの出会い

そして深澄との会話の中で、アスナは近く発売される「ソードアート・オンライン」というゲームの存在を知ります。そして深澄はアスナと一緒にSAOをプレイしたいと熱望しました。

深澄の言葉によりSAOに興味を持ったアスナは、兄が購入していたSAOを見て、逸る気持ちを抑えきれずに、SAOの世界にログインすることとなります。

つまり深澄は、アスナがSAOというデスゲームに囚われることになったきっかけを作った人物といえますね。

原作ではアスナはただ単に興味本位でSAOにログインしてしまったという描写だったので、深澄という存在を絡ませることで、アスナがSAOにログインすることの説得力を持たせる良い演出だったと思います。

SAOにログインしたのちにアスナはミトを見つけて一緒にSAOをプレイしており、そして茅場明彦によるSAOのデスゲーム化宣言を共に聞くことになります。

ベータテスターだったミト

元々SAOのベータテスターであったミトは、MMOゲーム初心者であるアスナを守るために、アスナにSAOの世界のことや戦闘のコツについて教えながら、ともにSAOのクリアを目指していくことになります。

現実世界にいたときから友人であった二人ですが、このSAOで同じ時間を過ごすうちに唯一無二の親友となっていったように感じます。

SAO原作ではアスナは一層では一人孤独に無謀な攻略を繰り返していた描写が先立っていたので、ミトの登場によりアスナがいかにしてSAOの世界に馴染んでいったのかをうまく表現できていましたね。

しかしその後、森で大量のモンスターに囲まれてしまい、二人は絶対絶命の危機に陥ってしまいます。

そしてミトは、アスナが死ぬ瞬間を見たくないという思いと、自分が死ぬことへの恐怖から、アスナを戦場に残して一人で逃げ去ってしまいました。

自分のことを守ると約束してくれたミトが、自分を見捨てて逃げてしまったことは、アスナの心に深い傷を残すとともに、SAOの世界を生き抜くために自分一人でも強くならなければいけないという自立心が芽生えたきっかけともなったのでしょう。

その後のアスナは一人で無謀に迷宮区に突撃しているところをキリトに助けられて、キリトや他のプレイヤーとともに第一層のボス攻略に挑むことになりました。

攻略組プレイヤーの奮闘によりなんとかボスを倒すことができ、アスナとミトはボス戦の後に再び向き合うことになります。

アスナはミトの謝罪を受け入れて和解するのですが、それでもミトと再び旅を続けることは選択せずに、アスナはキリトと共に進んでいくことを決意します。

このシーンはアスナが守られる存在ではなく、自立した一人のプレイヤーとしてSAOと向き合っていくことを覚悟した場面でした。このシーンでのミトの表情は少し寂しそうでしたね。

ミトが劇場版星アリにおいて果たした役割をまとめると以下のようになります。

①アスナがSAOにログインするきっかけを作った

②ゲーム序盤にアスナと行動を共にし、アスナがSAOの世界に順応するサポートをした

③ミトの逃走が、アスナにSAOという世界の厳しさを教え、自立するきっかけを与えた

ミトは、初出のオリジナルキャラとは思えないほど、ストーリーに深く関わっており、星アリの陰の主役はミトであったと言っても過言ではありません。

原作では少し薄味だった箇所をうまく補完しており、アスナにとっても視聴者にとっても、すごく良い役割を果たしていたように感じます。

 

ミトが次回作でどんな風にストーリーに関わるか?

さて、ここまで解説してきたように、オリジナルの初出キャラでありながらかなり重要な立ち回りをしてきたミトですが、次回作の闇スケではどのように物語に関わってくるのでしょうか。

完全オリジナルキャラなので、いかようにも想像できるところなのですが、私なりに2つのパターンをの可能性について考えてみました。

①多少は出番はあるものの、物語の本筋には関わってこない

私の予想としては、次回作でも多少は出番はあるものの、物語の本筋には関わってこないという立ち回りになる可能性が高いと考えています。

先述した通り、ミトが星アリにおいて果たした役割はとても大きいものでありました。ただ逆に大きすぎたと言えるのです。

星アリでアスナに成長と自立を促したミトが、アスナに対してこれ以上影響を与えられるような余地が残っていないのではないかと思うのです。

第一層のストーリーは、ボス攻略がメインとなっていましたが、二層以降のストーリーでは、SAOという世界をより深く掘り下げていくことになります。

ダンジョンの攻略、クエストの挑戦、武器や防具の強化、ゲーム内での娯楽など、より幅広いテーマに焦点が当てられていきます。

また、星アリの最後にチラッと姿を見せたアルゴや、ともにボス攻略をしたキバオウやエギルなど、ミト以外のキャラクターと交流する場面がドンドン増えていきます。

何が言いたいのかというと、ミトとの関わりをより深く描いていくよりも、その他にたくさん触れなければいけないことが満載なので、ミトの話に時間を割いている余裕なんてほとんど無いのではないかと考えております。

