名探偵コナンといえば、日本の推理漫画作品の中でも、一番有名と言ってもいいぐらいな作品です。
現在、漫画は101巻以上販売されており、劇場版も毎年公開されてるほどの人気があります。
今回は、そんな名探偵コナンの中で登場する名言・名シーンについてまとめました。
名探偵コナンの心に残る名言集
今回の名言は、実際にコナンの漫画を読んでいる人達に好きな名言を聞いてまとめてます。
「バーロー」江戸川コナン
このセリフをコナンくんが使うときの苦笑いなどの表情が好きだからです。
事件などの張り詰めた空気を一瞬和ませてくれるアクセントとが聞いたセリフです。
またコナンくんがこのセリフのあとに事件の真相に迫る確信をついた言葉を発することが多いののも好きな理由です。
このセリフを聞いたらそろそろ事件も佳境に入る犯人がわかるんだなとドキドキ感やワクワク感もより増してきます。
このセリフが出たときはここ一番にアンテナを張ることができます。
「真実はいつもひとつ」江戸川コナン
人気のあるお話では、必ず決め台詞がつきものです。
「名探偵コナン」で一番多く使われている台詞は、この「真実はいつもひとつ」であることに疑いの余地はありません。
このセリフは、どんな難解な事件もコナン達が必ず解決してくれるという視聴者との堅い約束です。これにより得られる安心感はすごいです。
卓越した推理と波乱万丈なストーリー。
そして繰り返される「真実はいつもひとつ」結末は解決で終わるという信頼が、観るもの心をとらえると思います
「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は…殺人者と変わんねぇよ…」江戸川コナン
コナンの原作者である青山剛昌さんの、ミステリー漫画における己の考えがわかるセリフだからです。
飛躍した考えになりますが、当時ライバル社で連載されていた同じジャンルの金田一少年の事件簿に対する皮肉ともとれる一文です。
金田一の犯人が犯行を自供後に死亡するケースが多くあり、読んでいてモヤモヤしたものの正体がわかり、スッと腑に落ちたことを覚えています。
また、コナンの時系列でも月影島の事件で推理を披露後、犯人が自殺します。
コナンは生きて罪を償うよう説得しますが、子供の体では阻止することが出来ませんでした。
コナンはこのセリフの後のコマでその事を思い耽る場面があります。
この悲しみを二度と起こさないために、推理を続ける意思の強さを感じれるので好きなセリフです。
「お前を見せてやるよ 真実ってやつを、この世に解けない謎なんて塵一つもねえってことをな!」江戸川コナン
18巻の大学教授殺害事件のラストシーンにコナンが灰原に言った言葉で、真実はいつも一つというセリフは、コナン自身の信念からきていてコナンはどんな不可解な出来事でも推理することを諦めない。
このような姿勢が彼の魅力であり好きな理由です。
どんな状況でも事件を解決に導いて最後はかっこよくきめる!!
「見た目は、子供、頭脳は、大人。その名は名探偵コナン」
工藤新一が悪の組織に侵入捜査していて、もう一人の仲間に見付かり、毒薬を飲まされてしまい、気がついたら、体が小さくなってしまった。
そして、毛利蘭に名前を聞かれて、咄嗟に江戸川コナンと応えてから、コナンとして、毛利小五郎の家に居候して探偵をしているが、毎回、事件が起こるたびに、小五郎を眠らせて、事件を解決する時にの決めゼリフで、とても、かっこいいなと思いました。いつか工藤新一に戻れるのかなと期待しています。
「理由なんているのかよ。人が人を殺す動機なんて知ったこっちゃねえが人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しなねえだろ。」 工藤新一
蘭ちゃんが殺人者を助けた際のひと言でとても心に響きました。
人が人を殺す動機は殺人者にしかわからないし知りたくないという思いを強く感じて良いと思いました。
人が人を助けるのに理由なんていらないって思わせてくれるところもかっこよくて好きです。
たとえ殺人者を助けるのに論理的な思考、蘭ちゃんの人を助けたいと思う優しい思いに感動しました。
私だったらそこまで出来るかは自信がありませんが、人を助けるのに理由なんてなくても助けていいという勇気をもらえた気がして好きです。
「オメーは厄介な難事件なんだよ!余計な感情が入りまくってたとえオレがホームズでも解くのは無理だろーぜ!好きな女の心を…正確に読み取るなんて事をな」工藤新一
今まですれ違いな片思いをお互いしていて、早く思いを伝えて付き合って欲しいなと思いながらコナンから新一になってロンドンにいる時に蘭が新一に「私の心も推理してよ」と言った時に不器用ながらも新一らしく蘭に告白したのが、ついに来た!って感じですごく自分の中で盛り上がったからです。
なかなかお互い言わなかったのに、新一が事件に例えている感じで蘭の心を読み解くのは難しいというのが、今まで蘭に対して思いを伝えられなかったのかなと裏も読み取れる感じがすごく好きです。
「バーロー、推理に勝ったも負けたも 上も下もねーよ。 真実はいつもたった一つしかねーんだからな…」工藤新一
工藤新一の真面目さが伝わってくるくる明言で感動しました。
ずっと事件を扱っていると、事件の真相を探るのがゲームのような感覚になってしまい、それを探る刑事も警察も手柄をあげるために「事件を解決する」という本来のたった一つの目的を見失ってしまうのではないかと作品を読んでいて感じました。
そのことに対して新一が一石を投じ、読者にも大切なことを思い出させてくれた言葉だと思います。
高校生でこんなことを言える新一が最高にかっこいいです。
「まさかここまでとはな…」赤井秀一
何かどう凄いかは具体的に表現していないのですが、これは赤井秀一がコナンへ向けた一言だと容易に推測できます。
とにかく赤井という人物はスナイパーにおいても凄腕の持ち主であり、頭脳明晰でもあります。
この世界において彼に勝る人物は早々いないでしょう。
そんな彼がこのセリフを言うという事は、それだけ江戸川コナン(工藤新一)という人物が切れ者かが分かります。
とてもシンプルだけど、この言葉の重みと凄みは彼らの関係性を熟知している者ならば痛感すると思います。
「取り憑かれているんじゃない、冒されているんだ、好奇心という名の、熱病にな。」赤井秀一
赤井秀一と工藤新一が初めて会った日の回想シーンの中で、赤井秀一が彼の母親に対して言ったセリフです。
冷静で有能なFBI捜査官である赤井秀一が、自分の死を偽装してまで、黒の組織を追うのか、その理由が伝わってくるセリフなので好きです。
赤井秀一らしい言い回しが特徴的だと思います。
また、赤井秀一という人物の根底には好奇心があるという描写は彼に対しての読者の解像度を上げたと思います。
好奇心によって事件を追うという面ではコナンくんと同じなので、そこが2人の相性の良さの理由なのかもしれません。
「A secret makes a woman woman.
女は秘密を着飾って美しくなるのよ。」ベルモット
ベルモットといえば、この名言ではないかというくらい有名な名言ではありますが、、大人の色気を纏いながらも、女優であり組織の一員という幅広い顔を持ち変幻自在に姿を変え、秘密が多い彼女が言う言葉からこそ、この言葉が幅広いファンに響いており、説得力のあるものになっており、名言として有名なものになっているのだと思います。
個人的に、組織のなかでも特にベルモット推しというのもありますが、女性ならこの名言が好きだと言う人も少なくないのではないかと思います。
「用がなきゃ呼び出しちゃいけないのかね?高木巡査部長?」佐藤刑事
高木刑事と佐藤刑事の恋物語が一進一退の中で、佐藤刑事から積極的に行動することは少なく、積極的に距離を縮めたいという、佐藤刑事の高木刑事への想いが表れている一言だと思います。
特に、高木刑事はコナンご一考に巻き込まれて、危険なシチュエーションに遭遇することが多く、危険な任務に就きひと段落した後に佐藤刑事から発せられる言葉には、とても重みがあると思います(ただ、上記の言葉が発せられたのは、危険な任務に就く前段階ですが….)。
「う、動くな。かずは、その手離したら殺すで」服部平次
京都の百人一首大会が舞台の映画。
服部平次がバイクで突撃しながら、かずは、を助けるシーンがかっこよかった。映画のクライマックスで、火事で燃えさかる建物に突入するが、建物がどんどん崩壊しはじめます。
命懸けの脱出をするときに、後ろにいるかずはに、このセリフを言うのですが、服部平次の、かずはへの想いがわかる名セリフであり、服部平次ファンなら誰しもが興奮するシーンだと思います。
頭脳だけではなく、服部平次の男気が伝わる映画で好きです。
うな重何杯くえるかなぁ
言わずと知れた少年探偵団、元太の名セリフである。
少年探偵団のなかでも体が大きく、みんなに頼られる存在の元太だが、とても素直な性格をしており、みんなのリーダー的存在である。
そんな彼の代名詞が、うな重何杯くえるかなぁである。小学生があまり言わないセリフのような気もするが、彼のキャラクターだがら許せる。
そんな気もする。映画では常に活躍し、時には体を貼り、同級生を守る。そんな元太の1番好きな食べ物は、うな重である。
まとめ
名探偵コナンは、いろんなトリックやカムフラージュで見えなくなったものを紐解いていくと、そこには真実がちゃんとある、というのがスッキリしていて良いですね。
未だに原作漫画が完結してませんが、既に名探偵コナンのオチは決まっていると原作者の青山剛昌先生が発言されてます。