もちろん星アリであそこまで活躍したミトが、闇スケになった途端に全く登場しないというのは逆に不自然ではありますので、少しはアスナたちとの関わるシーンも描かれるとは思うのですが、それは必要最低限に抑えられるのではないでしょうか。

②次回作でゲームオーバー(死亡)する

ミトは、原作に登場していないので、いかようにも立ち回らせることができるのオリジナルキャラの良いところであります。

そんな中でファンの間で囁かれているのが、次回作でミトがゲームオーバー=死亡してしまうのではという説です。

確かにSAOというゲームの性質上、死というのは常に隣り合わせにあるので、このような展開に進んでも全くおかしくはありません。

また原作に登場していないキャラゆえに、いずれは原作との整合性をとるためにミトをフェードアウトさせる必要があるのではないかという見方もできると思います。

ただ私はミト死亡説には懐疑的であり少なくとも次回作の闇スケでミトが死亡するような展開は無いと考えております。

1つ目の理由

星アリでミトというキャラが相当気合を入れて魅力的に描かれていたことです。

おそらく視聴前はオリジナルキャラの登場に一抹の不安を覚えていた原作ファンの方々も、視聴後にはミトというキャラの魅力に惹きこまれていたと思います。

私自身もミトというキャラが今後も活躍していくことを期待していますし、安易にミトを死なせるような展開を臨んでいるファンは少ないのではないでしょうか?

お涙頂戴展開にするためだけに、あの有能な製作陣がミトを安易に死なせるような展開を作るとは私には到底考えられないのです。

さらにはオリジナルキャラゆえの自由度の高さもあり、要所でのワンポイントの登場や、ベータテスターだからこそのストーリーテラーとしての役割を果たすことも期待でき、こんな使い勝手の良いキャラクターをみすみす死なせてしまうのはもったいないと製作陣も考えているのではないでしょうか。

2つ目の理由

アスナの親友の死というシチュエーションで、マザーズロザリオ編のユウキとの別れを超えるシーンを生み出すのが相当難しいと思われることです。

ゲーム仲間という枠を越えて、お互いの価値観を変えるほどの深い友情を築いたユウキとアスナの別れのシーンは、ファンの心にとても印象深く刻まれていることと思います。

ユウキがアスナに託したマザーズロザリオというソードスキルは、劇場版オーディナルスケールや、アリシゼーション編でもアスナが使用しており、ユウキの想いがアスナを背中から支えるような演出は見る人を感動させたことでしょう。

私はオーディナルスケールのボス戦で、アスナがマザーズロザリオを放ったシーンで号泣しましたよ。

つまり何が言いたいのかというと、アスナが親友の死に直面して成長するという流れはすでにユウキとの別れで描かれております。

たとえミトがどんな魅力的なキャラであったしても、同じようにその死を通してアスナが成長するというシーンを描くのだとしたら、それはどうしてもマザーズロザリオ編の焼き直しとなってしまうのです。

ましてや原作小説から丁寧に描かれていたユウキとの別れを越えるような感動を、劇場版オリジナルキャラのミトに期待するのはかなり難しいと思います。

ですので、次回作の闇スケでミトが死亡するという可能性は限りなく低いと考えてます。

 

まとめ

ここまでミトが次回作の闇スケでどうなるかについて解説してきました。

そもそもミトというキャラの登場自体が原作ファンにとっては驚きの事態なので、もしかしたらファンの予想を遥かに越えてくる衝撃の展開が待ち受けているのかもしれません。

皆様はミトは今後どうなっていくと思いますか?

闇スケが公開される2022年は、なんと原作の中でSAOのサービスが開始される年なんです。

設定では2022年11月6日にSAOのサービスが始まり、キリト達がデスゲームへ挑む日々が幕を開けることになっています。

ある意味SAOにとってアニバーサリーな年でもあるので、闇スケの公開に際して、なんかしらのイベントが開催されたりするかもしれませんね。

これからもSAOの動向から目が離せません。

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